レッスンレポート〜クレッシェンドとデクレッシェンド
こんにちは。
日頃の寝不足のツケが来て、頭が回っていないモロエです。
さて。
今日のレッスンレポートはクレッシェンドとデクレッシェンドについて。
それぞれの意味をおさらいすると、
「クレッシェンド」⇒だんだん大きくする
「デクレッシェンド」⇒だんだん小さくする
ですね。
クレッシェンドは盛り上げる、迫ってくるような演出でよく使われていて、
デクレッシェンドは落ち着かせる、遠ざかっていく演出でよく使われます。
で、僕たち演奏者がこの記号を見たとき、約90%の人がやってしまうミスがあるんです。
このミスに気がつくだけでも、曲が今よりもっとカッコよくなるので、是非覚えてくださいね(*^^*)
そのミスとは…
この記号を見た瞬間、大きく(小さく)してしまうことです。
先程も申し上げたとおり、この記号は「だんだん」大きく(小さく)する記号です。
そう、『だんだん』です。
ところが、我々は演奏中はとっさの判断が要求されているので、この記号を見た瞬間「あ、大きく(小さく)するやつだ!」と思ってしまい、体が反応しちゃうんです。
【クレッシェンドとデクレッシェンドの攻略法】
だんだん大きく(小さく)する記号なので、その「だんだん」にもゴールがあります。
じゃないと、延々と大きく(小さく)なりつづけちゃうもんね。
で、そのゴールはもちろん、この記号の右端です。
その右端に当たる場所がゴールなので、そこに向かって大きく(小さく)していけばいいんです。
これは意外と計算が大事で、「あの辺りでゴール(一番大きくなる)のなら、今はコレくらいにして、次の小節にいったらコレくらいにしよう」みたいに、
つねに冷静なプランニングが求められます。
言葉にすると難しいですが、やってみると意外と楽しいですよ。
昨日のHくんとのレッスンでこの話題になったとき、表現の変化に驚愕してました。
「これみんなよくわかってないから、絶対シェアするべきです!」
って言われたので、書いてみました(*^^*)
是非、お試しあれ。
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