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海外投資家が買っていたゲーム株の狙い目は?

個別銘柄をとことん分析するマガジン

今週は

ゲーム株

を特集したいと思います!

なぜゲーム株か?

5/18 日経新聞より

ゲーム株を分析しようと思ったきっかけは
上記の日経新聞の記事です。

原油高をはじめとしたインフレに苦しむ株式市場ですが、
原油高は産油国に利益を生み出します。

その溢れ出たマネーの行き先の一つとして
日本のゲーム株に流れていたことが、
大量保有報告書によって明らかになったというのです。


そもそもゲーム業界ってどうなの??

会社四季報業界地図2022より
会社四季報業界地図2022より

今回の分析にあたって、
改めて四季報業界地図を見てみました。

ゲーム業界の天気を見ると
22年度も「晴れ」が続く予想です。
業界地図における「晴れ」

市場は堅調に拡大傾向
上位企業を中心に安定的に成長している

業界地図2022の説明より

ゲーム業界は、大きく分けて

①ハードとソフトを作っている会社(上の図)
②ソフトを作っている会社(下の図)
③モバイルゲームを作っている会社

に分かれています。

四季報業界地図2022より

このグラフで現在ゲーム市場の売り上げを見ると、
モバイルゲーム市場が半数を占めているとのことではあったのですが、

業界地図に載っていた企業の株価を株探で半年分表示して比較

どうもモバイルゲームを手がける会社の株価は冴えませんし、
実際に先ほどのサウジ系ファンドの買いの対象にはなっていないようです!

一方で、モバイル以外のゲーム会社はどうでしょう?

サウジ系ファンドの記事に掲載されていた会社とスクエニの株価を株探で比較

比較5社のうち、4社が半年前から見てプラス
半年前といえば、11月です。

ちょうどFRBによる金融引き締めを意識され始めた時期で
グロース株中心に軟調な株価展開となる中で、
相対的に強い動きが見られると言って間違い無いでしょう。

今回分析するのはこの6銘柄

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