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仕事終わり、港を散歩する

社会人1年目、仕事に慣れなくて
残業したり悔しい思いをすることも多かった。

コロナで友達とは気軽に会えなくて
ひとりで家に帰る気分にもなれないときはよく
近くの港を散歩した。

仕事を待つ船


港はいつも波が静かにゆらゆら揺れていて
一緒にゆらゆらする船をみると心が落ち着いた。

落書き


誰かが書いた落書きを見つけた。

夜の港は、ウォーキングをしている人とか
友達とダンスの練習をしている子とか
手を繋いで散歩する恋人とかいろんな人がいた。

タワー

ここのシンボルみたいなタワーは、
いつもピカピカ赤く光っている。

展望台に登れるらしいけど
コロナで立ち入り禁止のまま入る機会はなかった。

かえりみち

帰り道いつも、猫が寝ていて、
隣に座ってちょっと撫でたりする。

無視されるけど逃げるわけでもなく
そっぽ向いたまま撫でられてる猫は気位が高い。

今はもう懐かしい電話ボックス

電話ボックス、いまはもう見かけることが減ったけど
まだ現役がいた。

九州に住んでいた時は、海なんか珍しくもなくて
つまらない街、と思っていたけど
東京にきて海や港をしばらく見ていないと
ふと思うとどうも落ち着かない。

そういうとき、心に故郷が染み込んでるみたいで
不思議と嬉しい。

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