興味持ってほしい40代

ただいま✋やあやあ✋

ようやくこの世に帰ってきたような気持ちです。
散々夏に振り回してもらい、いよいよ夏から脱獄したような気持ち。

あくまでも私はこの夏、元カレに翻弄されて生きてきたと言っても過言ではないです。それが自分の最大のブレーキであったわけです。ありがとう元カレ。

あのクッキーの一件は記憶に新しいのではないでしょうか?
「余裕のない40代」を見てください。

本編はその続編となります。

40代というものについて最近考えてみたんです。
20代に結婚をして、30代に夫婦で協力をして子育てをしたとしましょう。

40代になると、どんどん子供も友達との時間を大切にするようになり。
自分のお給料もそこそこ安定して「時間の余裕」ができてくるものなんじゃないかと推測。

これは基本的に、一般社会人男性を参考にしているもので職業や人生においてはそれぞれなので全員一緒に、

はい、40代ってこんな感じです。とは思わないでほしいと思っています。

突然ですが、クッキーから「今日飲みなおしせえへんか?」という連絡を頂きました。場所は立ち飲み屋。

私の仕事が終わるのが遅い為、集合時間はちょっと遅めの21時前。
到着するなり、店内は大盛況。クッキーは大騒ぎ。
一発で、あの人はあっこに居るわということがわかる感じ。

「通常運転やな…」なんて溜息をこぼしながら入場した。
俺のツレやねん!俺のツレやねん!俺のツレやねん!
数名に俺のツレやねん!の紹介を終えてビールしか持たされていない私はなんとなく疲れた。

結局舞い上がったクッキーは自爆し私の所に戻ってくることもなくいなくなっていた。私の周りは呼んだ人が潰れるのが日常茶飯事なので何のこっちゃおもなかった。が

クッキーの大学の同級生と仲良くなった。
近頃の失恋とか、私は今でも大好きだから他の人の事を男の人としてみる事ができない。今も泣いてしまいそうなくらい大好きなんだ!って元カレ大好きをまき散らす痛い感じの飲んベイ(アル中)となっていた。

「そういう恋愛は、俺はしたことがない。前の彼氏いいね。こんなに可愛い子に、他所で好きって言われているの知ったら帰ってくると思うのに聞こえない方がもったいないよ。」
👆こんなええ事言ってくれてたんですけど最後にはクソと思うようになります。

共感をしてくれた事に私は凄く嬉しくて、旅行が好きな事とか沖縄に思い出を塗り替えに行く目標がある事とかをツラツラ伝えていた。
いい友達できたかも~とか呑気な私はホロ酔いで帰宅。

呑みの最中に教えたLINEに「俺も沖縄の飛行機予約したからアテントさせてくれる?ホテルもとってないんやもんな?」というものだった…。

正直私はソロ飲みが好きで、現地の人といろいろ1人で喋って歩くのが好きなので迷惑極まりない話だった。

「別に俺の事はほっといて、したいようにしてくれたらいいよ!大丈夫です♪」続いてLINEがきてた。

私は5月から沖縄のフライトを予約していて、仕事場にも連休を絶対に取る報告連絡相談を用意周到に固め
何処に飲みに行くとかもチャキチャキ考えているのに「アテント&すでに飛行機とった」って言うのにストレスを感じて
イー!!!っとなってた。

そこでこう出た「そうなんや~わかった🌺」

しばらく連絡がなかったので、もうこれで私が全く興味ないことわかったやろ♪と安心していたのでした。

それから1か月くらい経過。沖縄2週間前に突入してた。
私のテンションはもう仕事どころじゃないくらい舞い上がっていて
「おっきなわ~!おっきなわ~!♪」とウキっウキ。

🎵🎵~

!?

「そろそろ沖縄2週間前やな!ホテルとったから、ここなんやけど!お酒とかもあるし楽しもう!」

私の為に沖縄に新しくできたホテルを予約した話だった。
これが彼氏だったら相当舞い上がって「愛してる大好き」とかいう所なんだろうけどそうじゃない。
立ち飲み屋で知り合ったクッキーの友達とまあまあええホテルに行く。
あんまよく知らん人。変なアテント…。

やばいんじゃね?💧
そう思ったんです。

「私、何もできないし。何もしてあげられないし。ホテルとかいいです💧大丈夫です💧」

会社の女の子複数名にLINEのアドバイスをもらいながら断っても「ホテル好きに使ってくれていいよ。」「大丈夫だよ」

それの一点張りで何もしないという言葉がない。何もしないという奴ほど信用ない人がいないんじゃない。「何もしない」と文章で言わせる事によって証拠になる。時間。日にち。流れは大切。言わない時点で信用するのは安易だ。絶対これはまずい。

長年の経験が鳴らしている危険信号が赤に変わったので。

「私は自分の甲斐性で沖縄に遊びに行くんです。何もしないこともちゃんと伝えてくれないで、ちょっと心配しかないです。」

上記を伝えたところ案の定

「そういう事を言う男の方が信用ないんじゃないかな?もちろん何もするつもりはないけど、広い部屋に2人だったら旅も楽しいかな?と思ったんだよ」とのことだった。

ちょっと待ってよ。そもそも1人でホテル広い所とれているんだし、私を巻き込まんでもいいだろうがよ。まあでも「もちろん何もするつもりはない」という言葉はゲットしたので揺すってみよう。

「私も考え過ぎたかもしれない。そうしたらちょっと信用してみようかな。」

🎵🎵~

こんなんで信用するってちょろいな。でもまあ沖縄は楽しもう!」





は?

「まさかちょろいとかそんな風に言われるなんて思いませんでした。申し訳ないけど、自分でホテルとっていくつもりで予定を立てた旅行なので大丈夫です✋」

このようにお断りしたのである。大阪に住んで10年。
イケそうでイケない関西の先輩女性陣にどれだけお話を聞いた事か。
ここはスッパリ言わなわからんやろな。それに勘違いしとる。ホテルとってあげたらなんでも大丈夫な感じで馬鹿にされてね?w

何がチョロイん?私にもタイプがあるんだわ。

そんなこんなで沖縄は1人でエンジョイ1日目をすることになった🌺
私は車の運転は苦手だし、お酒を飲んで街並みを徘徊して楽しむだけの旅行にするようにしてました🎵

沖縄に来ている大阪の人と仲良くなって歌って踊って飲んで遊んで
現地の人も巻き込んで大騒ぎしたり
凄く楽しい沖縄1日目を満喫して満足満足。
2日目を迎えた。

翌日には塩分補給するかのように、沖縄の友達のラーメン屋さんへ🌺
行くって言った約束も果たせてよかった🌷

ほくほくでホテルに戻って

🎵🎵~📱

LINEが届いたのは戦いを終えたアイツからの連絡だった。
「もし、よかったらちょっとだけ飲まないかという話

すでにホテルは取っているし、昨日は日頃の反動のように飲んで疲れているし。ここに来てまで喧嘩をしていたって仕方ないだろう。幸いホテルも歩ける距離だし、一緒に飲んでもこれなら確実に帰れる。

時間も全然13時。大丈夫🌟

そんな感じで奴のホテルのラウンジでオリオンビールをキメて、ホテルのサウナやプールを1人堪能し沖縄の夜の街に飲みに行ったのです。

でもなんか終始ついてくるし、ずっと見てるしなんか様子がおかしいけど…とりあえず北海道から観光に来ている美女集団と仲良くなって
奴の目を潜り抜けたりして飲みは終わった。

最後もう一件飲まないか?という提案に、私は自分のホテルの位置を確認して承諾。

ここまで全部上から目線で話をしている私に感じるだろうけども沖縄まで付いてきたのは向こうで、張り切っているのも向こうで、私はそこにちょっとお邪魔している感覚。

それでは最後渾身の40代口説きエピソードをお話させてもらう。

「昨日は凄く寂しく過ごしてた…。俺さ…なんにも知らなかったから失礼な事言ったと思うし…。俺の事何も知らないからこそ、あの言葉が冗談って事も伝わらなかったよね。本当にごめん。」

ツッコミどころ満載のゴメンに
あのちょろいと言う言葉が我慢ならない私は反抗に出た。

「親しき中にも礼儀があって、少なくとも私より長く生きているわけだから尊敬しないといけないとは思っている。だけど、言ってたようにまだお互いの事を知らない。知らないのにチョロいと言われるなら一緒にいたくないですよ。後にも先にもホテルが同じと言う時点で警戒しないのもおかしいし。付き合いも長くないですし」

ここでイラっとした40代の回答。

「一応立ててはくれるんだ?でも俺が沖縄行く話は立ち飲み屋でしたでしょ?お店教えてくださいって言ってたし楽しくできたらいいなって思ってたから。会いにきたんだよ。それでシャンパンも開けたのにそんな言い方されるんだ。」

ちょっと待て

「お店は教えてくれたら行くので、行った報告はできますし。楽しくできたらいいなって言うのは、私もそう思ってます。もともとホテルも1人でとるつもりだし1人で楽しむつもりでした。後から合流も楽しいって思ってました。会いに来てくれたのはそうかもしれないけど、会いに来たいと思ったのはそっちですよね。シャンパンに関しては、「飲む?あるよ」って言っていて「飲んでいいならいただきます。」その言葉に恩を着せられるんだったら別に最初からそんな事しなくて良かったですよ。」

最高潮に達している40代

「そっか、じゃあ元々俺に興味なかったってことね。帰る?送るよ。」

なにそれwww最初のゴメンどこw興味なかったけどw
ずっと興味なかったけどw

とか思いながら「あ、大丈夫です。近いから。」

ここで切り返し40代「いいホテルだよね?そっちも。本当は帰らせたくないよ。一緒にいたいよ。一緒に俺のホテルに帰ろうよ。」

なんや。往生際悪いな…。と思って「ごちそうさまでした。私は…元カレの事を思ってここまで来たんです。私は何もできないです」と言い残してホテルに戻ったのである。

その朝に私は故郷へ…相手は宮古島へのフライトの時間が同じだった為、タクシーで空港まで送ってくれた。

男の人は一晩寝たら忘れるんだろうか。清々しい顔をしていたが、どのタイミングで私が「あなたに興味があるんです」という感じを醸し出してたのかは謎である。「こんなに可愛い子に、他所で好きって言われているの知ったら帰ってくると思うのに聞こえない方がもったいないよ。」って言ったくらい君に興味なかったんだよ。申し訳ないけどな!

無事何事もなく終えた沖縄であったが
この男のリベンジ~大阪物語~へと続きます。


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