見出し画像

あなたの'好き'をもっと知りたい-LGBTQ+ にかける中学生の思い【中高生サミット】

インタビュー第二弾は、LGBTQ+チームのグループリーダー川島彩音さんです。自身が目の当たりにした現状、衝撃からLGBTQ+の考え方を当たり前に受け入れる環境を作ることを目指しています。

インタビュー第一弾はこちらから。

はじめに

こんにちは。守山北中学校三年、川島彩音です。小学生の頃から積極的に生徒会や委員会など様々な活動に積極的に参加してきました。どれだけ小さいことでも「やりたい」と思った時に行動することが大切だと思っています。

皆さんはLGBTQ+についてどれだけ知っていますか?私は小学校の時に見た特集で、LGBTQ+についての意識が大きく変わり関心を持つきっかけを得ました。より多くの人が「知る」経験を増やすことがとても大切だと思います。

画像1

活動しているテーマ

LGBTQ+についての調査から、私の身の回りに広めるための活動をしています。

なぜそのテーマで活動しているの?

私はLGBTQ+の存在について、小学校の時に見たテレビの特集で初めて知りました。最初は特に意識していなかったのですが、テレビの中で語られるオカマ=笑いの種になってしまう現状、そして自分自身が偏見を気づかないうちに持っていたことを知り、衝撃を受けました。私たちが知らないだけで実は当事者の方はとても多く、笑いの対象になることが嫌な方もたくさんいます。しかし私たちの中にはLGBTQ+についてほとんど知らなかったり勘違いしていたりなど、当事者が周りにいても気づくことができていないのではないでしょうか。

画像2

具体的な活動内容

私の現在の活動目標は、守山市の学校の授業でLGBTQ+について学ぶ機会を作るということです。まずは自分自身が知らないことが多いことに気づき、ゲイであり団体のリーダーをされている方へのインタビュー、図書館にある資料などからLGBTQ+について学ぶところからはじめました。

当事者の方からのお話から、単に「LGBTQ+についてオープンにしましょう」ということではなくて、身の回りにいる私たちが受け入れる体制を作ることが必要なのではないかと考えます。例えば守山市立図書館にてLGBTQ+関連の本を増やしたりコーナーをもうけることによって身近に知る環境を整えること、学校の授業で取り上げることなどです。周りの学校では授業でそのような話題を取り上げることはなく、先生の中にも詳しい方は少ないと思います。辛い経験をしている人の話がテレビではたびたび取り上げられているのにも関わらず、自分たちはLGBTQ+という名前しか知らない現状を変えたいです。

画像3

中高生サミットに参加して…

中高生サミットはただ単発的に参加するだけではなく、ここから私たちの思いが広がって多くの人の考え方を変え、この中高生サミットがきっかけとなって何年後の世の中が変わっていくのではないかと思います。LGBTQ+をはじめとして、自分が第一歩を踏み出し活動を行うことで周りの人に影響を与えられる人になりたいと思うようになりました。

また、守山市の大人の皆さんからも私たち学生との関わりをもっと増やして欲しいです。大人、子どもで分けてしまうのではなくて、学生と関わりたいと思った時に関わってもらえればすごく嬉しく思います。

中高生サミットへの意気込み

中高生サミット本番では私の考えを一方的に発表するだけでなく、大人の方とどのように考えを深められるのか多様な視点からアイデアを発展させる話し合いをしたいです。本番に向けて自分自身の知識を増やし、より多くの人がLGBTQ+について知ることができる環境を目指します。

終わりに

川島彩音さん、ありがとうございました。皆さんからも、中高生サミットに参加している学生にメッセージ、応援をどうぞ宜しくお願いします。

次回インタビュー第三弾は高校2年生の武田翔真さん。グローバル×ローカル、グローカルの考え方に視点を向け、”新”を取り入れ変化していくことの大切さを語ってくれました。

また、インタビュー第一弾はこちらから。まちの活性化と自然環境の両生を目指す高校生、岡本晴樹さんの思いが綴られています。

こちらから開催の中高生サミットの傍聴申込ができます。(緊急事態宣言により、日程変更の予定です。)中高生が市議会議員の皆さんと討論する姿を是非直接見にきてください!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?