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自分に都合よく考えられる人

自分に都合よく考えられる人って聞くとどんな人を思い浮かべますか?

自分に都合よく考えられる人ってどんな人なんでしょう。
ポジティブな人、強い人、思い込みが激しい人、自分が好きな人などなど
きっと、思い浮かべる人の数だけ、色んな人がいると思います。
あなたの周りにいる自分に都合よく考えられる人はどんな人ですか?

自分に都合よく考えられる人

私の傍にいる自分に都合よく考えられる人たちは、いつも前向きです。

どの人もとても前向きで、どんな苦境にも自分にとって後ろ向きなことは考えず、自分がしたいことに忠実です。

私もそんな姿を見ていつも勇気をもらいます。

他にも自分に都合よく考えられる人はいますが、私自身も自分に都合よく考えられる人です。

そう、他人のことを考える時って、自分っていう存在をカウントし忘れがちですが、他人に当てはまることは自分自身にも当てはまるんです。

どんな人にも自分に都合よく考えられるときはあるはずです。

自分に都合よく考えられる人のイメージは、前向きやポジティブの他に、自分勝手や現実逃避など良い面悪い面があるのではないでしょうか。

中には、自分に都合よく考え過ぎて、周りが遠ざかってしまう人もいます。

どんな時に自分に都合よく考えるか、考えてみたことはありますか?
自分に都合よく考えたいときを思い浮かべてみてください。

自分に都合よくなんて考えられない、と言う人もいると思います。

その自分に都合よくなんて考えられない、という考えも自分の都合を考えています。

自分の都合を考えて行動することは、人が元々持って生まれたものです。

これが、人間関係を作っていくうちに、自分と相手、周りとのバランスを考えた言動を行うように学習されていきます。

その中で問題になるのは、周りを顧みず自分に都合よく考える人が周りを巻き込んでしまう時です。
周りにいる人たちがあたふたして、頭を抱えたりすることもあります。

例えば、

約束の時間や期日が来ても自分のペースで進めて約束を破ってしまうが平気

明らかに過ちであることを指摘されても過ちを正さず、指摘されたことを悪いことと思わない

してはいけないことを自分の解釈でしてしまっても良いことをしたと思っている

どんな時も自分がしていることが正しいと思い意見に耳を貸さないので軌道修正が難しい

フォローしてもらっている人に感謝する前に自分の都合で自分のやりたいことを次々と伝える

自分に都合よく考え、周りを巻き込む時は、自分に都合よく考えるあまり、周りを驚かせ、悩ませ、ストレス状態にしてしまうことが多く、話題に事欠きません。


どんな時も自分に都合よく考えられる人

きっと周りにどんな時も自分に都合よく考えられる人がいるのではないでしょうか?

自分に都合よく考えられる人は、良くも悪くも周りをあまり見ていないことが多いです。

人間は元々、自分に必要な情報だけを取り入れるようにできているので、常に自分に都合よく考えられる仕組みになっています。

そして、生まれてから成長していく段階で得た中から、何を認めて何を認めないという意識が出来てきます。

その中で周りの意見や環境をどう解釈するかという、考え方が固定されていきます。

私のようにビビりで一旦ネガティブな感情になってしまうのもそのためです。

自分に都合よく考えられる人は、私がビビっていることにも、自分にとって良い情報に置き換えられてポジティブな感情で取り組むことができるのです。

だから、同じ話を聞いても、一緒に聞いても捉え方が違うのは、どう解釈するかという考え方の固定の仕方が人それぞれだからなのです。

そうすると、竜巻や嵐と一緒で、激しく動くものに人や物は巻き込まれていきますから、自分に都合よく考えられる人がアグレッシブにどんどん行動していくと周りは巻き込まれてしまいます。

このアグレッシブな行動が、周りにとっても良いことであればみんなに良い状態をもたらすので、リーダーとして活躍する人が多いです。

反対に悪いことであれば、ただただ巻き込まれて、周りを不安やストレスに陥れることもあります。が、自分に入ってくる情報を自分の都合の良いように解釈しているので、意見や提案を言ってもなかなか受け入れ難いことが多いです。

周りからみたら正しい意見や提案でも、自分にとって都合が良いと思えないことは受け入れ難いのです。

ところが、都合が良いと思った瞬間に今までのことが嘘のように、意見や提案を受け入れます。

手のひらを返したように見えますが、それには全く悪気はないのです。

考えているのは自分にとって都合が良いか悪いかだけです。
周りとの関係性までは考えていないことがほとんどです。


自分の思いに忠実

自分に都合よく考える大人を見ていると、小さい子どもような行動に思えることもありますが、それは子どもが自分の都合を大人に訴えかけて、自分の問題を解決していく姿に似ているからです。

子どもはまず自分のことを考えることから始めて、成長過程で周りとの人間関係の作り方を知って、周りのことも考えることを学びます。

自分に都合よく考えられる人は、自分は周りではないので、周りのことがわかりませんから、自分の欲求や要求は理解できても、周りの欲求や要求は理解しにくいのです。

自分の思いはよくわかっていますが、人の思いは理解しにくいのです。

でも、目に見える事実は自分の都合の良い解釈で理解しています。

それは、時に自分が無理な要求をしていても、周りが自分の思い通りに動いていない、などと息巻くこともあります。

自分に都合よく考えられる人は、自分の思いに忠実な人です。

もし、巻き込み力の強い人であれば、なるべく巻き込まれないようにして、自分の思いに忠実に動いているのだと、見守ってください。

見守るのが難しいほどの人であれば、そっと離れておくのもおすすめです。

こんな時こそ、自分に都合よく考えて、心を軽くしてください。



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