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noteはわたしの秘密基地になった

noteをはじめて、1か月が経った。

noteは最初の予想を大きく裏切って
わたしにたくさんの変化を運んできてくれた。

noteをはじめたきっかけは、
副業を始めようと思って1台のノートパソコンを買ったことだった。

写真が好きだし、文章を書くことも好きだったから
ライターもいいなと思ってライターの始め方を調べた。

ライターになるには、ポートフォリオなるものが必要らしい。
ブログを運用するといいと書いてあったのでわたしはnoteをはじめた。
ライターを目指すなら、有益な情報を発信するといいと書いてあったけど
なんだか続かない気がしたので、とりあえず好きなことを書くことにした。

毎日文章を書き続けるのもハードルが高い気がして、
noteは”わたしの写真展”ということにした。
写真展に文章もおまけでついていることにしたら
さぼってもマイナスにならなくて1回でもやればプラスってことだから。

1か月経った今、文章を書くことが好きだと知った。
そしてnoteは写真展を超えて、わたしの秘密基地になった。

秘密基地の主であるわたしは、毎日気の合う友人と
集まって、秘密を楽しむ。

ここでわたしは、空想する魔法使いになったり
写真家になったり哲学者になってみたりする。

noteをはじめて、大好きな友達がわたしの文章のファンだと言ってくれた。
普段連絡をとらない友達とnoteで繋がって
彼の文章を読んで今まで知らなかった一面を知った。

顔も知らない素敵な文章を書く誰かが
わたしの誕生日を「おめでとう」と言ってくれた。

空も飛べると無邪気に信じていた子どものころ、
わたしは何者かになるんだと信じて疑わなかった。

いつからだろう、
何者にもなれないと諦めるようになったのは。

noteをはじめたとき、
”クリエイター”の文字がくすぐったくて居心地が悪かった。
そういう称号は誰かが認定してくれて初めて使っていいもので、
わたしに与えられるものではないと思った。

今日から、わたしはわたしの秘密基地の入り口に
クリエイターという表札をひっそり掲げる。
まだ少しくすぐったいその名前は前ほど居心地が悪くない。





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