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シークレットウィンドウ/ 映画の中の小屋 / その8

2016年6月5日

今回の「映画の中の小屋」は、

「シークレット・ウィンドウ」(2004年の作品)です。

この映画の見どころは、なんといってもジョニー・デップ演じる主人公モートの部屋着だと思うのですが、それに加えてモートの住む湖畔のコテージの内装もまた、いいのです。

その立派なコテージがメイン舞台となるこの映画ですが、「映画の中の小屋」としてムリヤリ紹介する理由は、小屋をデザインするうえで、参考になりそうなアイデアがあったからなのです。

まずは外観です。

湖畔のコテージ

2階はモートの仕事部屋になっています。

犬のチコがソファで眠っています(画面右)

よく見えませんが、ソファに横臥するモートの着ているガウンがいいんです。

大きなソファで寝るモート

モートの背後、壁に長く付けられた棚

壁に取り付けられて長い棚

こういうちょっとした収納があると片付く気がします。
(まる見えの収納なので、置くものには気を配らなくてはなりませんが…)

こちらはキッチン

モートのキッチン

いちばんいいなあと思ったのは、こちら。

網戸の前室

ドアの外にある、テラスといいますかウッドデッキのようなスペース。

それをグルリと網で囲ってあるのです。

これならば、夏も虫に煩わされることなく外でくつろげるし、ネコたちも一緒にごろごろできそうです。
デッキから外に出る際のドアは、バネ式のバタン!と閉まる様式です。

現在わが家のドアの網戸が、同じバネ式になっているのですが、これは便利でオススメです。


あらすじ

ひとり森の湖畔のコテージに住む人気作家のモートは、妻の不倫がキッカケでスランプに陥っていました。

ある日のこと、ハットを被った男性がモート宅を訪れます。

「おまえは私の作品を盗んだ」と主張する男性を、モートは「身に覚えがない」と追い返します。しかし、男性が置いていった原稿を読んだモートは驚愕します。

そこには自分の作品と同じ文章が綴られていたのでした。

その日から、モートの周りでは不可解な事件が次々と起こり、彼は精神的に追い詰められていきます。
狂ってるのは周りなのか、モート自身なのか…?

スティーブン・キング原作のスリラー映画です。

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