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2021/5/10 私がコンサルタントになった、最初のステップ

【私がコンサルタントになった、最初のステップ】

当協議会理事の森田昇の著書「売れる!スモールビジネスの成功戦略」にも登場していただいた、協議会会員でもある湯本絵里子さんは、29年間ナースとして第一線で勤めたキャリアを活かし、“ナースキャリアコンサルタント”として活躍されています。

ナースといえば、病院やクリニックで働くイメージが強く、ナースの資格を活かして他の職業に就いている印象はあまりありませんよね。ナースだった湯本さんがコンサルタントになった原動力は、「キャリアアップしていきたい!」という強い思いだったそうです。

激務で知られるナースの世界。湯本さんは「看護に疲弊する」たびに転職を繰り返す中で、看護教員としての仕事も経験し、「キャリアアップのためには資格を取ろう」と心理カウンセラーやキャリアコンサルタントの資格を取得。

資格取得のための勉強を重ね、ナースの世界の外に広がる新しい人との出会いを経験する中で、「カウンセラーやコンサルタントとして誰かの相談に乗っていきたい」という気持ちが強くなり、起業することを決意します。

しかし、「ナースキャリアコンサルタントになろう」と決意するまでには障壁があり、どうしても一歩踏み出すことができなかったそうです。


一体なぜなのか。


キャリアコンサルティングの方法論で自身を内観することを繰り返し、見えてきたものは、「ナース時代の激務で辛かった経験」「逃げるように転職してしまった経験」などから強く感じていた“ナースの無力感”でした。

ナースはみんな、自分と同じように無力感を持っている。それを取り除くことができれば、ナースのキャリアは輝くはず。

そうして、キャリアコンサルタントのスキルを持ち、かつ“ナースのキャリアの一生”を知る湯本さんだからこそなれる「ナースキャリアコンサルタント」が生まれました。また、看護教員としての経験もそれを裏打ちするものとなりました。

「売れる!スモールビジネスの成功戦略」には、「過去の自分を救うことをビジネスにする」というトピックスも登場します。

誰かの相談に乗るコンサルティングやカウンセラーだからこそ、自分自身へのコーチングやキャリアコンサルティングを定期的に行うことは、実は大切なことです。湯本さんはこのことに自分で気づき、すぐに実践に移されたのです。

自分のことは、自分が一番わからないもの。

コンサルタントにこそ、定期メンテナンスのように自分へのコンサルティングを施すことが必要なのです。

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