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自分が悪くないなら謝らなくていい

今まで私はすぐ謝って下手に出てしまっていた。

それは上下関係を自分なりに重んじた結果、明らかに上司がおかしいときにも自分が悪いことにして飲み込んだり、あれ?おかしいなって思ったときもうまく指摘できず相手の期待どおり謝ってしまったり、とにかく気づいたら謝りぐせがついていた。社会ってそんなもんだとか思いながら。

このたび、前からずっと責任転嫁をしてきたり、なぜか私にだけやたらと高圧的に接してくる先輩に、ついに声を荒げた。いつものようにつまらないことを大袈裟に指摘してきたので、は?という顔で、すぐに連携し直します。とだけ言って仏頂面で、静かに、お待たせしました。と資料を渡した。

その日の夜はああやってしまった。と思ったし、そのあと数日、おばさんから当て付けのようにハブられていた。周囲のひとからも距離をおかれてた。

いつもの私ならビビるところだけど、え?私このままずっとこうやって意味わかんないモラハラおばさんから虐げられないといけないの?ていうか、こんなおばさんの言うこと聞いてこっちに圧をかけてくるような連中もくだらねえ。勝手にやってろよ。と急な投げやりモードに突入し、かつ単純に忙しかったせいもあり一切こっちから話しかけず業務上必要な対応のみしていたら、

周りの空気が数日の間に明らかに変わっている。今までのなめられている接し方ではなく、一目置かれてる感じ。おばさんも表立っては強く出てこなくなり、少しこちらの顔色を伺ってくる感じすらある。

一目置かれてるっていうのはいい意味の置かれ方でないかもしれないが、今までの明らかになめた接し方をしてくる感じがなくなったのでそれでよい。陰でブツクサ吠えててくれる分には害ないし。

もしかしたら、単に私の感じ方が変わっただけかもしれない。よくわからないが強くなった気がする。

仕事に集中したことによって思いがけず謝らない効能を知ることができた。案外、周りを巻き込んで騒ぐタイプの人って気弱なのかもしれない。変に下手に出すぎるのはやめようと思った。(一番いいのは人ともめないこと!)

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