noteの会社に1人目広報で入社してやったお仕事まとめ
noteを運営するピースオブケイクに入社して、早2ヶ月。
1人目広報って、最初になにをするんだろう‥‥?は自分自身、興味があるテーマでした。この2ヶ月、何をしていたのか。ふりかえりの意味も込めて、まとめてみます。
ありがたいことにニュースには事欠かない環境で、あのやり取りはいつ誰としたんだっけな?と分からなくなるほど、あっという間の時間を過ごしています。
入社したのは、2019年4月22日。
Twitterにあげた入社宣言は、noteファンの方を中心にたくさんの反響がありました。期待を感じて、身が引き締まるやつ。
その後、訪れた怒涛の日々。入社エントリを書けていなかったので、ここにまとめます。
やれていないことがたくさんあるのは置いておいて、早速いってみます。
自社の価値観、歴史、仲間、事例を知る
PRを担当する以上、会社のことはなにを聞かれても答えられるようになりたい。
なんとも恵まれていることに、入社初日から代表・加藤の取材や講演会が立て続いていました。同席しながら、勉強!創業の想いやビジョンを何度も何度も聞かせてもらいました。
ほかにも入社1週目は、社員をつかまえて「noteの使い方で分からなかったこと」「noteやcakesから生まれたコンテンツやクリエイターの事例」を聞いて回っていました。
特に、noteやcakesからはヒット書籍がいくつも生まれているので、それをきちんとまとめる!(現在進行中)
この頃、わたしのツイートはこんな感じ。そわそわしています。
情報の集約
今まで点在していた、ピースオブケイクにまつわる情報の数々を公式サイト配下に集約しました。※公式サイトも、もちろんnoteのプラットフォーム上に作っています!
ピースオブケイクが出しているサービスの数々は「Service」マガジンにまとめたり。
ピースオブケイクの公式サイトで一番アクセスが多い記事は「About」。それなのに、恐らくここを訪れる方々の「知りたい」情報がまとまっていなかったので、もろもろ追加。
役員陣の顔を見えるようにしたり、当社へのアクセスがわかりやすいようにGoogleマップを埋め込んだり。
他にも公式サイトのメニューを刷新して「ピ社のひとびと ※」や、会社で毎日のように開催されているイベント情報を集約された「Event」メニューを追加したり。
※「ピ社のひとびと」とは?
なぜか実名でSNSをやっている率がとても高いピースオブケイク(略して「ピ社」)。誰に強制されるわけでもなく、note書いている率もめちゃくちゃ高い。そんな社員noteをまとめたもの。
noteは、みんなが創作を続けるための仕組みづくりに本気。考えているだけじゃなくて、いろいろな施策を実行していることもきちんと伝えたい。
noteクリエイターがどんな風にnoteを活用しているのか?その結果どんなことが起きたのか?をインタビューした「noteクリエイターファイル」マガジンを公式サイトにも連動させたり。
noteクリエイターが世の中に出ていくキッカケを増やす「noteクリエイター支援プログラム」の取り組みを紹介するマガジンを公式サイトにも連動させたり。
すでに発信されている情報はたくさんあったので、必要なものを公式サイトに集約していきました。
情報の共有
ピースオブケイクは、どんどん社員が増えています。今までは阿吽の呼吸でわかり合っていたことが、伝わらなくなるフェーズも近いはず。
取材で代表の加藤やnoteディレクターたちが話していたことは、メモに残してSlackで共有。外にどんな発信をしているのか?を見える化しました。
加藤が社内向けに話したことをまとめて残すのも、大事な仕事の1つ。
たとえば週1で開催される「全体会」。加藤が会社の直近の動きの狙いや、今後に向けた方針、会社の歴史や考え方について話します。
これもすべてログに残しておくことで、後から入社した社員へ共有したり、誰でもいつでも見返すことができるようにしています。
ピースオブケイクにはすでに、確固たる「ミッション」「ビジョン」「バリュー」があるので、PRのやるべきことは、きちんとそれを浸透させやすい環境整備。大事なことは何度でも。
ここまでは、主に社内向けの取り組みでしたが、社外向けもしゃかりきにやりました。
自分たちのことを語る
ピースオブケイクに入社していちばん驚いたのは、ユーザーからの愛され度。自社のニュースを発表して、ユーザーから「待ってました」「note、ますます楽しみ!」と喜んでもらえるなんて‥‥感激しました。
一方で「なんか最近noteの話をよく聞くけど、なんなの?」という人が大多数なことも、また事実。
きちんと自分たちで「こんなことやってるよ!」「こんなことを実現したいんだよ!」を声高に伝えていこうと情報発信も強化しました。
1)プレスリリースを通じて、たくさん情報発信
このプレスリリースを皮切りに、2ヶ月間で、12本の発表を行ないました。
noteで書くボタンの実装だったり、cakes連載コンテンツの書籍化だったり、いろいろなパートナー契約だったり、Nサロン本格始動!だったり。多彩な話題がありました。
※ちなみにプレスリリースの配信サービスも、メディアへの到達度を考慮してソーシャルワイヤーが提供する「NEWSCAST(旧:@Press)」を使いはじめました。
2)社員インタビューで、中の人の想いを発信
HR Leader・北上と連携して(毎日社員とランチをしまくっていて、社員1人1人にめちゃくちゃ詳しい!)、社員インタビューをどんどん出す。
入社してからは、4本の記事を公開しました。
取材しながら、みんながどんな想いで仕事をしているのか?どんなサービスにしていきたいのか?が聞けるのがなにより楽しい時間でした。
こんな反応をもらえるのが、至福!
そして、みんなの芯が共通していて、まったくぶれていない!強い!
この記事は、自分自身に言い聞かせながら作りました。
代表・加藤からもお褒めの言葉を頂いたので、ブックマークしています。
3)ピ社の日常レポートを発信
これはまだまだできていないけど、今後強化していきたいことの1つ。社内イベントの様子だったり、ユーザーと対話している風景だったり、些細な日常をもっと発信していきたいです。
noteやcakesの中の姿が伝わると、愛着を持ってもらえると思うので。
こんな感じで面白いことをたくさんやっているので、伝えていきたい。
メディアリレーション強化
入社してから毎日のように、いろいろな方とお話をしています。「最近伸びているブログサービス」ではなく、真実の姿を知ってほしいから。
入社してから初めて出たこの記事は、noteの目指す世界が「伝わっているなぁ」と、とても嬉しかったもの。
加えて、ピースオブケイクが普通の会社と違うのは、メディアとの関わり方が幅広いこと。
報道として扱ってもらう対象でありつつ、メディアは当社にとってはユーザーであり、パートナーでもあるんです。
「noteやcakesの思想やビジネスモデル」を伝えるのはもちろんのこと「メディアとしてのnote活用法」「noteクリエイター支援プログラムのパートナー提案」「noteで書くボタンの使い方」などもお話して、お友だちを増やそうと奮闘しています。
まとめのまとめ
PRとは、Public Relations。
自社やサービスを誇張することもなく、等身大の姿を適切な温度感で伝えて、ステークホルダーとの関係づくりをしていくことが自分がするべき仕事だと考えています。
そのために「自分のことを知る」。「必要な情報をきちんとまとめる」。「届ける」。「自分たちのことを理解している友だちを増やしていく」。
一歩一歩、着実にやるべきことをやっていきます。
また数カ月後に「お仕事まとめ」noteを書くときに、自分がどんなことをしているのか?ワクワクしています。
最後までお付き合い、ありがとうございます!頂いたサポートでほかのすてきなnoteにサポートします!!子育てや仕事についてつづっていきますので、もし良ければフォローしていただけると嬉しいです。