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休職日記18日目:猫の寝息を聞くしあわせ、みぞれあんかけを作るよろこび

今日は猫に懐かれる一日だった。
いつも猫が懐いている母が、外出していたからかもしれない。

猫は喉をごろごろ鳴らしながら私の布団に乗り、毛繕いをする。
そうして、丸くなると、次第にぷうぷうと寝息をたて始める。
この寝息を聞く時間が、至福なのだ。
ぷうぷう、ふぐふぐ、むにゃむにゃ。
寝言だかいびきだかわからない音を立てて眠る猫を見ていると、「この子は私の前で安心している」という事実に、胸がじんわりと暖かくなる。
猫に信頼されている、心を許されているという充足感でいっぱいになる。

母がヘトヘトになって帰宅したので、私が夕食を作った。
豚肉と野菜のみぞれあんかけ。
生姜を効かせて、少し甘い味付けにした。
両親からは好評だった。自分でも美味しくできたと思う。
余っていた大根を使いきれたのも、ぴったり1時間で作業を完了できたのも良かった。達成感がある。

ちょっと甘味が強かったかも。でも美味しい。



料理がうまくできると、自己肯定感が上がる気がする。余り物の有効活用、段取り、料理の出来…。そういう諸々のことがうまくいくと、パズルのピースがピタリと嵌まったような快感がある。
これから、料理を趣味にするのもいいかもしれない。

明日は、久しぶりの外出だ。
おしゃれをしていこう。
おやすみなさい。


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