はじまりの神様たちの系図を見てみよう!
こんにちはにゃ!
ツタヱ猫のほのこですにゃ。
今日は、天地の始まりから神様が生まれた流れを見ていこうと思うにゃ!
今日も楽しみながら、ホツマツタエの世界を旅してくださいにゃ〜!
天も地も未だ分かれていない混沌とした宇宙の中に初元の神あり
その名を【アメミヲヤ】と呼びます。
アメミヲヤのウイの一息が、メ(陰)とヲ(陽)に分かれました。ヲは天になり、メは大地となりました。
ヲは、ウツホ(空)カセ(風)ホ(火)を生み、日の輪(太陽)となりました。
メは、ミツ(水)ハニ(土・埴)を生み、月となりました。
「ウツホ」「カセ」「ホ」「ミツ」「ハニ」の五元素が混じり合って『人』になりました。これを【アメノミナカヌシ】と呼びます。
【アメミヲヤ】さまは、原初の神様。全ての源にゃ。アメミヲヤのエネルギーが全てを作ってるにゃ。宇宙そのものにゃ!
アメミヲヤのウイの一息(初めの一息)で、地球の全てが作られたにゃあ。
この、ウイの一息から大地や緑などが生まれた描写も細かく描かれているにゃ。
それは、また今度にゃ。
その中から人の始まりである【アメノミナカヌシ】さまが生まれたにゃ。
アメノミナカヌシさまは、誰か一人というよりかは、人として活動し始めた原始人的な人類のことかと思われるにゃ。
聖書で出てくるアダムとイヴという名前も個人の名前ではなく、原初の人類という意味らしいのでそれと同じですにゃ。
アメノミナカヌシは、多くの子供を生みました。
その中に人々の中心となる存在の長【クニトコタチ】が現れました。
クニトコタチは、皆をまとめてトコヨ国を作りました。クニトコタチには、子供が8人おりました。その8人の御子は、ヤモ(八方・全国)に下りて各地を治めました。8人の御子の名は、【ト】【ホ】【カ】【ミ】【ヱ】【ヒ】【タ】【メ】と言います。8人の御子はサツチ(サ槌)を持って国を治めたので、クニサツチと呼ばれました。それぞれ【トのクニサツチ】【ホのクニサツチ】【カのクニサツチ】と呼ばれていました。
【クニトコタチ(国之常立神)】は、日本書紀では「天地開闢の最初の神」古事記では「神代七代の神」として書かれているにゃ。
クニトコタチさまの時代に入ると家族単位から集落、さらには国という形になり長が皆をまとめ、住みやすいように指揮していくという形が出来上がったですにゃ。
クニトコタチさまの次は、8人の御子が日本の各地に行って治めたにゃ。
「サツチ」というのが、難しいにゃ。「サ」は「清浄な」などの意味があるので・・神聖な槌(木槌のようなもの)で治めた!と、なるのかにゃ?
この「サツチ」で、言うこと聞かないやつを叩いた!のか、土を均したのか・・・難しいにゃ。
ここまでを整理すると・・・【アメミヲヤ】の神は宇宙の根源・全てのエネルギーで、【アメノミナカヌシ】は原初の人類で、人をまとめる長として現れたのが
【クニトコタチ】ですにゃ。さらに全国各地を【トホカミヱヒタメ】の八神が治めたにゃ。
トホカミヱヒタメの八神は、それぞれ5人の御子を産みました。
それぞれの地をその御子に治めさせようとしましたが、それぞれが譲り合って、まとまリませんでした。そこで、トのクニサツチの御子の一人である【トヨクンヌ】が治める事になりました。
古事記では、神世七代の第2代の神「豊雲野神」(とよくものかみ)、日本書紀では天地開闢に登場する神世七代の第3代の神と「豊斟渟尊」(とよくむぬのみこと)と書かれているにゃ。
【トヨクンヌ】の時代、ヱのクニサツチの御子に【ウケモチ】さんがいるにゃ。そのウケモチさんがお米の種をアメミヲヤから授かるというお話も入っているにゃ〜!
本当はいつ頃から稲作が始まったのかにゃ〜?
ウケモチの名はこれから代々受け継がれるにゃ(□代目ウケモチの○○のように)
ウケモチの他にも役職名は色々あるにゃ。この役職名と名前が混同されて、今現在役職名が神様名になってるところも多いにゃ!
そのお話もまた今度にゃ!
ここまでが、原初の独り神さまにゃ。
次は、独り神から夫婦神になるにゃ〜!
お楽しみにしていてくださいにゃ。
今日も最後まで読んでくださってありがとうにゃ。
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