母校訪問
少し前の話になりますが、5月30日(月)に同志社大学スポーツ健康科学部の必修科目「スポーツ社会学」にて、ゲストスピーカーとして講義をさせていただきました。
主に卒業後の活動について話をしたのですが、社会人になってから自分のこれまでを振り返ることもなかったので、プレゼン資料を作りながら「そういえばこんな事もしたな」と懐かしい気持ちになりました。
それと同時に、200名ほどの学生の前で話をする機会もなかなかないので、非常に貴重な機会となったと思います。(写真の右側が大学時代にお世話になった二宮浩彰教授。)
教壇に立って話をしていると、想像以上に学生の様子が分かります。
そんな学生の様子を見ながら「自分が今大学生に戻ったらどうするだろうか?」と考えていたのですが、ぱっと思い付いたのは「大学外での繋がりを増やす」ことと「自分の興味がない分野を学ぶ」こととことです。
自分自身がスポーツ健康科学部に属していたのですが、そういった環境に身を置くと「スポーツに皆んな関心あるよね」という感覚が当たり前になります。
冷静に考えるとそんなわけは絶対になくて、オリンピックやW杯といった大きなイベントでさえ、関心のない人にとってはテレビのコンテンツの一つに過ぎません。
そういった意味で「興味がない人から見たスポーツやサッカー」を知るためにも、大学外もしくは同じ学部以外の繋がりを増やすようにするのは大切かと思います。
そして、色々なクラブの運営側で働く中で感じたのは
・最初のうちは大学で学んだことはほぼ役に立たない(全体の流れが掴めたら少しずつ役に立ってくる)
・自分が無関心な分野についていかに無知か
ということで、社会の関心事や話題を常に把握したり幅広い分野の知識を持ったりすることが必要不可欠です。
スポーツマネジメントを学べる大学が増えている現状も踏まえると、今高校生の立場で大学受験するのであればスポーツ系の学部は選ばないかもしれないですね。(大勢のうちの一人になってしまうので)
というわけで、もし今後話をする機会があればもっと上手く話せるように練習しておきたいと思います。
貴重な機会をありがとうございました!
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