森のテロル

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最近の記事

季節労働[2015]夏季の仕事について|お仕事マニュアル

2015/09/19 関連記事 「誰かに雇われることなく自活したい」 これは悲願ですが、誰もが最初から達成出来るとは思えません。 興味の湧いた職種でアルバイトをしてみたり、派遣でスキルを磨いたり、就職して社会の厳しさを痛感したり。 なんにせよ知らない世界で働くことはとても緊張するし、なかなか踏み出せないこともあると思います。 そこで、夏は観光地となる町のとある職場風景をお届けし、その雰囲気をお伝えすることで、何だか面白そうとか、自分にもやれそうかな?と思って貰

    • [DIY]可変機構付きの物干しを作ろう!

      2015/09/13 [関連記事] 上の関連記事で作ったゴミ箱に触発され、今度は物干しが作りたくなりました。 我が家には物干しが無かったので、木にロープを巻いたり脚立などを駆使して洗濯物を干してきました。 木にロープを巻く方法では、当たり前ですが木の生えている場所でしか洗濯物が干せません。 脚立を駆使した方法は、干せる量が限られてしまうし、何より、洗濯物を干している間は脚立が使えないという問題がありました。 ようやくといった感じですが、物干しを作りたいと思います

      • [ Photo]一眼レフカメラとの出会い

        2015/09/12 「カメラ」と書くか「写真」と書くか、その段階で悩んでしまうレベルです。 差し当たり、「カメラ」としておきます。 僕が「カメラ」と言ったら"デジタル"カメラのことです。 銀塩写真は使い捨てカメラ止まりです。 デジタルカメラはパソコン普及の相乗効果により、一気に広まったように思います。 流行に敏感な友達や、姉などがこぞって購入していたのを覚えています。 僕はといいますと、流行るほどに天邪鬼になり、暫く興味のないふりをしていました。 当時の僕

        • [ Photo]Summer[2015]

          2015/09/12 『2015 _ 夏の写真』 [1] 絞り:13 シャッタースピード:1/4000 [2] 絞り:13 シャッタースピード:1/180 [3] 絞り:2.8 シャッタースピード:82 [4] 絞り:4 シャッタースピード:137 [5] 絞り:8 シャッタースピード:1/60 [6] 絞り:2.8 シャッタースピード:1619 [7] 絞り:9.5 シャッタースピード:15 [8] 絞り:4 シャッタースピード:1/30 [9] 絞り:

        季節労働[2015]夏季の仕事について|お仕事マニュアル

          [DIY][塗装]バターミルクペイントでライターを塗装する|ミッチャクロン

          2015/09/06 今回は、貰ったガス切れのライター(ピンク色)を塗装した話です。 ガスを再充填出来るタイプですが、もう要らないというのでいただきました。 因みに2本目です。 「益荒男」を志す男としては、ピンク色のライターを貰って喜ぶ訳にはいきません。 ピンク色は女性のものだと思っているからです。 そう思うのは昭和生まれの男だからかもしれません。嫌ですね。 僕の乗っている軽自動車、ジムニーの「Jimny」というプラスチック製のエンブレムが後ろ扉についているのですが、塗

          [DIY][塗装]バターミルクペイントでライターを塗装する|ミッチャクロン

          [2015]爆音映画祭のプレイベントに当選!

          2015/09/05 夏の仕事が一段落したら何かしら遊びに行きたいと思っていたところ、Twitterで素敵な情報が流れて来ました。 ※このイベントは終了しています。 もう佐藤伸治さんの歌うフィッシュマンズのライブを生でみることは出来ませんが、爆音で聴けばもしや… ※フィッシュマンズのボーカルである佐藤伸治は、1999年3月15日に心不全が原因で急死しています。享年33。 フィッシュマンズは夢中になって聞く音楽ではありませんでしたが、僕にとっての佐藤さんの死は、彼

          [2015]爆音映画祭のプレイベントに当選!

          水分を抜いて保存する|冷蔵庫を使わない保存食の基本 その1

          2016年7月12日 冷蔵庫を使わない食料保存 果物や野菜などの食品をそのまま保存していますと、次第に色が変わってきたり、溶けたり、ニオイが明らかに変わったりします。 加工食品ならば賞味期限や消費期限が書いてあるので、食べごろを知ることができますし、保存期限のだいたいの見当がつきますが、生鮮食品はその外観や臭いから判断するしかありません。 食べごろを過ぎた食材は、劣化したり腐敗がはじまったりして、そのうちに食べることができなくなっていきます。 これは、バクテリアや酵

          水分を抜いて保存する|冷蔵庫を使わない保存食の基本 その1

          冷蔵庫を使わない生活のための保存食作り、その前に

          2016年7月8日 小屋での生活も3年目、 冷蔵庫のない3度目のあたたかい季節がやってきます。 さすがに3度目ともなると、経験上、夏のあいだ氷を利用せずに、要冷蔵の食品を保存しようなどということは考えなくなりました。 3年目の今シーズンは、ずっと気になっていた保存食について勉強したいと思っています。 砂糖を使って作るジャムやコンポートはもちろんのことですが、野菜を冷蔵庫の代わりにビンで保存した「おかず」的なものを作りたいのです。 保存食を作ることで食品を長持ちさせるだ

          冷蔵庫を使わない生活のための保存食作り、その前に

          大いなる沈黙へ / 映画の中の小屋 / その9

          2016年6月28日 今回の「映画に登場する小屋」は、「大いなる沈黙へ-グランド・シャルトルーズ修道院-」(2005年の作品)です。 キーワードは「不所持」「ミニマル」「意識的な貧しさ」そして「小さな部屋」です。 上映時間じつに162分、そのあいだ一切のナレーション、音楽なしで、まったくの無音になることもあるし、さらに動きの少ない映像の連続という、ついウトウトしてしまうドキュメンタリー映画なのです。 フランスのアルプスの中腹に建つグランド・シャルトルーズ修道院は、その

          大いなる沈黙へ / 映画の中の小屋 / その9

          採っても採っても減らない野菜、畑 2016

          2016年6月22日 現在うちの畑には、20種類以上の野菜が植わっています。 小さな畑ですがあれもこれもと種を蒔いて、気づいたらそんなにも増えていました。 これまでの畑の歴史 1年目 畑初心者ですので、とりあえず笹を抜いて、耕しただけの畑に種を蒔いたら思いのほか勢いよく育って収穫できました。 長い間手付かずだった土地なので、おそらく蓄積された栄養があったのだと思います。 2年目 去年まったく手をかけなかったのにうまく育ったので、畑ってカンタンだなあと調子に乗って

          採っても採っても減らない野菜、畑 2016

          なんども読み返してしまう一文、プルーストの「失われた時を求めて」より

          2016年6月17日 本を読んでいて、ときどき、何度も何度も読み返してしまう文に出会うことがあります。 それは、自分がいつか体験したものごとをうまく説明できずに、ただ頭の中でそのさまを反すうするだけだったものがピタリと文章になっていたときや、長く続く心情描写や情景描写の途中、唐突に現れるあざやかな一文だったりします。 マルセル・プルーストの「失われた時を求めて」の一文は、まさに、彼の書くところの、「ライトを当てられた暗い壁」という表現がぴったりのものでした。 「失わ

          なんども読み返してしまう一文、プルーストの「失われた時を求めて」より

          冷凍庫を使わずに作るアイスクリーム

          2016年6月12日 ワイルダーの「大草原の小さな家」シリーズの中に「農場の少年」という話があります。 この「農場の少年」は、他のシリーズとは主人公が変わり、農場に住む男の子と、その家族を主人公にしたものです。 ある夏の日、その男の子アルマンゾと兄妹たちが、親の留守の間に繰り広げた大宴会(といっても、仕事をさぼってケーキを作る・スイカをひとりひとつずつ食べる・キャンディを作るなどですが)のなかで、アイスクリームを作る場面があります。 18世紀を舞台にしたものがたりです

          冷凍庫を使わずに作るアイスクリーム

          蓼科ハーバルノートの初夏の庭

          2016年6月9日 「手入れされているのに、なにも手を加えていないように見える庭というのが理想だけど、それって実は難しい」 と、ある園芸家さんが言っていましたが、先日、おそらくそういう部類の庭を見に行ってきました。 出かけた先は、蓼科にある「ハーバルノートシンプルズ」です。 オーナーの萩尾エリ子さんは1976年に東京から蓼科に移住し、実用としてのハーブを提案する店を開きました。 それ以来、何年もかけて自然とともに作り上げた庭には植物があふれていています。 店に到着したの

          蓼科ハーバルノートの初夏の庭

          シークレットウィンドウ/ 映画の中の小屋 / その8

          2016年6月5日 今回の「映画の中の小屋」は、 「シークレット・ウィンドウ」(2004年の作品)です。 この映画の見どころは、なんといってもジョニー・デップ演じる主人公モートの部屋着だと思うのですが、それに加えてモートの住む湖畔のコテージの内装もまた、いいのです。 その立派なコテージがメイン舞台となるこの映画ですが、「映画の中の小屋」としてムリヤリ紹介する理由は、小屋をデザインするうえで、参考になりそうなアイデアがあったからなのです。 まずは外観です。 2階はモ

          シークレットウィンドウ/ 映画の中の小屋 / その8

          [DIY]ダンボールを使った自作の燻製器|クルミと桜のチップで食べ比べ[燻製(温燻)]

          2015/08/31 僕が夏の間働いていた宿泊施設では、BBQや焚き火も出来ます。 「あれが食べたい」「これもやりたい」と、お客様は思い思いの食材や炭、焚き火セットなどを持参してやって来ます。 存分に楽しんだ後は、使い切れなかった薪、炭などは持ち帰らずに、「良かったら使ってください。」と置いていってくれる方も多いです。 給料の他にもこういった特典があるので、アウトドア生活と親和性の高い小屋暮らしにとっては、とてもありがたいです。 今回は「クルミのスモークチップ」を

          [DIY]ダンボールを使った自作の燻製器|クルミと桜のチップで食べ比べ[燻製(温燻)]

          江戸時代とアーミッシュ、暮らしとリサイクル

          2016年5月31日 アーミッシュは、キリスト教の再洗礼派と呼ばれる一派で、18世紀に宗教的な迫害を逃れるため、ヨーロッパから遥かアメリカへと移住してきた人びとです。 (再洗礼派:生まれたときに洗礼を受けるのでなく、大人になってキリスト教を理解したうえで洗礼を受けるべきであるという考え) 現代においても、基本的には移住してきた当時の生活を続けていることで有名です(教区ごとに基準の差はあるようですが) 例えば、 ・電気は使わない ・ガスは使ってよい ・馬車で移動。 ・畑

          江戸時代とアーミッシュ、暮らしとリサイクル