その28〜失敗を恐れない文化を職場や家庭で作るためには〜
※忙しい人向け、この記事の要約です。
「言いたいことも言えないこんな世の中じゃ〜♪」
という曲。
泣き止まない、寝ない我が子に対してすがる思いでかけた思い出の曲でもあります。
「言いたいことも言えない」
という経験は、家庭でも、職場でも、その他様々な場所で経験されていると思います。
では、言いたいことを言える環境はどのように作ればいいの?
ということで、本日紹介するのはこちらの論文です。
タイトルは、
「チームで率直な対話ができていない時、実践すべき4つの習慣
失敗から学ぶ文化が心理的安全性につながる」
です。
論文の要約
前提として、
「失敗を歓迎する文化」を大切にすることが必要。
その上で、
が必要だと解釈しました。
まぁ「わかっちゃいるけどなかなか難しいのよね」
というところが本音だと思いますが、実践してみて、失敗してみることが成功への道かと思います。
家庭に置き換えて考えると…
子供たちには失敗を恐れずチャレンジしてほしい
これは、僕自身の思いでもあります。我が家のバリューでもあります。
それは行動だけでなく、発言も同様です。
保育園では言いにくいことも、我慢することもある。
ただ、家庭では本音を出しやすいはず。
そう思ってどんどん言いたいことを言わせています。
が、こちらの根気強さ、度量の大きさがかなり求められます。
そして訪れる大人の我慢の限界…
ついつい言いすぎてしまったり、聞いてあげられなかったりすることがあると思います。
そこがチャンスではないかなと。
言いすぎてしまった、聞いてあげられなかった、をしっかり認め、感情を整理し、子どもに謝る。(これが僕にはできてなかったです)
大人も我慢しすぎてはいけないと思います。
子どもにどんどん言いたいことが言えるようにするためには、大人も我慢しすぎてはいけない、ということです。
それは夫婦間でも一緒です。
失敗した相手を責め、責任を押し付け合うのではなく、
失敗してしまったところから学ぶ、というマインドで接するようにするだけでもコミュニケーションの取り方は変わっていくはずです。
まずは家庭で実践していくと、そのスキルが定着するのではないでしょうか。
これを企業で実践するならば、
上の立場の人が発言を促すように配慮しつつも、我慢をしすぎない
これが必要かなと思います。
論文で述べられている4つの観点を意識しつつ、我慢せずに伝えていきましょう。
失敗を認める潔さも持っておきましょう。
まとめ
「言いたいことも言えない」そんな環境を変えるための要点を述べてきました。
心理的安全が担保された組織はなかなか作れるものではありません。
まずは身近な家庭から、失敗して学んで、スキルをつけて、そこから職場で試してみてはいかがでしょうか。
それではまた。
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