#stand.fmへのラブレター

こんなご時世なので、夫とやっている店を休業せざるを得ない状況のなか、わたしの最近の楽しみである、音声プラットフォームアプリ「stand.fm

「聞いたよ」「あれって台本とか考えてるの?」「どんな人が使っている印象?」なんかを聞かれることが多くなってきたので、3週間ほど続けてみた私の個人的な感想などをまとめてみたいと思います。

結論、こんなズボラな私でも続けやすく、新しいSNSのプラットフォーム(私は人に紹介するときに『声のSNS』という言葉を使っている)としてかなり面白い、これからどんどん広がっていくんだろうなぁという、可能性を勝手に感じています、というラブレター的な内容です。

stand.fmを始めたきっかけ

とある日にTwitterを眺めていると、仲良くしている友人2人ほどが「これ、面白そう」とつぶやいていて、気になったのが始まりでした。二人ともWebの新しいサービスなどには感度の高い二人なので、「なんかイケてるサービスが始まったんだ!」くらいの軽い気持ちでリンクをタップしたことは覚えています。

その前に、わたしはとても音声で情報を得るサービスにかなり抵抗がありました。もちろん、ラジオなんかはよく聞いていたのですが、それってプロでしょ?素人が話しているのって面白いの?というのが率直な気持ち。

さらに初動を遅らせたのは、いかんせん「こっぱずかしい」という想い。自分の声とか話とか聞いて、誰がうれしいんだろうか……。なんて考えてしまい、2日間くらい重い腰が上がりませんでした。

ただ、まずは何事も気になったことには首をつっこんでみたくなる性分のわたし。やるならちゃんと考えてやろう、と勇気を出して始めました。

やってみて思ったのは、「面白い、簡単、聞いてくれる人がいてうれしい!」の三拍子、です。

まずはじめに考えたのは「コンセプト」

音声サービスのハードルとして、話し手だけでなく、聞き手側にも大きなハードルがあると思っているのは前述のとおり。わたしもどちらの気持ちもわかる、わかるよ。

だからこそ始める前に意識したのは2つ。

・自分のことをよく知らない人にも「この人は何系の話をする人なのか」ということをわかりやすくすること

・自分が長く続けられるテーマ、コンセプトを”ざっくり”決める

聞き手側のハードルである、「この人、何話し出すんだろう」という疑念の気持ちを少しでも減らし、多くの人に自分が伝えたい内容を聞いてほしいと思っていたので、番組紹介文・プロフィールを充実させ、写真は自分の雰囲気が伝わりやすいものを選びました。

また私は新しいことにすぐ飛びつく分、こういったサービスは長続きしないことが多かったので、あまりガチガチに伝える内容を絞りすぎない、ということを意識しました。かといって、テーマがゆるすぎても、聞き手が自分のことを「有益な情報を流してくれる人」と認識してもらえない可能性もあるので、そのあたりの塩梅は難しいのですが。

そこで私は唯一自分が自信をもっている「ポジティブな性格」という強みを生かし、かつ自分が興味をもってある程度話せるネタもありそうかな、というテーマを掛け合わせ、以下のようなコンセプトに決めました。

「ポジティブ」×「暮らし・生活」

また、名前が「朝子」なので「朝子の、朝に聴く、あさラジオ」と命名。会社など出かける前に、ホッとできる時間を提供したいなぁという想いで始めました。(なので、「おはようございます」にはじまり、「いってらっしゃい」で〆る、という流れに自然と繋がっています)

たとえどんな番組内容であっても、聞いてくださっている方に対して、ひとつでも何か気づきや発見、学びがあるように心がけるようにしています。

stand.fmの番組の作り方

これは公式サービスのHPなどにいけばよく分かることなのですが、ざっくりとだけ、stand.fmで利用者である私たちができることをご紹介します。

①放送内容をざっくり考える
(わたしは簡単に話の流れをPCで書いてから、お話するようにしています。途中でとっちらかりそうな気がするので…)

②収録ボタンをピッ
(めっちゃ簡単)

③BGMをつける
(これ、ラジオっぽくていいんですよね。いくつかフリー素材の音楽をアプリが用意してくれています。もちろん、BGMはつけなくてもOK)

④画像、番組タイトル、説明文、なんかをちょろっとつければ、終わり
(最初は画像を同じもので統一していましたが、話の内容に合わせて変えたほうが聞き手の方にはわかりやすいかも、という検証結果です。web記事と同じですね)

とにかく、めっちゃ簡単です。

stand.fmのいいところ、好きなところ

いくつかあります。

まず1つ目。わたし個人としてはnoteで文章を書くことよりも、ハードルが低く、続けやすいということ。

これまでも「いつかnoteでこれ書きたいな…!」ていうネタはいくつかストックしているのですが、なかなか日々のやらなければいけないことを優先して後回しにしがち。その点stand.fmであれば、朝少し早めに起きて、誤字脱字ありまくりの台本をさっと書いて、収録すればOK。こちらのほうが、自分には合っているかも、という印象です。

2つ目は、フォロワー数や視聴数などが、公開されていないということ。

これは「たくさん聴かれている人だから、きっと面白いんだろう」という”視聴のきっかけ”を逃してしまうというリスクもありますが、それ以上に”余計な先入観がない”、というのが良いです。みんなフラットに、同じ土俵にいる感じ。数字より、中身で勝負。余計な競争も生まない、気がする。

3つ目。節目のタイミングで通知が来ること。

これはnoteにもあるような機能ですが「あなたの放送が10回聞かれました!」「50回聞かれました!」…という節目のタイミングで、公式アカウントさんから通知がくるんですね。これって意外とうれしいもの。

「もっともっと頑張って、たくさんの人に聞いてもらえるようにしよう!」というモチベーションアップになります。あったかい機能です。

4つ目。レター機能がうれしい

これもラジオの世界観を踏襲している機能の一つなのですが、匿名で番組宛にお手紙(この世界ではレター、といいます)を送ることができるのもいいんです。

これはもらった側もうれしいし、送った側もうれしい機能になっているところもポイント。普段芸能人の方のラジオでは、いくらお便りを送っても読まれることがないことがほとんどかもしれませんが、ここの世界では積極的にレターに返信をしてくれるので、なんとも言えない充足感に満たされます。何度も言いますが、とってもあったかい世界なのです。

今後に期待すること

ほかにもいろいろとご紹介したいことはあるのですが、ざっとまとめるとこんな感じです。

私が今後気になるのは、マネタイズ機能。せっかくやるなら、ちょぴっとでもお小遣い稼ぎができたらうれしいなぁなんて思ってます。

本物のラジオと同様、番組が始まる前や途中に音声広告が流れたりしても面白いですね。もちろん、この世界観を壊さないというのが条件になるので難しいところかもしれないのですが。ぜひ期待してます~

思いつくままに書いてしまいましたが、わたしの所感でした。

いつのまにやら、ここで出会った方とインスタでつながり、お互いメッセージを送り合う、なんていうつながりもすでにできつつあるので、やはり「声のSNS」としての世界が始まりつつあるなぁと…。

でも大事なのは、こんなにがっつり考えることではなく、ゆるくでもまず始めてみるのがいいかなぁと思います。ここで紹介していることだけが正解ではないし、そこで頭でっかちになっても仕方がないかとも思いますので…

わたしのアカウントはこちらです。ぜひお暇なときに聞いてみてくださいね~

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レター、どしどしお待ちしております!



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