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〈LANSCOPE PEOPLE Vol.08〉プロダクト・マーケティング・マネージャー 武藤諒さん|徹底したリサーチで市場を知り尽くすPMMの視点。LANSCOPEの真の強み

エムオーテックス(MOTEX)デザイン戦略チームです。
MOTEXが提供するサイバーセキュリティのプロダクト・サービス「LANSCOPE」に携わる人たちへのインタビューを通じて、MOTEXの思想やカルチャーを紐解く「LANSCOPE PEOPLE」。
Vol.8は、徹底したリサーチと鋭い洞察力でマーケティング戦略をリードする、武藤諒さんにお話を伺いました。



—— マーケティング本部プロダクトマーケティング部で、武藤さんが担当されている業務について教えてください

武藤さん(以下、敬称略):プロダクトマーケティング部の責任者と、『LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版』のプロダクト・マーケティング・マネージャーを兼任しています。
私が責任者を務めているプロダクトマーケティング部の主な役割は、MOTEXがお客様に提供するプロダクトやサービスを知っていただいたり、理解をしていただくために必要なアウトプットをつくることです。具体的には、提案資料を用意したり、製品サイトにどういったメッセージを載せるのかを考えたりなどですね。また、新製品や新機能がリリースされた時に、それらを販売していくための販売ルールを整備することも私たちの役割の一つです。

—— ユーザーのニーズを掴むためにどんなことをされていますか?

武藤:お客様への製品に関するヒアリングや、サポートセンターや営業メンバーを通じて届く既存のお客様からのご要望、『ITreview』のような外部ソースなど、いろいろなところからニーズのヒントとなる情報を集めています。
あとは、私たちのプロダクトやサービスは、販売店様を通じて販売されていくので、そこから集まる情報も重要です。
競合他社さんが新しい機能を実装したら、その背景にあるニーズを読み解いたりもしています。
そんなふうに、あらゆる方向からなるべく網羅的に情報を集めた上で、それらを噛み砕いて、お客さまのニーズを捉えるようにしています。

—— これまでさまざまなポジションでLANSCOPEの成長や普及に携わってきた武藤さんが感じる、LANSCOPE独自の強みを教えてください

武藤:前身の製品(旧 LanScope An)から携わってきたLANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版の話になるのですが、やはり「製品力」になるんじゃないかなと思います。BtoB向けのクラウドサービスとして10年以上提供していて、1万社以上のお客様がいらっしゃるということは、シンプルに製品力の強さを物語っているのではないかなと思います。
そして、その製品力のベースとなっているのが「安定感」だと思います。この10年間、本当にいろいろな新機能や改良をプロダクトに加えてきましたが、クラウドサービスにおいては、安定して提供し続けられているということが何よりも重要なことだ思います。サービスが急に止まってしまったり、緊急メンテナンスが頻発していると、お客様の信頼は得られませんから。
あと、機能面以外の強みだと、MOTEXが歴史的にお客様との関係を築く意識を持ち続けてきたことは、LANSCOPEの強みに繋がっていると思います。機能はすぐに真似することができますが、お客様との関係性の構築というのは簡単に真似できるものではありません。ありがたいことに、たくさんのお客様たちと濃い関係を築くことができ、それが製品開発やサポートの厚みに繋がっていると思います。


 

—— それらLANSCOPEの強みを通じて実現されたいことを教えてください

武藤:弊社が提供しているツールって、従業員がサボったり悪いことをしていないかを監視するツール、という見方もできると思うんです。
ただ、私たちがLANSCOPEのようなツールを提供する理由は、従業員の方々の行動を監視するためではなく、従業員の方々を、PCやスマホからの情報漏洩や、テレワーク下での過重労働といったリスクから守るためです。
従業員を守るために、ひいては会社を守るために、弊社のミッションでもある「Secure Productivity(安全と生産性)」を提供していければと思っています。

—— 日々の業務の中で、MOTEXのVision/Mission/Value(1〜3)のうち、特に意識しているもの(または好きなもの)はありますか? また、業務の中でそれをどのように実践されていますか?


 

武藤:ひとつ挙げるとすれば『日々に小さな挑戦を。』ですね。ほとんどの業務や仕事って、普通にこなすだけでもある程度成立しちゃうと思うんです。ただ、いつもより少し時間を割いたり、工夫するだけでも、その作業が与えるインパクトの大きさって変わってくるのかなと思っています。「挑戦」という言葉より、「もう少し頑張ってみようかな」という心持ちが大事で、そういった心持ちが成果を大きくすることに繋がるんじゃないかと思っています。

—— 日々の業務の中で感じる、MOTEXの強みや“らしさ”があれば教えてください

武藤:僕が見えている範囲の印象になりますが、もうとにかく真面目で一生懸命だと思います。自分が担当している業務に対して。
例えば、私がわからないことがあった時に「これってどういうことですか?」って聞くと、その回答が、口頭やチャットで一言二言とかじゃなくて、資料やデータを用意して、これこれこういうことで、こういうことなんです、って返ってくるんです。正直そこまで丁寧な回答を期待していないこともあるので、申し訳なく感じることもあります。ただそのおかげで、それならこうしてみない? という新しい発想や、より良い提案が上がってくることもあり、真面目で丁寧で一生懸命なところが、今のプロダクトの販促活動につながっているのかなと思います。
あと、立場や年齢に関係なく挑戦できる文化もありますよね。失敗した場合は評価しないということもないですよね。
(京セラの)フィロソフィ(*)にもあるのですが、「チャレンジして成功した人」が一番いいぞ、と。二番目に評価されるのが「チャレンジして失敗した人」。三番目が「チャレンジせずに成功した人」。次に「チャレンジもせずに失敗した人」と続くんです。
一般的には、「チャレンジせずに成功した人」が2番目にきてもおかしくないと思うんです。結果的に成功してるんだからいいじゃんって思われがちなんですけど、チャレンジしてなかったからダメなんだよって。チャレンジした人の方がいいんだよって。京セラのフィロソフィーではありますが、MOTEXにもそういたカルチャーがあると思っています。

*一番は「チャレンジして成功した人」、次に「チャレンジして失敗した人」、三番目に「チャレンジせずに成功した人」、四番目に「何もせず失敗も成功もしなかった人」、最後が「何もせず失敗した人」

—— 武藤さんが、会社を人格で表すとするとMOTEXとはどんな人になるでしょうか?

武藤:自社プロダクトやサービスに「とにかく愛着を持つ人」ですかね。
自分たちが作るプロダクトやサービスについて、細部にまでこだわりを持って育てていく。会社の規模も大きくなって、今やエンドポイントマネージャーだけでなく様々なセキュリティ事業を展開するようになっても、この芯となる部分は変わっていないと思います。

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