その9~休暇明けの仕事にはスロースタートが有効な理由~
長期休暇後の体って何でこんなに重たいの…?
なんで休んでるのに体が重たくなるの…?
そろそろ仕事だ、頑張ろう!なんて思っていたとしてもいざ始まるとグッタリしてしまう。
仕事したくないな〜と思っていると余計に体が重たくなる。
そんな状態のあなたに届けたい今日の記事です。
タイトルは、
「休暇明けの憂鬱から抜け出し、仕事への意欲を取り戻す方法
大きな仕事ではなく、小さくても自信のある仕事から取り組む」
です。
後半には、家庭でどう生かすのか、ということに加えて、ヘルスケア的な観点で対策を考えていこうと思いますので、最後までご覧くださいね。
この記事の要約です。
論文の要約
休暇明けの自分のパフォーマンスに過度に期待せず、スロースタートでOKということですね。
そして、モチベーションが上がる仕事を選び、そこからやっていくとペースが掴めてきますよ、ということが書いてあります。
モチベーションが上がる仕事を選んでも捗らない場合は、余暇と仕事のバランスが適切でないか、そもそもそのキャリアを見直す時期にきている、ということを考えないといけないようですね。
家庭に置き換えて考えると…
仕事モード↔️家庭モードを行ったり来たりするパパさんママさんたちにとって、急激なモードチェンジは心と体に堪えます。
特に長期(といっても数日だけ、というケースも…)の休暇前は仕事が立て込んで連日残業、なんていうこともあるかと思います。
数少ない休日を充実させたい!
と思って初日からフルスロットルで遊ぼうとすると体力的にかなりキツかったりします。
なので、逆に少しずつ休暇(遊び)モードに入っていく、つまり「初日(の午前中あたりまで)何もしない」という時間を作れるといいですね。
できれば休暇前最後の仕事が終わったその日から休暇モードに入る準備をした方が良いです。
仕事後は暴飲暴食は避け、ゆっくりとシャワーを浴び、ストレッチなどのセルフケアを行い、早めに就寝する。
いつもよりも1-2時間程度多めに睡眠を取ると、翌朝から始動することができるでしょう。
これは、交感神経を抑制し、副交感神経を働かせる準備をする、ということをしています。
旅行などは普段行かない場所に行くので、どちらかというと緊張・興奮しがちです(ポジティブな意味で)。
副交感神経を働かせることが難しくなるので、行く前に一旦リセットも兼ねてしっかり副交感神経を働かせることが大事です。
そして、ゆっくり休暇を楽しんだら、さぁ仕事!となるわけですが、
実は休暇が終わる1日、2日前くらいから、朝のリズムを取り戻すように意識した方がいいです。
具体的には、朝起きる時間と、交感神経を活動させる習慣を取り戻すような生活を始めます。
朝の散歩やストレッチ、軽めのトレーニングがオススメです。
30分くらいできるといいですが、5分でもやらないよりはやった方が良いです。
軽い運動をすると、交感神経が活動しますが、それを抑制するように副交換試験が働き、かえってリラックスしやすくなるんです。
ただ休暇明け初日から仕事モードに戻そうとすると自律神経がついてきません。
オフモードから無理してオンにすると、交感神経が過活動となりますが、それが持続してしまいなかなか副交感神経が働いてくれなくなってしまうんです。
交感神経を働かせた後に、副交感神経の働きを促すように習慣づけておくと、しっかり自律神経が機能してくれます。
特にデスクワークのような、体をたくさん使わずに頭を使うような仕事をするならば、副交感神経が働きやすい状態の方が仕事が捗ります。
あえて仕事に行く時間に交感神経を働かせる、ということを休暇後半に行っておくとスムーズに仕事に復帰できるでしょう。
詳しくはこちらの記事にしっかり書いてますのでよろしければぜひ!
まとめ
今日は少し体の話題が多くなりました。
交感神経、副交感神経などの用語が多く、わかりにくかったかと思いますが、要は、
急激なオン↔️オフの切り替えをするのではなく、緩やかに切り替えられるように準備をする。
ということを意識してみてください。
僕も休暇明け、重たい体を何とか動かして働いています。
一緒に頑張って社会復帰していきましょう!
それでは、また。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?