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ゲストハウスで住み込みボランティアはじめてみました#day1

お久しぶりです。モロヘイヤです。

いろいろとあって、つい今月から無職になり、神戸から一旦横浜の実家に戻ったものの、ほとんど何もすることがない日々が辛く、つい昨日からゲストハウスで住み始めた。

「いろいろとあって」というのは今後何するかはまだ決まっていないことが多く、今は書く気持ちになれないので省略する。

ゲストハウスに住むことになったワケ

学生時代から旅行する時にゲストハウスに度々宿泊し、ゲストハウスというものに憧れを抱いていたため、一度働いてみるというのは面白いのではないかと思った。それと、何もすることがないままに実家にいても、毎日無気力状態になってしまうので、とりあえず環境を変えたかったというのがここに住み始めた主な理由だ。実家にいながらアルバイトを探すという選択肢もなくはなかったが、次に考えているステップまでの期間がそれほど長くないため、仕事探しに時間を割くくらいなら何か「体験」に時間を使ってみたいと思ったのだ。

つまり私は今、いわゆる「キャリアブレイク」の期間にいる。このキャリアブレイクという言葉を知ったのは、ネットで離職期間について調べていたときにたまたまたどり着いた「キャリアブレイク研究所」のおかげだ。「無職」に対してネガティブなイメージを持ってしまいがちだけれど、ポジティブな側面もたくさんあるという考え方が、自分の気持ちを軽くしてくれた。

ゲストハウス初日

さて、前置きが長くなったが、昨日がゲストハウス初日だった。
東京の上野の近くのゲストハウスで、少し働きながら住まわせてもらう。毎日昼食と夕食が出て、週末は朝ごはんも食べられる。住居と食事代で給料は相殺という形なので、一応「ボランティア」みたいな感じだ。

私と同じ「無給」のスタッフが私以外に3人いて、同じ部屋で寝泊まりしている。共同生活はイスタンブル留学時以来だから少し緊張していたが、今のところみなさんいい人そうでひとまず安心。もちろんストレスが溜まるとしたらもう少し時間が経ってからだとは思うが。

初日は午後のシフトだったため、トイレ掃除やチェックイン業務のお手伝いをしたあと、他のスタッフと夕食休憩。スタッフ手作りのご飯は家庭的な味でとてもおいしく、お話ししながら食べた。やっぱり料理を囲んで人と食べるご飯の時間って心の健康のためにいいなって改めて思った。

夕食後は引き続きチェックインの手続きをしながら、ゲストが集って語らう「リビングルーム」といわれるコモンスペースでひたすらおしゃべり。ここではゲストとの交流も業務の一つとみなされている。

スイスから訪れた女性の、日本に対する情熱の話に耳を傾けたり、ノルウェーから来た男性におすすめのWagyuの店はないかと訊かれるも、Wagyuなんて普段食べに行かないから何もおすすめできず、「神戸はどう?」と訊いてきたから「そしたら神戸で食べてみるのがいいかもしれない」なんてことを伝えたり。結局その方は昨夜お寿司屋さんに行って「おまかせ」を食べたらしく、とても満足した様子だった。

スイス人の女性は日本に来るのが2,3回目(?)らしく、(いろんな人といろんなことを喋るとどうしても細部まで話の内容を覚えていられない。記憶力と英語力の問題…)、お抹茶の体験、着物の着付け、原宿で買い物などなどすでにいろんなことを経験しているそうで、「スイスに比べて日本は歴史が長くて、特に京都はmodernとtraditionalが共存していて面白い」なんてことを喋っていた。日本人のお友達の兄弟(?)がGeisyaを知らなかったことにびっくりしたみたいで、「我々はもっと自分の国のことを勉強しなくちゃだね」なんて私が話したら、「勉強するというより、興味を持っているか否かの問題だと思う。もしかしたら彼はどこかで学んだのかもしれないけれど、興味がなかったから忘れたのかもしれないし」と。本当にその通りだと思った。今日もひとつ大切なことを学んだ気がする。

彼女はスイスで普段はウェイターとして働きながら、1ヶ月とか長い休みを取っては世界中に旅に出かけているみたい。「スイスから来たら日本はすべてが安いでしょ?」なんて訊くと、「物価も安いけどその分給料もスイスに比べたら低いでしょ?逆にスイスは給料は高いけど物価も高いから」といって、月収が日本円で約66万円だと教えてくれた。ダイビングが趣味みたいで、「明日は神田にダイビングの用品を買いに行くんだ」なんてことも教えてくれた。「スイスに来たら私の家に泊まれば宿代は浮くよ」なんて言ってくれて、早速いい出会いに恵まれた初日でした〜


さてさて長々と綴ってしまいましたが、せっかくの貴重な日々を可能な限り記録しておきたい所存で、できるだけnoteの更新頑張ろうと思います。
よかったら読んでくれたらうれしいです☺️

2024/06/13 モロヘイヤ



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