見出し画像

2022/8/27 リベコ大会①コンサルティングに役立つ未来人材予測


 2022年8月27日に、リベコの夏のイベント「人生を変える! 社会を変える! ~これからのコンサルタントに必要な知識とスキル~」が銀座会場とZoom配信のハイブリッドで開催され、3名の理事が登壇しました。今日は、代表理事・森田昇さんによる「コンサルティングに役立つ未来人材予測」のご紹介です。
 
 未来人材とは何か? 私達コンサルタントは、人を支援する仕事に携わっています。クライアントがより良い方向に行くお手伝いをするのですが、その方向性が、未来人材の方向性とずれないようにするためにはどうすれば良いかというお話です。
 
 未来人材の方向性とは、国が公表している資料や、各種調査結果から知ることができます。内閣府は、ムーンショット計画の中で、2050年までに、アナログとデジタルの世界を完全同期化することを目指しています。
 
 今の世の中は急速に変化しています。先ず、技術革新の速さです。これに対応するために、2013年の日本再興戦略をはじめ、国は様々な対策を講じて来ました。
 
 雇用システムも大きく変化しつつあります。今後新卒一括採用はなくなり、ジョブ型雇用に変わるでしょう。雇用システムの変化は年収の変化にもつながります。2005年には年収300万円時代と言われていましたが、現在では年収90万円でも暮らせると言う人まで現れています。
 
 2050年までの道のりを考えた場合、いくつかの200XX年問題があります。2030年には、人口の1/3が65歳以上の超高齢化社会になります。2050年には人口の半分以上が65歳以上になり、家余り、都市消滅、インフラ老朽化、AI化による格差拡大などの問題が生じます。
 
 2030までは今の延長線上の変化が続きますが、2030~2050年は全く異なる社会になると予想されています。2050年に向けて必要な能力は、問題発見力、的確な予測、情報収集などです。未来人材に必要なものは、テクノロジーを活用して新たなイノベーションを起こせる人材です。イノベーションに必要な3要素は、リベラル(自由で偏らない)、セルフコンサルティング、情報です。特に情報を得て活用するには、越境によりサードプレイスを持って、アーリーマジョリティにいることが大事です。
 
 リベコはまさに、この3要素を備えた場なのです。

(仲井圭二)

「リベラルコンサルティング協議会」
自らアップデートでき、豊かで潤いあるキャリアを歩める仲間を募集しています。
https://liberal-consulting-association.com/
@liberal.consulting.association

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?