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竹生嶋詣|平家物語朗読会 in 鎌倉|6月28日開催|鎌倉小町庵

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鎌倉で平家物語を朗読してみませんか?

6月は平家物語巻第七の竹生嶋詣(ちくぶしまもうで)。会場は神奈川県鎌倉市、鎌倉駅から徒歩5分程の場所にある学び処鎌倉小町庵です。

2024年朗読講座@鎌倉小町庵スケジュールはこちら
https://morinorijapan.com/recitation-class-at-kamakurakomachian

鎌倉小町庵は小町通りの裏手にある学び処で、プログラミングやヨガなどの教室やサークル活動が行われています。

鎌倉小町庵
神奈川県 鎌倉市小町2-6-16-2
サイト
https://r.goope.jp/kamakurakomachi/
会場へのアクセス
https://r.goope.jp/kamakurakomachi/men

【この講座について】
この会場で行う朗読講座は、みんなで朗読+平家琵琶の伴奏で平家物語の語りを聞く構成になっています。

歌い方や平家琵琶を教える講座ではありませんが、印象的な言い回しは皆さんと少しだけ音にすることもあるかもしれません。

講座はひらがなのテキストを用意しています。私が最初に声を出しますので続いて一緒に声を出しましょう。歴史を深く学ぶことや、読み方を完璧にマスターする講座ではありませんので、ご安心くださいね。

物語を声に出して読む、間違えても気にしない、自分の感じたことを大切にする。ゆったりとした時間を過ごしていただけたらと思います。

定員は毎回6名の小さな講座です。畳のお部屋ですが椅子をお出ししますので正座はありません。朗読した区切りごとに平家琵琶による語りを聞いていただく予定です。

年齢性別不問、1回だけの単発参加も構いません&おひとり様の参加大歓迎です。どうぞお気軽にお申込みください。

2024年6月の朗読講座は竹生嶋詣

竹生嶋詣は平家物語の中でも平和なお話のひとつ。平経正は進軍の途中に竹生島に立ち寄って祈りを捧げます。経正は神前で秘曲を演奏するのですが、そのとき袖にある印が現れます。

経正は琵琶の名人なのですが、実はこの物語では竹生島に琵琶を持って行かなくて。竹生島に住む僧たちが「琵琶の名手として聞いております」と言って経正に琵琶を渡してくれるので、それで演奏するんですね。

なぜ竹生島に琵琶を持って行かなかったのか、竹生嶋詣には説明がありませんが、その後十四話目にある平家物語巻第七『経正都落』を読むとグッときます。

一門が都を落ちていく際に、戦火に巻き込まれないように経正は大切な琵琶(青山)を仁和寺の御室に預けて行くんですね。軍場に琵琶を持って行かない。琵琶に対する深い愛情と敬意を持っていることが分かります。

竹生嶋詣、戦乱の中でも祈りを捧げるために竹生島に立ち寄る姿には、経正の信仰心や心の平穏を求める気持ちが表れているのかもしれません。

【開催日時】
日程:2024年6月28日(金)
時間:10:00~11:30  開場9:40
定員:6名
演目:平家物語巻第七より「竹生嶋詣」
タイプ:朗読+語り(みんなで朗読の後平家琵琶の演奏と語りを聞く)
料金:2200円(税込)
お支払い:事前決済(予約サイトにてクレジットカード決済)
お申込み:https://select-type.com/ev/?ev=RTKEdRSe3Uo
お申込み期限:2024年6月26日(水)

すみませんがこの講座は予約制です。行き違いがあるため、メールやお電話、会場でのご予約は承っていません。お手数をおかけしますがお申込みサイトからご予約をお願いいたします。


隠れ家的な場所なので鎌倉小町庵サイトから行き方をご確認ください。
お会いできるのを楽しみにしています。


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