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2022/11/14 場づくり仕事術の活用法 ~企業提案編


今日は、2022年11月14日(月)に実施された、リベコの理事・ケイティこと矢野圭夏さんによる「場づくり仕事術の活用法 ~企業提案編」をご紹介します。
 
先ず、自著「場づくり仕事術」の活用法として、リーダー育成、対話の場づくり、企画力向上、部下面談の質向上の4つが紹介されました。本は1冊ですが、切り口は4つ。持っているテーマを現場の課題と掛け合わせる、一部を取り出して膨らませる、別のものと掛け合わせる等の工夫をすれば沢山の切り口が見付かるのです。
 
このように、受講者がそれぞれの持ちネタを企業に提案するための切り口を見付けてもらうために、このセミナーは実施されました。
 
上記4つの切り口のうちの、対話の場づくりを切り口として、経営者・管理者向けフロントセミナーの例が紹介・実演されました。『面談の質をあげて成果をあげる「場づくり仕事術」活用法』というものです。
 
セミナーのポイントは以下の3つです。
●物事を推進するため人を動かすためのヒントは「場づくり」である。
●「場づくり」は、心理的安全性を作り、仕事の成果を高めるための関わりである。
●あなたと話したいと思われる人になるにはどうするか。
 
面談は多くの企業で取り入れられ始めていますが、効果的に実施するのは必ずしも簡単ではありません。上司が自分の考えを部下に伝える場になる、単なる雑談で終わる等の例がありますが、面談は、部下が話したいことを自由に話せる場であるべきです。
 
部下が成果を上げるかどうかは、指示を出す上司との関係が大きく影響します。面談をするに際して、場づくりができているか(現状把握ができているか、ゴールが見えているか、焦点が絞れているか、相手と冷静にコミュニケーションできているか、合意形成ができるか)どうかが重要なのです。
 
コミュニケーションは聞き手が決めます。自分が言ったと思っても、相手にそれが伝わり、行動してもらえるかどうかは分かりません。
 
「あなたと話がしたい」と思われる上司になるには、相手の存在を承認する、傾聴の姿勢を示す、主体的な関わりの余地があるの3要素の他に、仕事上の課題解決ができそうだ、人としての信頼関係があることが必要です。
 
面談の質が変われば職場が変わるということを、自著の内容を随所に織り込みながら紹介したセミナーでした。
 
参加された方々には、それぞれの持ちネタを企業に提案するためのヒントが得られたでしょうか? 

「リベラルコンサルティング協議会」
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@liberal.consulting.association

(仲井圭二)

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