傀儡后/牧野修

読了日2019/2/1
隕石の落下により、土地としても環境としても大打撃を受けた大阪の地。栄えるのは腐敗と混沌。そこで生きる美青年、探偵、謎の美女、金持ちたち。禁じられた土地へ人々が足を踏みれたとき、背化は終わりに向かう。専門学校の先生が「皮膚の外は異界」と言っていたのを思い出す。衣服さえもはや人には皮膚同然である。世界が終わる系のSFは初めてなので初体験を捧げた一冊。

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