たとえ胸の傷が痛んでも
なんのために 生まれて
なにをして 生きるのか
こたえられないなんて
そんなのは いやだ!
人によって生きる目的はそれぞれだと思う。分からない人も多いと思う。だけれど、辛い思いはしてほしくない、それだけは確かだ。
僕が大学生の頃、せこせこブログを書いていた。2年以上毎日更新した。
別段目立つようなブログではなかったが、一度珍しく何件かメッセージが届いたことがある。
自傷行為をされてる方に向けたもので、リスカをする人は紛争地帯に行くべきだと書いた。
要は、環境を変えて欲しいということ、生きることに必死になれば自傷行為をしなくなるんじゃないかと思ったのだ。
そうしたら、何人か10代の女の子から抗議のメッセージがきた。
大体は、別に死にたくてやっているんじゃない。辛いからやっているんだ、と。
ある子は受験のストレスだったり、ある子は学校だったり、家庭だったり・・・とにかく逃げ場がない。だから自傷行為をしているんだと。
一人ひとりメッセージのやりとりをして趣旨を説明したりした。
いつのまにか自傷行為の子たちの愚痴や将来への展望などを聞いたりしていた。親でもなく、同世代でもなくちょっと年上の知らない人。
だからこそ感情をぶつけられたともいえる。優しさと苦悩、何通かのやりとりだけでも十分伝わった。
僕は反省した。北風と太陽だったら僕は北風で、猛反発を受けた。
そこから、太陽のように心を温めたいと思った。
現代は、人と人が密接でなくなってヘルプサインに気づかなくなっている。
だけれど、僕は人と人が密接になりすぎてもストレスがかかるとも思っている。
それはメッセージをくれた子たちが密接な人間関係でもってかえってヘルプサインが出せない状況であったからだ。
今の世の中、AIが発達してきている。デジタル商品でAIに尋ねればヘルプを案内してくれるサービスなんかも増えてきた。
だけれど、ヘルプって物だけじゃないと思う。
AIでメンタルのヘルプを案内してくれたらどうかなと。
人に言いづらいのならばAIに愚痴でも相談でもして、相談センターなどアナウンスなどに繋げてくれたりする。生き方のヘルプAIそういうものがあっていいんじゃないかなと思うのである。
そんなことを考えていたら最近、こんなサービスを見かけた。
こういたサービスが広まって少しでも救われる人がいたらいい。
なにが君の しあわせ
なにをして よろこぶ
わからないままおわる
そんなのは いやだ!
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