【アメリカ留学】HBCU(歴史的黒人大学)への留学を振りかえる
みなさんこんにちは。
本日は、アメリカの留学について振り返りを込めて記事にしたいと思います。
私は、2018年6月から2019年5月まで、アメリカに留学していました。
現在は、マレーシア モナッシュ大学大学院 Master of communications and Media Studies に在籍しています。
【アレックス財団経由で留学】
アメリカの財団でアレックス奨学金プログラムというものがあります。
私は、このプログラムに3回受けて、3回目に補欠合格になり、繰り上げで
アメリカへ留学に行くことができました。
落ちたと思っていたので、繰り上げ合格締め切り日の1日前にメールが届いた時は飛び跳ねました。それくらい嬉しかったです。
派遣先の大学は、歴史的黒人大学である
ミシシッピ州 トゥーガルー大学
初めて聞いた時は、お恥ずかしながらミシシッピ州がどこなのかわかっていませんでした。
【歴史的黒人大学】
歴史的黒人大学というのは全米で約100校ほどある、殆どの学生が黒人の大学です。
アメリカの差別の歴史を語る上では避けて通れません。
南北戦争が終了した1865年前後を境に、
アメリカで黒人のための教育機関として設立されていきました。
【日本語講師として】
トゥーガルー大学で唯一の日本人で日本語講師となり、
学生に日本語を教えていました。
クラス1は16人、クラス2は5人でした。
彼らのほとんどは、日本がどこにあるのかを知りません。
これは珍しいことではなく、西海岸のアメリカ人にとっては、
移民も多く、アジアはまだ近い存在ですが、
南部アメリカのミシシッピでは、日本人は殆ど存在していません。
学生になんで日本語を取ってくれたのかを聞くと、
「ナルトが流行っていたから」
という回答でした。
【HBCUに留学してみたい方】
皆さんがテレビやネットで観て、想像しているアメリカは
そこにはありませんでした。
こんなアメリカ、本当にあるんだと驚きの連続の1年間でした。
思い切って、留学してみたい方、
恐らく日本の留学エージェントではネットワークがありません。
大学に直接申し込むか、
アレックス奨学金プログラムを利用して、
HBCUに行きたいと伝えれば留学できます。