人を魅了するモテ声になるためのボイトレ基礎
やあ、モテニューロンだ。
さて、俺は身長は小さいが、あるものがデカかったりする。
それは
声
だ
女性は大きなものがとにかく好きだ。
背の高い男性、大きな身体、大きなダイヤ、大きな建造物、大きな○○○
とかく大きなものに心を惹かれたりする。
そんな中でも、鍛えていない人が多い/鍛え方を知らない人が多いのが
声じゃないだろうか。
実は自分はボイトレ歴10年以上であり、声に関してはトレーニーと言って差し支えない程には声の専門家であったりする。
ボイストレーナーの経験もあるし、SNSを通じて会ったことのある人からボイストレーニングの依頼を受けて、ボイトレをさせていただいたことも何度かある。
ジムに通い、ボディメイクに勤しみ、素敵な肉体を作り上げようとする人は増えているが、声に関して魅力的な声を作ろうと努力する人が少なすぎる印象だ。
正直言って、声の重要度は
めちゃくちゃ
デカい。
しっかりした発声で喋ることができれば、話の内容なんかより声の良さの方が目立つため、声で勝てるようになる。
さて、ここで有名なメラビアンの法則を見てほしい。
確かに見た目は大事だろう。55%だ。
だが、しかし声についても38%あったりする。
肝心要の話す内容なんてたった7%だ。
髪型やファッション、ボディメイクなどに気を使っている人はたくさんいるのに、声に気を使わない人が多すぎる。
さて、今回のnoteではそんな声についての理解と、さらに良い声にするためのボイストレーニングについて紹介する。
本noteを読むことで、声で魅了するモテ声マスターへの道を突き進んでもらいたい。
このnoteは
のような理由で悩んでいる方には是非目を通してもらいたい。
最後まで無料で読めるので、ぜひ読んで実践してみて欲しい。
まず最初に
声についての理解
皆さんは声についてどのように理解しているだろうか。
なぜ声を発するのかについて考えたことはあるだろうか。
声というのは言わば情報を"伝える"ための"ツール"である。
声は、そもそもは鳴き声から始まって、危険信号や救難信号、求愛の信号などに使われていた。
そこから人類は”言葉”を生み出し、さらに繊細なコミュニケーションを発達させていった。
つまり、声というのはかなり原始的な魅力ポイントなのだ。
背が高いとか、身体がデカいとか、顔がかっこいい
のような、原始的な魅力ポイントに勝るとも劣らないくらいに
声が魅力的というのは生物的に強いポイントなのだ。
さて、ここで一旦、自分の思いつく良い声というものについて考えてほしいと思う。
良い声とは?
考えていただけただろうか?
恐らく、以下のような考えが出たのではないだろうか。
低い渋い声
大きな声
アナウンサーのような声
声優のような声
劇団四季の俳優のような声
響く声
明るい声
さて、これらは全て正解である。
と同時に不正解でもある。
なんでやねん、大きな声は良い声やろがい!と思われる方もいるかもしれないが
しかし、前述したように
声というのは情報を"伝える"ための"ツール"である。
例えばあなたが、大失恋をして死ぬほど落ち込んでいるとする。
その時に
「めっっっっちゃ凹んだ!!!!しんどい!!!!どうすればいい!?」
と大きな声で言ったとしたら、友人たちはどう思うだろうか?
「あ、多分こいつ大丈夫だな。別に寄り添う必要ないな」
となるだろう。
あなたは凹んでいて、友達に相談したり、友達から励ましてもらいたいと思っているのに、元気そうだなと思われて、
自分が伝えたい事と相手の受け取り方が変わってしまうのだ。
だから同じ言葉だったとしても
「めっちゃ凹んだ…。しんどい….。どうすればいい…?」
と小さな声で言った方がより伝わるということだ。
つまり、このシチュエーションでの良い声(情報をハッキリと伝えるための声)というのは
小さく、しょぼくれた声。
ということになる。
これは極端な例だったが、
他にも
アナウンサーの声は明瞭だが極力感情を排した情報を伝えることに特化した喋り方となる。
もしもアナウンサーの喋り方が声優のように感情豊かな喋り方になってしまったら、
ニュースの内容にバイアスがかかることになり、情報が聞き手に正確に伝わらなくなってしまう。
逆に
死にそうなキャラクターを演じなければいけない声優が、アナウンサーのような声でセリフを読んでしまったら、
せっかくの泣けるシーンも台無しだ。
つまり、情報さえしっかり伝えることができれば
大きい声も小さい声も良い声となるのだ。
さて、次の章では更に声について理解を深めてもらうために
声を分解して考えてみることにする。
声の五大要素
良い声とはよりよく情報を伝えることができる声だと前章で説明したが
シチュエーションに応じた声の使い方について、声の5大要素を説明していく。
それぞれの要素について説明しよう。
①大きさ/小ささ(音量)
これは説明しなくてもわかるだろう。
声が大きいか小さいかである。
大きい声であれば、大勢に伝えたいことや、豪快な人物であることを伝えられたりする
逆に
小さい声は、聞かれたくない話をする時や、本人に自信がない時などに使われたりする。
言わずもがな、大きい声の方が自信のある人物像を示すことができるので、基本的には大きい声を使った方がモテに近づくが
センシティブな話題の時などには、あえて小さい声を使うことで
デリカシーのある人間性を伝えることもできるため。
一概に大きな声を使用した方が良いわけではない。
②速さ/遅さ(スピード)
これもわかりやすいだろう。
早口で喋るのか、ゆっくりと喋るのかの違いである。
早く喋ることで、緊急性があることを伝えたり、本人に余裕がないことを伝えることができる。
逆に
ゆっくりと喋ることで、時間に余裕があったり、本人自身にも余裕があることを伝えることができる。
モテ観点で言うとやはり、ゆっくりとした喋り方のほうが余裕を伝えることができて魅力がある。
だが、こちらも例外がたくさんある。
例えば、ボケに対してのツッコミなどは素早い方がボケが死ぬ可能性が少なくなるため
ユーモアセンスの高さや頭の回転の速さを素早いツッコミをすることによって証明し、モテにつながることがある。
また、矢継ぎ早に話すことで相手の思考を遮ることができるので
ストリートなどでマシンガントークをするときなどは
それなりの速さを保った方が相手の集中力を切らさないで済むだろう。
③高さ/低さ(ピッチ)
わかりやすく言うと、甲高い声で喋るか、ドスの効いた低い声で喋るかである。
高い声は、感情をわかりやすく伝えやすい
例えば、ヒステリーに陥った人などはつい高い声を使いがちだ。
怒っている時、悲しい時、すごく喜んでいる時など、感情が高ぶっている事を伝えることのできる声である。
逆に
低い声は情動が落ち着いていることを示している。
できるだけ、低い声を使うことで
大人っぽいね。とか、落ち着いているね。という印象を与えることができるだろう。
しかし、これも例外に漏れず
深い怒りや悲しみ、憎しみ、喜びの場合も
あえて低い声を使用することで、相手により深い心情が伝わることが多々ある。
今までにしゃべってきた鉄板トークの中で、感情をのせることでつい高く早い声で喋っていたとしたら、あえて低い声で落ち着いて喋ってみて
どう聞こえるのか自分で録音して聞いてみると良いだろう。
思いがけない発見があるはずだ。
④音色(トーン)
これはおんしょくと読んだり、ねいろと読んだりすることもある。
ここから少し難しくなってくるが
音色は息の使い方(子音と母音の使い方)によって変化するものである。
例えば
大工の親方が、若手が危険なミスを犯した時に注意を込めて言う
「バカ!!!」
と
恋人が自分の気持ちを全くわかってくれなくて、つい叫んでしまった
「バカ!!!」
では同じ言葉、同じ大きさ、速さ、高さでも音色が全然違ったりする。
前者の親方のバカの言い方は、子音が強調された言い方となるだろう。
バカをアルファベットに分解するとBAKAとなるが
子音であるBの破裂音が強調され
次の子音のKも強調されるため
カの音はカラスの鳴き声の
「カァー(KではなくAの母音が強調されている)」という音ではなく
太鼓の縁を叩くような「カッ」という音になる。
子音を強調することによって、より緊急性の高い音色となる。
後者の恋人が言うバカは逆に少しだけ母音が強調されるだろう。
BAKAの最初にすごく小さいnが入ってくるイメージで
「んバカ!!!」
と言うような感じになる。
こうすることでBの破裂音が少しだけ弱まり、母音のAが強調されることによって
ちょっとだけ丸い音色になる。
なんとなくおわかりいただけただろうか。
※ここら辺はニュアンスの問題なので、文章で説明しようと頑張っている俺を褒めて欲しい。
⑤間(テンポ)
最後に間である。
よく、間が悪いとか間が良いとか言われたりする間であるが、
これは"息継ぎ"と考えても良い。
どんなに早く喋ったとしても、文節の中の息継ぎの部分をゆっくりしてしまっては緊急性がなくなるし
遅く喋ったとしても、息継ぎが早ければ、なんだか忙しなくなってしまう。
また滑らない話や、怖い話などを喋る時には間がかなり重要になってくる。
オチの前にわざと間をつくって、聞き手の続きが気になる…という気持ちを引き出したり
息継ぎをする間もつくらずに、相手を責め立てたりなどすれば、相手は話の中に入ってくることができずに言葉の攻撃をくらい続けるだろう。
おさらい
良い声とは:情報をより正確に伝えることのできる声。
大きい声も小さい声も、どんな声でもシチュエーションによって良い声となり得る。
声の五大要素
これら5つの要素を調整し、組み合わせて、より正確に情報を伝えることのできる"良い声"を作る。
これらはただの要素でしかないので、そこに感情はあまり必要ない。
もちろん感情があった方がやりやすいのは確かだが、
これらは才能ではなく、
声の五大要素をどう操るかのテクニックであるため
技術は伸ばすことが必ずできるし、練習すればする程成長するものである。
よく「テンション上げてけよ〜!!」などと言われたりすることがあると思うが
そんな時はテンションを上げたように聞こえるよう、声の五大要素を調整すれば良いのである。
つまり、
声を大きくし、
少し高くし、
少し早くし、
音色は明るく、
間を短く
すれば良いのだ。
この五大要素の中では、あなたが陽キャだろうが隠キャだろうが関係ない。
そういう声の出し方を学んで練習すれば良いのだ。
例えば役者は、感情を使って芝居をしたりするものだが
感情よりも多分にテクニックに頼っている。
修練してきた声の使い方、身体の使い方というテクニックを用いて
観るものに状況や心情を伝えている。
例えば、大切な人を亡くした人の役をやるとしたならば
本人に大切な人を亡くした経験があろうとなかろうと
どのような声と身体表現をしたら、大切な人を亡くしたことを伝えられるかどうかというのを考える。
その時に感情をつくるのも、もちろん大事なのだが
感情というのは再現性がなかったりするため
ある程度、声と身体の使い方についてプランを決めていたりする。
この記事を読んでいるモテたいと思っている方々は
どのように喋ることがよりモテるのかどうか、もう少しプランを立ててみると良いだろう。
また、巷でモテる人がどのように喋っているかを分析してみると良い。
例えば、ローランドのようなナルシシズムの強いキャラを学びたいのなら
彼の動画を繰り返しみては、どのように声の五大要素を使用しているかを分析してみると良い。
他にもDJ社長のようなエネルギッシュな喋り方を目指したいのなら、それを分析すれば良いし
声と喋り方を分析することができれば、どんなキャラもインストールすることができる。
そして、場に応じて、そのキャラの使い分けをすれば
あなたは最強にモテることに近づけるだろう。
この声の使い方に関しては、前述したように技術であるため
最初から上手くできる人というのは滅多にいない。
よって、人の真似をするならば、それを反復練習すれば必ず上手くなっていく。
さて、声について理解が少し深まったところで
その声の鍛え方について次章では説明していく。
モテ声を作るための基礎ボイストレーニング
発声というのは喉だけでするものではなく、身体全体を上手く使用することが求められる。
例えば、強いパンチを打ちたいという人が拳を鍛えても意味がないように
ただ、声を出してりゃ良いって訳ではない。
声を出すにあたって、丁寧にトレーニング法をお伝えしていく。
脱力
まずは脱力だ。
現代人は身体のどこかに力が入りがちである。
この記事をスマホやPCで見ている読者の方々も
無意識のうちに、首や肩などに力が入ってないだろうか。
身体のどこかに無駄な力が入っている人は、良い発声が出来ていないことが多い。
よって、まずは脱力を学んでほしい。
身体感覚が備わっていない人は、無意識に身体のどこかに力が入っており
さらに、無意識であるために、どこの部位に力が入っているか認識することが出来ない。
このように各部位にめっちゃくちゃ力を入れてから、抜くことにより
身体のどこに力が入っていたのかについて認識することができるし
狙って脱力することができる。
なんか力入ってるかもなあと思った時にはこの方法を使うと良いだろう。
また、各部位10〜15秒くらいで終わるので全身やるにしても
たったの5分で終わるエクササイズなので
夜眠る前の入眠ストレッチとしてもめちゃくちゃオススメだ。
呼吸も深くなり、身体の脱力も推進されるため
自律神経が整い、良い眠りにつくことができるだろう。
モテ声の土台作りにもなるし
良い眠りにより、メンタル強化や、日々の充実度も上がることで
一石三鳥どころじゃないエクササイズだ。
いつも身体のどこかに力が入ってしまっていて、疲れているような方には
控えめに言ってもめちゃオススメである。
呼吸
次に呼吸だ。
よく腹式呼吸が良いと言われたりするが、なぜ良いのか
モテ観点で説明していく。
腹式呼吸といっても、本当に腹で呼吸しているのではなく、呼吸ができるのは肺だけなのだが
どの方向に肺を膨らませているかが、胸式呼吸と腹式呼吸の違いである。
検索してみたら、良い画像があったのでみていただきたい。
胸式呼吸は肺を横に広げることで空気を吸い込むと書いてあるが、さらに限界を超えて息を吸い込もうとすると胸式呼吸の場合どうなるか。
肩がめっちゃ上がる
よく、大きく息を吸いこんでくださいと言うと、肩がめっちゃ上がってしまう人がいるが、その人は胸式呼吸をしていたりする。
そして、この胸式呼吸で肩が上がっちゃうのが何が悪いのかというと
普通にめっちゃダサくね?
ということなのである。
詳しく身体に何が起こっているか、書き出してみると
呼吸のたびに肩が上下し、首がつまり、見た目にも苦しそうになり、
さらに肩に力が入ることにより、交感神経が優位となり、自分自身も緊張していると勘違いし、IQは下がり、ユーモアセンスも想像力も下がり、と悪いことだらけなのである。
また、人は話す時に相手の顔周辺を見ていることが多いが
顔周辺にある肩が上下していると、話の情報よりそっちに頭がいってしまい
せっかく良い話をしていても
👩「なんか余裕がない人だなあ(キモいなあ)」
と思われてしまうのである。
よって、腹式呼吸が推奨されるという訳である。
腹式呼吸は横隔膜が下に下がることによって、肺が下部に向かって膨らみ、それによって内臓が押し出されお腹が膨らむという呼吸法だ。
動いているのは腹部あたりなので、喋っていても違和感がなく
空気量も多く取り込めるため、声の五大要素を駆使しやすい。
また、深い呼吸をすることにより副交感神経が優位になり
余裕感が出て、ユーモアや想像力豊かなトークをすることにも寄与するだろう。
さて、その腹式呼吸を鍛えていく方法を教えて行こう。
S音レッスン
S音レッスンとは、息を歯の裏側に当てて歯の隙間から「スーーーー」とS音を出していくレッスンである。
重要なのは「スーーーー」と吐く息の勢いが一定であることだ。
つまり、最初の1秒の「スーーーー」と
最後の7秒目あたりの「スーーーー」の勢いが
一緒であるように、一定で息を吐き続けることを練習するのだ。
息の勢いが一定でないと「スーーー!!スッスッスススス….」みたいな感じで
最後が尻切れトンボのようになってしまう。
吐く息の量をコントロールできるようになることで、息の五大要素の使い方が更に上手くなっていく。
これも4〜8セットやっても2〜3分なので、夜眠る前に習慣として練習してみると良いだろう。
また、8秒で吐き切る練習とは別に、どんだけ少ない息の量でも良いので
どれだけ長く「スーーーー」と吐き続けられるかを定期的に確かめてみると良い。
1分以上息を吐き続けられる人は、空気を取り込む量が多く、息のコントロールが上手いと誇って良いだろう。
20秒続かない人は息を取り込む量も、コントロールも下手なので毎日練習をして、伸ばしていくと良いだろう。
大体、日常会話レベルなら30秒程度息を吐き続けることができれば
声を使った色々な表現のできる土台があると言って良いだろう。
Z音レッスン
Z音レッスンはS音レッスンと似ているが、今度は実際に声を出し、歯に息を当てるのではなく、声を当てるイメージのレッスンである。
歯に振動を与えるため、唇は少し半開きの状態で、閉じている歯と歯が振動してZzzzzzと鳴っている感じである。感覚としては歯医者で歯にドリルを当てられている時のように感じる人もいるかもしれない。
これはS音と違って、声を出していくので、使う息の量はS音より増えることになるだろう。
試しにS音と同じようにZ音でも、どれだけ長く息が続くかやってみると良いだろう。
S音とZ音は仰向けに寝ながらやってみた後に、立って同じようにやってみると良い。
腹式呼吸は寝ながらの方がやりやすいので、立った時と少しだけ感覚が変わってくると思う。
基本的には、発声は横になっていた方が実はやりやすい。
産まれたばかりの赤ちゃんも、誰にも教えられていないのに、全身を使って大きな声で泣き声を出せている。
試しに四つん這いになって、犬のように遠吠えをしてみると良いだろう。
その後、立ってみて遠吠えをしてみて欲しい。
四つん這いの方が体幹を上手く使えて、通りやすい声が出たはずだ。
その体幹の感覚を、立ちながらでも使えるようになると、通りの良い発声の土台となる体幹の使い方ができるので、覚えておくと良いだろう。
ハミング
ハミングは唇を閉じて、鼻や唇を振動させる声の出し方だ。
まずは唇に振動を与えよう。
喉に手を当ててみて喉が振動しているようであれば、声が低すぎるかもしれない。
少し音程を上げてみて、唇に振動が移動すれば成功だ。
唇に人差し指を当ててみて振動を感じてみよう。
更に音程を上げて、振動を鼻に移動させてみよう。
これも鼻を指で触ってみて、鼻が振動していれば成功だ。
このように響き(振動)はいろんな部位に移動することができることを身体感覚として覚えて欲しい。
低い音程にすれば、胸に響かせることもできるし、高くすればおでこや頭頂部に響きを集めることもできる。
また音程をあまり変えずに響かせる部位を移動させていくこともできるが、これはかなり難しいので割愛する。
とんでもないオペラ歌手とかは腰を響かせることができるそうだ。
「ほら、腰触ってみ、振動してるでしょ?」
とかいう意味のわからない芸当ができるらしい。
人体って面白い。
ま行発声
ついにようやく口を開ける時が来た。
ハミングで唇に集めた響きを解き放つ時だ。
声が通らない・響かない理由は、共鳴がうまくいっていないことが理由であることも多い。
このトレーニングを行うことで、丁寧に口の先に響きを集めてから
発声する練習ができるので、より響きやすい声を獲得することが可能だ。
口を開けて発声した時に、手のひらを口の前に近づけて
手のひらに声の振動が伝わってきていたらかなり上手くいっているので
セルフチェックしながら続けてみよう。
サイレン
声の響きについて説明してきたが、これはギターでいうと
ギターのボディ部分をどのように響かせていくかという話をしてきたことになる。
しかし、実際に音を鳴らすのは喉だ。
つまりギターで言うと弦の部分にあたる。
弦がボロボロだと、どんなに良いボディだったとしてもギターが鳴らないのと同じなので
その弦がよく鳴るようにするためのエクササイズを教える。
喉のストレッチとも呼ばれる方法だが、以下のようなやり方となる。
多分イメージしづらいと思ったので、良い動画を見つけたので以下を見てみると良いだろう。
これの2分50秒〜3分20秒あたりに、サイレンの発声が紹介されているので、これを真似てみてくれ。
通る声を出すための喉のポジション
通る声を出すためには響きが大事だと前述したが、喉のポジションも大事だ。
よく喉が閉まっているように感じている人は、このエクササイズを行うことで
より通りやすい声を獲得することができるだろう。
実際にこのエクササイズをやってみるとわかると思うが
ゆっくりと見上げていくうちに、声の通りが少し良くなったところがあると思う。
そこがあなたの声が一番通りやすい喉のポジションだ。
その喉のポジションを忘れないようにして
普段自分が喋る時の頭の位置に戻しても、喉のポジションが変わらないようにして
喋ると良い。
そうするとめちゃくちゃ声が通る発声ができるようになる。
大きな声を出すためのトレーニング
これまで脱力・呼吸・響きを教えてきたが
ボクサーのパンチが腕と拳だけで放つものではなく
足や腰、体幹の連動によってパンチ力が大きく上昇するのと同様で
声も全身を上手く使って発するものなので、全身の連動が必要になってくる。
ただ、がむしゃらに大きな声を出そうと喉を酷使しても
喉が枯れてしまうだけだ。
身体の連動と響きを上手く使うことで、喉をセーブした上で
大きな声を出すことができる。
大きな声を出すための体幹を使った発声トレーニングを教えよう。
手だけで押すのではなく、全身を使って押すことで、腹筋も含めた全身で発声することができるようになる。
この全身を使って発声するという感覚を掴むのが大事だ。
力を入れるために、重心は腹の下の丹田あたりになり
より大きな声を出せるようになる。
普段からこの発声をしていると、かなり圧が強くなってしまうため
普段使いはあまり必要ないが、クラブや飲み会、大勢の前で話す時などに
この丹田に力を入れた大きな通る声が出せるとかなり強い。
これも毎日練習することで身体感覚が掴めてくるので、毎日やることをお勧めする。
おさらい
さて、ここまで脱力・呼吸・響きのレッスン(Z音、ハミング)・発声(ま行、サイレン)などの基礎トレーニングを教えてきたが、正直量が多すぎたかもしれない。
これらを全部覚えて自主的にやるのは難しいので
まずは脱力と呼吸のレッスンを寝る前にやることを習慣づけることをお勧めする。
声というのは声の出し方やトレーニング以前に、メンタルの問題だったりすることもある。
交感神経が優位に働きすぎていて、いつも身体のどこかに力が入っていたり
緊張するとすぐに喉が締まってしまう人は、まず脱力と呼吸がめちゃくちゃ大事だ。
脱力と呼吸をすることによって全身のどこに力が入っているかなどを認知できるようになると
かなり声の質が良くなってくる。
その上で、実際に声を出すためのトレーニングを行っていくと
鬼に金棒だ。
よって、まずは寝る前の脱力と呼吸だけでも継続してほしい。
声が良くなるどころか、人生変わる。
さて、俺は何度も言っているが
行動の伴わない情報はゴミだ
せっかく読んだあなたの時間をゴミにしないためにも
脱力と呼吸だけでも習慣化して欲しい。
よろしく頼む。
最後に
正直言って、このボイトレnoteは退屈な情報が多かったかもしれない。
他のおち○ぽにダイレクトに訴求するnoteと違って夢を見せてはくれなかったかもしれない。
それなのに、それなのに、
ここまで読んでいただき本当に感謝する。
その熱意に応えねばならない。
発表しよう。
現在、俺はとある恋愛コーチングサービスのコーチを務めている。
「全ての人が恋愛や女性コンプレックスに悩まず、楽しく、自分の人生を生きられるようになる」
をコンセプトに幸せなモテ男を輩出しまくっている。
さて、ここまで退屈ながらも今回のnoteを読んでくれた読者に還元したい一心で、プチプレゼントを用意した。
TwitterにDMで
「無料体験コーチング希望」
と送ってくれた方のみ、
無料体験コーチングをプレゼント(通常価格3,000円)
する。(誰にも言っちゃダメだよ)
なんて言うか、めっちゃサービスしてみたのだが、
良いから、
まずは1時間だけくれ。モテるような人生に変えてみせるから。
それではまたどこかで会いましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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