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ド素人からの自転車ロードレース2戦目でつかんだ小さな手応え

自転車ロードレース、初レースから2週空けた2戦目、川崎マリンデンデューロ2021に出場してきた。

朝は「え!?何で俺がムエタイの試合に出るの?」という夢から目覚め、
ああ、今日は自転車ロードレースの日だったね。
とほっとするほど、2週前の前回レースほど緊張はしなかったのだと思う。
よし、ロードレースに出場することがコンフォートゾーンになってきた感。
確かにムエタイの試合よりは怖くないw

制限時間内を走り続けるエンデューロというレース

出場したのは、1時間エンデューロなので、問題なければ1時間ずっとコースを周回する。
川崎の工業地帯海沿いの扇島東公園の5km特設コースで、海の前で少し湿った風が気持ちイイ。
前回の横須賀ロードレースでは、周りのスピードについていけず、まさかの2周目でDNF(Did Not Finish:途中リタイアさせられる)という洗礼を浴び、20kmレースで5kmも走れてないので、今回はどんなに遅くても1時間は走り切って自分の力を出すことができるのが楽しみ。

そして今回は初レースの妻と参戦

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そして何より、今回は妻がレース初参戦で、同じ1時間エンデューロにエントリー。緊張している様子だが、1人で突っ込んでいった前回よりは、はるかに心強い。ただ、レース前に話しながら緊張を和らげることはできても、レースが始まってしまったら後は自分との戦いでしかない。

今回も1周5kmもある平坦コース、試走で1周やっと走り終えたと思ったらすぐにスタートへ。ヨーイドン砲が鳴り響く。
今回もローリングスタートで800mまでは追い抜いてはいけない方式だが、我々はそのペースにさえついていくのがやっと。。

本番スタートの時には、やっぱり最初から出遅れる。しかも今回は夫婦でビリワンツーか?マジか!

鼻呼吸マジックの徹底でペースをキープ

何もわからず突っ込んで参加した前回と違って、この2週間もちろん何もしなかったわけではない。
仕事と空手の稽古の合間に、荒川河川敷で1時間でどれ位走れるか?と本番想定のトレーニングをしてきた。
特に大きかったのが、筋トレのパーソナルトレーナーから、どうしたら筋肉を持続的に動かせるか?と聞いたら、体幹を入れて、鼻呼吸でどこまで行けるかのトレーニングをしましょう。口呼吸だとすぐに筋肉が動かなくなってしまうとのこと。(理論はあるけどここでは割愛)
確かに前回はみんなについて行こうとするのがやっとで、最初からずーっと口呼吸でハァハァいってしんどかった。

これが今回ものすごく効いたのなんの!
まず、1周目から出遅れたものの、前の集団を無理して追わなかった。リタイアさせられないしね。
レースでもずーっと鼻呼吸を続ける。これだけで無理せず自分のペースを保つことができるのだ。すげぇ!
このまま夫婦でビリワンツーでもイイやという割り切り感も出てきて、一定のペースでいい感じに漕ぎ続ける。

しばらくすると、後方から
「ジーーーー」という音が聞こえ、何だ何だ?と思ったら、
トップ集団が余裕で1周差をつけて抜いてきたのだ。
すごいスピードと勢いで、これはまるで、イナゴの大群。
弱虫ペダルにもこんなシーンがあったねw
プレッシャーが半端なく、道を空ける。
すごいなー、いつかこの集団に入ってやる!と気持ちでは思っても、
もちろん追うことなんてしない。今回はとにかくマイペースでいいのだ。

前の背中が見えてきたら、謎の「いける」感しかない

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すると、4周目辺りから、何と前に背中が見えるでないか。
そう、ペースが落ちてきた前の人に追いついてきたのだ。
これは意外だったけど、シメシメだった。

背中が見えたら、前回横須賀で1人抜いた時の感覚が蘇る。
なぜか「抜ける気」しか起きてこない。コーチングでいうエフィカシー(ゴール達成への謎の自信)だ。
冷静に考えても。こっちは同じペースを落とさず走っているので、このまま走っていればスピード落ちてきた選手を抜けるよね。

こんな感じで、見えてきた背中を抜いていったら、今回は4人抜くことができた。おおー、2週間でだいぶ進歩したぞ!

そうすると欲が出てくるのが、何周回れるか?高い目標として1時間で6周(30km)走り切るぞ!と思って、最後の1周は口が開いてもなりふり構わず漕ぎ続いたものの、6周目のゴールまで200m辺りの所で1時間の合図。ちょっと届かず悔しい。

なんと!データを見てみると、後半につれてスピードアップしているではないか!

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前回から2週間、かなり手応えを掴んだ2戦目となった。
気合いと根性だけではダメで、こうすれば速く長く走れて伸ばしていけるということが掴めてきたのでこれからさらに楽しみだ。

終わってみて、もう次はどのレースに出よっかなー、そのためにはこんなトレーニングが必要だ。その前に、マイバイクをどれにしよっかなー、友達で自転車やる人増やしたいなーなどと、早速次に向けてのアンテナが立ちまくっている。

こう思えるのも、無謀と思われた、前回のレースに勢いで出場してみて、洗礼を浴びたからからこそだと思う。
やっぱりやりたいことで思い切ってチャレンジっていいね。

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やってみたいけど怖い、やったことないチャレンジを通して人生や仕事を大きく変えたい方へ、僕のコーチングで力になれると思いますので、お気軽にTwitterからご連絡ください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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