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高校生が目指す、まちの活性化と自然環境両生への道 【中高生サミット】

今回は中高生サミットに参加している学生にインタビューをし、彼らがどんな思いを持って参加しているのかをお届けします。中高生サミットについてはこちらのnoteをご覧ください。

インタビュー第一弾は、環境チームのグループリーダー岡本晴樹さんです。
新しいものへの挑戦に強い思いを持っている岡本晴樹さんは、与えられた物の中にある学びではなく、自分たちで行動し変化を生み出していくことから生まれる経験を語ってくれました。

自己紹介

近江兄弟社高校2年の岡本晴樹です。高校では弓道部に、そして弓道連盟にも所属していて、学校内外両方に力を入れて活動しています。中学の時は陸上部だったのですが、新しいこと、興味のあることをどんどん初めていきたいという思いから挑戦しました。僕が今参加している守山市中高生サミットも新しい挑戦です。モットーは「興味のあること、全部経験する」です。よろしくお願いします。

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僕は自分たちの力で機会を作っていくことがとても大切だと思って行動しています。現状として、「若いから」という理由だけで学生の意見が取り入れられにくいこともあるんじゃないかと感じています。中には、新しい知識を取り入れずに既存の知識だけで教授しようとする人もいます。若者=経験不足と捉えるのではなくて、僕たちの考え、実力をもっとみて欲しいです。

また、与えられたものの中だけで行動する学校での学びではなくて、身の回りにある課題から自分で考え、自分たちで行動し、変化を生み出していく。そこには学校では学べない経験や学びがあり、成長を実感しています。

活動しているテーマ

僕のグループのメインテーマは守山市の環境について、具体的にはホタルの活性化にフォーカスして活動しています。

なぜそのテーマで活動しているの?

僕は小さい頃は、外で川遊びや田んぼを走り回ってました。高校生になりふと目をむけてみると周りは住宅地が増え、綺麗に整備されているので、もう田んぼや川遊びなどをする子は少ない現状があります。そこから守山市の活性化と自然環境の両生について考えたことが一つのきっかけです。

また、中高生サミットでホタルの保全活動をされているNPOの方にお話を聞く機会があったとき、「今守山にいる多くは自生ではなく放流なのだ」と聞いた時の衝撃が忘れられませんでした。今まで当たり前にいると思っていたホタルが人の手がないと生息できない状態にある、そしてそれを知らなかった自分への驚きから、守山の環境、その第一ステップとしてのホタルの環境保全をテーマに選びました。


具体的な活動内容

まず僕たちはホタルのことについて全然知識がないことがわかったので、とにかくホタルの現状について調べました。インターネットの情報だけでなく、実際にNPOの方にもお話を聞くなどもし、現場で活動する人にしかわからない情報を得ています。最初はホタルの保全活動にばかり目がいっていたのですが、お話を聞くうちに、実際に守山の町で活動している方の考え、意見が市に伝わっていないことが課題ではないかと感じ、行政に意見を伝えやすいような仕組みを作る提案をしています。

環境と町の活性化の両方が向上していけるように、実際に市の環境課の方にお話を聞くなどし、新しい課を作ることはできないか、環境の課と町の発展の課を組み合わせることはできないかなどを模索中です。

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中高生サミットに参加して…

僕が中高生サミットに参加した一番の理由は人間関係を広げたかったからです。今まで市役所にも行くことがなかった僕が色々な方のお話を聞き、意見交換をすることによって自分自身の成長を感じています。大人だから、学生だから、そんな年齢の関係がない繋がりができていることがとても嬉しいです。

そして中高生サミットでは、自分で課題を考え、自ら話を聞きに行き、多様な視点を持った仲間と共に意見を交換しながら多くの学びを得られていると思います。

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守山の中高生へ一言

僕は今まで新しいものに飛び込む、そんな経験を通して、機会があればなんでもできると信じています。中高生サミットと言う機会があったからこそ守山について改めて考え、新しくスタートすることができました。だから、自分たちがやりたいと思ったことには躊躇せず、楽しみながらやって行くことが大切です。今後は僕自身も機会を待つだけではなく、機会を自分達の手で作っていく、そんな風に挑戦していきます。

中高生サミットへの意気込み

中高生サミットは守山のことを考える大きなきっかけ、第一歩になりました。だから単発に参加するだけでなく、終了後も継続的にプロジェクトを行っていきたいと思っています。そのためにも、明日やろう明日やろうと怠けてしまうのではなくて、自分自身の力で今進めていくことを意識して頑張っていきます。後悔のない中高生サミットへ、応援よろしくお願いします!

終わりに

岡本晴樹さん、ありがとうございました。皆さんからも、中高生サミットに参加している学生にメッセージ、応援をどうぞ宜しくお願いします。

次回インタビュー第二弾は中学3年生の川島彩音さん。身の回りからLGBTQ+への認識を変えるために進んだ第一歩について話してくれました。

また、こちらから9月26日(日)開催の中高生サミットの傍聴申込ができます。中高生が市議会議員の皆さんと討論する姿を是非直接見にきてください!



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