その61〜「話を聞いてくれる人」になるために今すぐできること〜
※忙しい人向け、この記事の要約です。
「男ってホント共感性低いよね」
なんて言われるといつもモヤっとするのです。
男だから、なのでしょうか?
それとも男友達の付き合いの中ではそれが重要ではなかったからなのでしょうか?
正直なところ、それはよくわからない部分でもあります。
まぁ、こういった研究もありますので、確かに男の方が共感性は低いのかもしれません。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/pacjpa/76/0/76_3AMB25/_pdf
「じゃあどうやったら共感性って上がるの?」
と気になる男性の皆さん!
まずはここからやってみませんか?
ということでご紹介する今日の論文はこちら!
タイトルは、
「共感を示したいならゆっくり話そう」
です!
それでは早速見てみましょう!
論文の要約
これはすぐに実践できそうな内容ですね。
「ゆっくり話す」
たったこれだけです。
頼れる上司って、何か落ち着いた印象がありますよね。
何を話しても聞いてくれるような、こちらも落ち着いて話すことができるようになる気がしますよね。
意識をしているのか、無意識か、自然とゆっくりと話をしているのかもしれません。
ただ、これを行う上での注意点として、
「軽い問題や共感性の高い言葉を使用する場合、話す速度の影響は小さくなる」
ということも書いてありました。
軽い問題かどうか、共感性の高い言葉かどうかを見極める必要があると。
「これができればそもそも共感性低いなんて言われない!」
それはもうその通りです…
しかし「ゆっくり話す」を意識すると、
こちらも言葉を選びやすくなりますし、
相手の言葉や反応も汲み取りやすくなります。
常にそういった意識を持つことで、顧客や同僚にも「共感してくれている」という印象を与えることができるかもしれません。
家庭に置き換えて考えると…
夫婦や親子で話し合う時、どうしても早口になってしまうことがありますね。
朝、急いで準備している時なんかは、どうしてものんびりとした口調で話している余裕なんか持てません。
ですが、自分がどうしても聞いて欲しいことがあると思っていた時に、
早口で捲し立てられたらどう感じますか?
相手からしてみたら、少しだけゆっくり話してもらうだけでも
「聞いてもらった」
と感じるのではないでしょうか?
こちらに余裕がない時、こんなことを試してみてください。
「余裕がない時に深呼吸なんかしてられっか!!」
という声もあるでしょうけども、心を落ち着ける効果はあります。
あと、家族団欒の時や夫婦の時間に、マッサージなんか試してみるのはいかがでしょうか?
マッサージ中に「オキシトシン」というホルモンの分泌量が、お互いに増えます。
オキシトシンは相手への共感性を高めるホルモンです。
マッサージしながら会話するのもオススメです。
まとめ
本日は、「共感性を高める」をテーマにした論文をご紹介しました。
話し方の意識、そしてそれを実現するための心の整え方を実践してみるとうまくいくと思います。
ぜひとも一度試してみてくださいね。
それではまた次回。
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