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2022/3/21 事例から学ぶコンサルタントとしての商品開発

【事例から学ぶコンサルタントとしての商品開発】

今回は、リベコの理事・猪瀬慶久さんが3月21日(月)に開催した講座『事例から学ぶコンサルタントとしての商品開発』についてご紹介します。

今回の講座の目的は、商品開発を行う場合に、どのような手順を踏んで行けば良いのかを、ワークをしながら身に付けて行こうというものです。
最初に示されたのが、事業プランで、顧客セグメント(顧客の特性)、顧客の課題、我々が提供できる価値、収益の流れ等10項目です。
これを3つのステップにまとめると、第1ステップが「お困りごと」、第2ステップが「課題、ニーズ」、第3ステップが「解決方法」となります。この3ステップを明確にすることにより、上記10項目の詳細が明らかになって行きます。

先ず顧客セグメントについて深堀りしてみましょう。これは、「誰のための商品なのか」「ターゲット」「ペルソナ」とも言い換えられます。どこにある会社で、社員は何名くらいか、創業して何年かなどの詳細を決めるのです。猪瀬さんの例では、キャリコンまたはキャリコンを受験予定の方で、You Tubeを見ている方。これに居住地を考慮して、2次元の表の形にまとめて、自分の顧客がどのような人なのかを絞り込んで行くのです。

次に顧客の課題です。猪瀬さんの例では、「キャリコンとしての稼ぎ方が分からない」「ロールモデルの不在」「ビジネスモデルが単線(キャリコンの仕事は●●だという固定的な考え方)」などです。

猪瀬さんが提供できる価値の例は、「実践&実戦の有益情報提供」「独立系キャリコンとしてのロールモデル」です。解決策としては、「無料でいつでも手軽に学べる」が挙げられます。

以下、コスト、収益の流れ、競合ビジネス、優位性、事業ポテンシャル、キャッチコピーについて、猪瀬さんの例が紹介されました。

このような枠組みを利用して、それに順次回答して行くことで、商品一つひとつの内容が固まって行くというご紹介でした。
「物を売るのではなく物語を売る」「キャリアコンサルティングを売るのではなく、皆さんの関わり【生き様】を売る」という、猪瀬さんが一番大切にしている言葉が紹介されて、講座が締めくくられました。

皆さんも、大切にしているものを商品にしてみませんか?
(仲井 圭一)

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