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200日後に公務員試験に合格する社会人5年目27歳独身女

5年間のメーカー勤務を経て、公務員に転職したい!と思った私が
2023年1月から勉強を始め、8月に合格するまでのお話をnoteに残したいと思います。
私の働きながらの合格体験記が、どなたかの参考になれば幸いです。



新卒じゃなくても大学生と一緒に試験が受けられる公務員試験


転職というと、新卒採用とは別の枠で面接・試験を受ける…というのが一般的かと思いますが、
私の受験した自治体は、受験資格が基本的に「年齢」のみ。

2023年の4月時点で21歳~29歳であれば新卒の子たちと一緒の試験を受けることが出来ました。

社会人経験枠でも受験が出来る条件はそろっていたのですが、
そちらは倍率が高いうえに私が受けたい分野の募集はしておらず…

1回落ちたとしても29歳になるまで数回は受けられるし、年齢制限がくるまでは普通の候補者試験で受験をしよう!と決意しました。



どうする?勉強方法


このように2022年の年末ごろに決意したはいいものの…

当然、働きながらだと他の受験生と比べ、
情報収集力、勉強時間はどうしても劣ってしまいます。

限られた時間で確実に点を取るための私のスケジュールをご紹介します。



合格までのスケジュール


1月

公務員試験の受験を決意
とりあえず有名かつ問題数の多そうな参考書を探します。

いろいろ調べて、過去問500シリーズの一般教養教養試験を購入しました。


(あとからこれだけで足りなかったらどうしよう…と不安になり国家総合職の一般教養も購入しています)



2月~5月

ひたすら…ではなく働きながらですが、なるべく毎日問題集は開くようにしていました。

幸いにも残業が少ない時期で、平日は帰宅し夕食を食べた後19時~21時を勉強時間に充てていました。

たまにやる気を失い、30分で勉強諦めてしまった日もありますが
職場から公民館の自習スペースに通い、過去問500をひたすら解いていました。
詳しい勉強方法については、別のnoteにて書こうと思います。


3月頃には受験したい自治体からオンラインでの説明会があり、それに参加しました。
情報収集をするツテがないので、藁にも縋る思いで質問をしまくっていた記憶があります。

ゴールデンウィークも、旅行などの大きな予定は入れず
基本的に毎日図書館に通って過去問を解いていました。
毎日行く図書館を変え、気分も変えていました。



一次試験


5月下旬には一次試験がありました。

一般教養試験は、結果的には足切り試験だったのかな~という感じでしたが
ここで落ちるわけにはいかないため必死です。

その緊張感が結果的に良い方向に働いたかなと思います。


一次試験には分厚い問題集を持っていくわけにはいかないので
こちらの本を試験前にパラパラとめくっていました。


5月~6月


一次試験後、1週間ほど気が緩みます。

一次試験と二次試験の間は凡そ1ヶ月、4週間しかないわけですが
一瞬だけ、自分の中でやり切った感が出てしまったんですね。

一次試験の合格発表は、試験2週間後。
結果的に本気で二次試験の筆記試験の勉強をし出したのは合格発表後だったと思います。

点数開示を見たら、二次試験の筆記が一番点数が伸びていなかったので
やはりこの時期にいかに切り替えるか、というのはひとつポイントになってくると思います。

また、二次試験の筆記の日に面接カード(面接で使用する履歴書的なもの)を出す必要があるので
その作成も行います。

親や周りの人に見てもらって添削をしてもらっては修正する日々…

一番きつかったのは、文字数制限があったことです。
普段使わない漢字に変換して文字数を削るのですが、結果意味がよく分からなくなり消す…ということを繰り返していました。


二次試験(筆記試験)


6月下旬に行われた二次試験は、午前中が適性試験(ひたすら数字を足してくやつ)と小論文
午後が専門分野の筆記試験でした。

会場に行って初めて知るのですが、他の受験生は民間や他の自治体と併願している場合がほとんどであるため
もしそちらで内定が出てしまっていたらもう受験する必要はないわけです。それはそうだ。

なので、自分が把握している一次試験の合格者数と会場にいる人数に結構差があり、驚いた記憶があります。

無事に二次試験を終えて帰宅するのですが、残りは面接だけだ~と完全に気が抜けた結果、帰宅後すぐに発熱し結果コロナに感染していました…



7月


面接カード(履歴書的なもの)のコピーを見ながら
自分の志望理由を詳しく説明する練習をしたり
想定質問などを調べて過ごしました。



二次試験(面接)


7月中旬の平日、面接試験が行われました。

これまでの試験は私服受験でしたが
ここでやっとリクルートスーツの登場です。
5年ぶりにリクルートスーツを引っ張り出しました。

面接は2回
1回目は人事っぽい方との面接で、比較的穏やかな雰囲気で行われました。
お昼を挟んで2回目は志望している部門の偉そうな人との面接で、より詳しく志望動機などを聞かれました。

面接では、社会人をやっていたことの経験が生きたなと思います。
年齢層が上の人に対しての受け答えなど、必要以上に緊張することなく面接を終えることが出来ました。


8月


合格!

途中気が緩んだり不安な日もありましたが、合格を勝ち取ることが出来ました。



自分に合った方法と自信をもって試験にのぞむこと


結果的に、半年間の勉強期間で公務員試験に合格することが出来たのですが
そのためには
自分が最短で結果を出せる勉強方法を知っていること
必要以上に緊張しないためのメンタル
が必要であると、この経験を通して知りました。


これから公務員試験を受けようとしている方
働きながら転職活動をしようとしている方

頑張ってください!応援しています。

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