【書評】振り返るな欲のタンク。フルスピード欲のタンク。
我々が培った道徳心とは
日本人として、あるいは人間としての生き方はこうあるべきだ。
我々は、誰から教わったのだろう。
学校か、授業か、先生か
そう答える人は稀有な存在だろう。
新渡戸稲造「武士道」には
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「私が少年時代に学んだ道徳の教えは学校で教えられたのではなかったから。
私は、私の正邪善悪の概念を形成している各種の要素の分析を始めてから、
これらの概念を私の鼻腔に吹き込んだものは武士道であることをようやく見
出したのである。」
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指導で大切な点
剣道を教える筆者が大切にしている点が紹介されている。
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①自分レベルで判断しない。
②自分の考えを押し付けない。
③子どもたちが、今、何を考え、どう思っているか見抜けるよう心掛け、適
切な対応が図れるようにする。
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「子ども」を「部下」に置き換えても通用すると思う。
「深化」を目指す
「進化」ではなく、「深化」が必要。と筆者は説く。
競技スポーツの選手が若くして引退してしまうのは、「進化」を目指していった結末として、これ以上「進化」できない。
と悟ったから。自ら判断した自己完結ということになる。
その一歩で「深化」とは、求めていった自らの課題に対して、一つの答えを導き出しても、また次の課題を与えられる。ということ。
要は「道」なのだ。
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「進化」から「深化」へ
一長一短に身に付かない「人間力」を磨く。
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あとは、剣道の技術面のことしか書いてないので、興味が湧かなかった。
【今日の格言とツッコミ】
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◇格言
・正直が一番だと子どもたちに教える前に、正直な世界を築く必要があると思う。
◆ツッコミ
・じゃあ、永遠に正直を教えれないね。
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