タイトルは中原淳一さんの手がけた雑誌『女の部屋』より。
共同通信の記者の方がデスク(編集長)の指示で「かわいい」を取材して連載した企画を単行本化した本です。雑誌『オリーブ』、サンリオのハローキティ、デザインフェスタや中原淳一のイラストなど、戦後から続く「かわいい」文化の主要なプレイヤーたちが取り上げられています。
今ではかわいいという言葉は、ふつうに使われることも文化を伝える際のキーワードとして使われることもあります。しかし、その文化の発祥や定着するまでの歴史には、関わる人たちそれぞれの人生が懸けられてきていることがわかりました。見た目や仕草だけではなく、独立した個人としての在り方を「かわいい」は示しています。
自分らしくあること、自分の価値を信じて行動する方にぜひ。
では!