体のケアは大事なビジネススキル
こんばんは。
この記事は練って書いているわけではありませんので、若干読みにくいかもしれないのですがご容赦ください。思いつくまま書いていきます。
30代半ばあたりの、妙に回復しない体
ご経験ある方もいるかもしれないし、30代がこれから、という人もいるかもしれない。
40歳超えてるけどそんな感覚はない、という人もいるかもしれません。
ただ、多くの人が感じているんじゃないでしょうか?
「ガッツリ寝たのに余計疲れてる」
20代でも飲み会の翌日とかはこうなってるかもしれないですね。
でも30代半ばになってくると、「全然回復しない感」を感じることもしばしば。
もしくは、「なんか体調崩しやすくなった」とか「夜起きれない」とか。
これが20代と30代の間にある壁か…と感じる人も少なくないはずです。
何でこんなことが起こるんでしょうか?
落ちてくるのは体力じゃなくて回復力
もう見出しの通りです。
体力が落ちてきたから筋トレして体力つけて強くなろう。
これは悪いことではないんです。ただ、いきなり筋トレを始める前に、一回立ち止まって考えてみましょう。
日々の生活で疲れている体に鞭打つように筋トレしたらどうなるか。
筋トレすると、テストステロンが分泌されたり、ストレス発散効果も相まって、気分は良くなります。元気になった感じがします。
これは科学的にも確からしいこと、です。
ただ、寝付きが悪くなる、もしくは布団に入ったら一瞬で寝てしまう、といった状態だったりしませんか?
この状態では睡眠の質があまり良くなりません。
なぜならば、
○寝付きが悪くなる→交感神経スイッチがオンのまま、なかなかオフにできない(ずっと興奮している状態)
○一瞬で寝る→体力の限界で意識を強制的にオフにしている(休む準備ができていない)
ということが起きてます。
要は、「副交感神経がしっかり作用せずに休息しようとしている」状態ということです。
自律神経は大きく分けて二つあり、交感神経と副交感神経に分かれます(最近は副交感神経がさらに2つに分かれて3つと言われていますがそれはまた別の機会に)。
副交感神経は消化と休息に働きます。要は栄養を取り入れ、体を修復される機能を促進する自律神経です。
副交感神経の働きは10代後半を境にどんどん機能が落ちていくと言われています。
ガッツリ低下するのは40代らしいです。
しかし、交感神経活動が持続的に促進されていると、副交感神経の働きが落ちると言われています。
筋トレは交感神経を活性化させています。
もうお分かりかと思いますが、体力をつけようと筋トレすると、回復力が落ちるわけです。
なので、強化すべきは「回復力」です。
高いパフォーマンスを発揮するには、副交感神経を高めるべし
回復力(副交感神経の活動促進)が大事なのは説明してきました。
ただ、副交感神経の活動促進は、ただ回復をするためだけに必要なのではありません。
交感神経が過活動状態だと、前頭葉の機能が抑制されると言われています。
論理的な思考などを司る部分ですね。
緊張すると、思っていたことが話せなくなったりするのは、交感神経が前頭葉の機能を抑制しているからです。
筋トレをガツガツやって、交感神経をバリバリ働かせて、めっちゃ元気!
と思ってても、冷静な判断ができなかったりすることが増えてしまう可能性もあります。
また、交感神経の過活動によるパフォーマンス向上は、火事場の馬鹿力にちかいので、長続きしません。
なので、疲れた体を回復させるだけでなく、翌日の仕事のパフォーマンスを向上させるためにも、副交感神経をしっかり働かせられるようにしましょう。
疲れたときは、寝る前1時間の過ごし方を変えてみる
やりたいことを全部終わらせてから寝たい気持ちはわかりますし、ダラダラとスマホを見て過ごしたい気持ちもよーくわかります(僕もやってしまいます)。
しかし、本当に疲れた時こそ、寝る前1時間、しっかり時間を使って、自分のスイッチをオフにすることが大事です。
オンオフのスイッチ、というよりも、ダイヤル式のスイッチをゆっくりと回してオフにしていくイメージです。
そしてその1時間、何をすべきか書いていきます。
穏やかな強さでストレッチ&マッサージ
あまり強い刺激は良くないですが、緩やかに呼吸をしながら軽めのストレッチをしたりマッサージをしたりするのは、副交感神経の活動を促進するのに効果的です。
マッサージなんかは撫でる程度で十分です。首や肩、前腕、ふくらはぎあたりをほぐしておくと、冷え性の人にとっても血流が良くなり温まってくるでしょう。
ぜひ試してみてください。
ただひたすらのんびりと呼吸する
息を吐く、ということを意識して行うことで、副交感神経の活動は促進されます。
かなりエビデンスレベルの高いものですので、呼吸は本当にオススメです。
仰向けで、お腹に手を当てて呼吸をすると、お腹の膨らみがわかりやすいですね。
また、横向きで背中を丸めて寝たまま呼吸をすると、吐くのがとても楽になります。
うつ伏せはあまりお勧めしませんが、それ以外であればどのようなやり方でもOKです。
ただ、寝ていた方が副交感神経は働きやすいです。
座ったり立ったりしながらやるよりは、寝てやりましょう。
耳を触る
ごくごく弱い圧で(指先で触れる程度)耳を触ると、副交感神経(のうちの迷走神経という脳神経)の活動が促進されると言われています。
仰向けで寝たまま耳を触るだけでも十分副交感神経の活動は高まります。
そのまま寝てしまうこともあるかもしれません。
以上、上から順番に行なっていただけると、かなり副交感神経の活動が高まった状態で睡眠できます。
できれば部屋の明かりを消して行ってもらうといいです。
まとめ
体の疲れをとり、仕事のパフォーマンスを向上させるためには筋トレの前に体のケアをしてみよう、ということを書いていきました。
一晩しっかり寝たら体の疲れがバッチリ取れた!という状態に戻ったら、しっかり筋トレをして体力をつけるのは、とても良いことですので、その順番だけ気をつけてとりくんでみてください!
それでは、このnoteを読んだ日の夜は、1時間ゆっくりと自分の体をケアしてあげてください。
それでは〜