自分を大事に出来なくて

人のために何かをすることが好きで

誰かに喜んでもらうことが好きで

誰かの期待に応えたくて

僕は時に僕自身を置き去りにして

誰かのために生きてしまう時がある

人が笑っているところを見ると

人が楽しそうなところを見ると

僕は幸せな気持ちになる反面

少し切なくなる瞬間もあって

誰かのために何かをすることは

幸せだけど時に辛くなってしまうんだ

置き去りしてしまった自分が

ある時急に泣き出すんだ

「あの時本当は辛かったんだよ」

「あの時放ったらかしにされて苦しいよ」

「あの時本当は怒ってたんだよ」

犠牲にしてしまった僕自身が

急に僕にのしかかってくる夜がある

それはそれは重たくて

圧迫された心がギュッと苦しくて

過去の自分達に泣かされるんだ

そういう時に思ってしまう

僕はこの世に生きてていいのかな

なんのために存在してるんだろう

僕のしてきたことは間違いだったのかな

気づかないうちに疲れていた心は

思っていたよりもボロボロで

誰かを大切にするよりも

自分を大切にできていなくて

最近少ししんどいからさ

せめてここでは吐き出させてよ

ひとりぼっち夜の闇の中

「もう疲れたよ」って呟いてみた

また涙が出て

最近限界なんだと思った

ごめんね過去の僕

自分を大事に出来なくて