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サッカー移籍市場で考える、1社目の選択と転職

こんにちは。体調を崩してダウンしてました。
季節の変わり目はほぼこんな感じなので、年で4回はマストでダウンしてる気がします。


自分は小中とサッカーをやっていたのですが、怪我をしてやめまして(王道パターン)。
そこからめっきりサッカーは観ていなかったんですが、昨年のロシアW杯をきっかけにまたどハマりしました。

今では月2,000円を払ってDAZNに契約してます。笑

で、社会人になってからサッカーを観ると色々ビジネス視点で見えてくることがあってさらに面白いなーというのが今日この頃でして。

今回はサッカーの移籍市場と社会人のキャリアデザインを比較して、1社目の選択を新しい視点でお届けしたいと思います。





サッカー選手は転職で給料を上げていく

サッカー選手にとっての移籍は社会人にとっての転職のようなものです。そう考えると、プロサッカー選手で転職をしない人はあまりいないと言えるくらい、サッカー業界では移籍が頻繁に行われています。
さらに多くのサッカー選手は移籍を利用して給料を上げていくパターンが結構見られます。

事例として現在世界最高峰選手であるクリスティアーノ・ロナウドのキャリアを見てみます。

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クリスティアーノ・ロナウドの移籍と年俸
❶スポルティングCP→ほぼ無給
❷マンチェスターU→約8〜16億円
❸レアルマドリード→約18億〜60億円
❹ユヴェントス→40億円

現在のユヴェントスでは年俸が下がっているようですが、それ以外は毎度移籍するたびに年俸を上げていることがわかります。



終身雇用が崩れ始めたとはいえ、日本人にとって転職はまだまだネガティブな印象があるかもしれませんが、サッカー業界において転職は当たり前、むしろ年収を上げていく手段として用いられているのです。


では、どうしたらサッカー選手のようにポジティブな転職を繰り返すことができるのでしょうか。





サッカーの移籍構造

クリスティアーノ・ロナウドのようなキャリアを形成するにはどうすればいいのか、サッカーの移籍構造を紐解いて考えてみます。
とはいっても年収60億円は夢のまた夢ですが。笑


サッカーの移籍構造をものすごく簡単に解説すると、以下の3ステップの繰り返しです。

STEP1 在籍チームで活躍をする

STEP2 強いチームからオファーが来る

STEP3 年俸交渉をして移籍

これを繰り返すことでサッカー選手としての市場価値を上げていき、より強いチーム、より高い年俸を目指していくという構図です。

ここで最重要なのは、STEP1の"在籍チームで活躍する"という部分です。これがないと絶対にステップアップできません。
クリスティアーノ・ロナウドも在籍チームで結果を出しまくって、名門クラブを渡り歩いてます。


つまり、転職でキャリアアップしていくために最も重要なのは、在籍している会社で一定の成果をあげるという部分です。






活躍可能性を上げるために1チーム目(=1社目)の選択を考える

在籍しているチーム(会社)で活躍することが、キャリアアップで重要なことだということはわかりました。まあわりと当たり前なことですよね。
ですが、これ視点を変えると、活躍できるチームを選ぶことが重要だということにもなります。

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ここでもう一度、クリスティアーノ・ロナウドの移籍歴を見てみましょう。

❶スポルティングCP
❷マンチェスターU(イングランドの名門)
❸レアルマドリード(スペインの名門)
❹ユヴェントス(イタリアの名門)

世界最高のプロサッカー選手と言われるクリスティアーノ・ロナウドですら、最初に在籍していたチームは名門で有名なチームではなく、後のチームと比べると、あまり強くないチームにいました。

クリスティアーノ・ロナウドだけでなく、どんなスター選手もまずは小さなクラブから始めていることが多い傾向にあります。
この傾向こそが社会人がキャリアアップしていくために必要な要素をあらわしています

最初からいきなり名門のめちゃくちゃ強いチームに行っても、そこには実力者ばかり。試合に出られる確率は低いのが関の山です。
そして試合に出られないということは、活躍ができない。また、出られたとしてもレベルの高いチームの中で目立つことは難しい。
だから自分の実力を考え、試合に出られて活躍できる可能性がある小さなクラブからキャリアをスタートさせることが多いのです。

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これを社会人に置き換えて考えてみると、
規模が小さく若いうちから裁量を持って仕事ができる無名企業をあえて選び、そこで実績を上げることによって自分の市場価値を上げる。そしてステップアップのために転職をしていく。というようなキャリア戦略となります。

つまり弱小チームをあえて選ぶというのも一つの選択肢だということです。





大手企業や有名な企業に新卒入社して、同じ場所で頑張り続けるという価値観もありますが、

1社目を戦略的に選び、転職によって給料を上げていく

こんな考え方でキャリアを形成していくのもアリなのではないかと思います。

また、新卒で憧れの企業に入れなかった方も、サッカーの移籍構造と同じように自分の市場価値を上げていくことによって数年先、給料が上がった状態で入社を狙う。というのも有効な手段なのではないでしょうか。





いかがでしたか?スポーツ業界をビジネス視点で見てみると色々と発見がありました。今日書いたこと以外にも発見したことがあるので、またサッカー視点でキャリアを考えてみる記事を書いてみようと思います。

久々の更新となりましたが、いいねやシェア等よろしくお願いします!
こちらからは以上です。




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