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noteで活躍するクリエイターの方々をご紹介します!
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記事一覧

noteで1年間に数千万円の収益!『近代麻雀』が活路を見出した有料記事のサブスク販売とは

麻雀漫画専門誌として根強いファンを抱える月刊誌『近代麻雀』(竹書房)。漫画のほかグラビア、コラム、Mリーグ(*)情報など、麻雀に関するあらゆる情報を掲載しています。 2021年からはnoteで有料記事の販売をスタート。紙の雑誌に掲載している漫画などのほか、「近代麻雀ノート」だけで読める書き下ろし記事を販売し、1年でなんと数千万円の収益を上げました。 既存メディアがnoteをはじめる意義や、有料noteで収益を伸ばした手法を、編集長の金本晃さんにうかがいました。 収益を上

「ライターは自分のメディアを持つのが当たり前に」取材した情報をnoteで発信、竹中玲央奈さん

サッカー専門媒体の記者を経て、現在はスポーツビジネスを展開する企業ではたらく竹中玲央奈さんは、いまでも週末になると日本中を飛びまわり、サッカー育成年代を取材しています。 取材の成果はサッカー媒体に寄稿することもありますが、その多くは個人のnoteの有料記事を通じて直接サッカーファンにとどけられます。 自分のメディアを持つことで、より自由に発信でき、専門媒体で書くよりも多くの収入を得られるようになったといいます。そんな竹中玲央奈さんにスポーツライターの新しい生き方について聞

「ファンとの信頼関係が生まれる」 俳優・白石隼也さんが有料noteをはじめた理由

『仮面ライダーウィザード』『グッドモーニング・コール』など、数々のドラマ・映画などで活躍する俳優・白石隼也さん。 白石さんは、様々な街を巡ってエッセイをつづる月額制コミュニティ「into」を開設しました。ラジオ番組を聴けるプランや、お便りの募集なども行い、多くの人から支持を得ています。 なぜnoteで月額制コミュニティをはじめるに至ったのか、白石さんにお話をうかがいました。 メッセージを発信する場がほしかった——6月からnoteの月額制サブスクサービス「メンバーシップ」

「思考回路を学んでほしい」 エコノミストのエミン・ユルマズさんが有料記事を書く理由

『世界インフレ時代の経済指標』など多数の著書を持ち、テレビやYouTubeなど数々のメディアで活躍するエコノミストのエミン・ユルマズさん。 「Emin Yurumazu Magazine」は、エミンさんが株式、為替、債券をはじめとした金融市場の相場展望や経済情勢などの分析、手法、考え方などを発信している人気の定期購読マガジンです。 noteで個人メディアを運営する理由やその意義を、エミンさんにお聞きしました。 読者からの要望で「よりタイムリーに」情報発信――エミンさんは

noteを使って料理レッスン 料理家・大原千鶴さんのあらたなチャレンジ

料理家の大原千鶴さんは、テレビ出演や雑誌連載などで活躍するかたわらで、noteでは「大原さん家のリアルごはん」という月額制コミュニティを運営。 大原さんがふだん自宅で食べている「シンプルで美味しい家庭料理」を毎月取り上げ、メンバーシップ加入者向けに料理のレッスンをライブ配信しています。 オンラインの料理レッスンで工夫しているポイントや、料理家がnoteを使うメリットについて、大原さんに聞きました。 テレビでは伝えきれないことを届けたいーーnoteをはじめたきっかけはなん

「無料だと続けられなかった」 オモコロ・永田智さんが有料で日記を書く理由

人気のWebメディア「オモコロ」で記事を書いたり、動画に出たりと活躍中の永田智さんは、noteでも「永田智の『ふぁんふぁんハニーランド』」という有料記事の連載をしています。 月300円で読めるのは、いわゆる日記。永田さんの日常やそのとき思ったことなどが3年ものあいだ毎日更新されています。 ライターとして働きながら、なぜ有料で日記を書いているのか、noteを書くメリットとは。バーグハンバーグバーグ副社長の永田さんに聞きました。 有料だからこそ書き続けられている。ーーnot

インスタで人気の写真家・宮田飛雄さんに聞く、有料記事を販売するコツ

宮田飛雄さんはプロの写真家として、日本とロサンゼルスを拠点に活動しています。友人たちからの要望で、英語の学習方法にまつわる有料記事をnoteで販売したところ、かなりの人気記事に。公開から1ヶ月以上経ったいまでも毎日5〜10人に購入されているそうです。 「想像をはるかに上回る反響だった」と語る宮田さんに、記事の公開前に工夫したポイントや、Instagramを活用した宣伝方法について聞きました。 カメラの前で話すより、文章で伝えたい。——まずは宮田さんについて教えてください。

アプリマーケティング研究所・鶴谷さんに聞く、直接課金で運営する専門メディアのつくり方

スマホアプリやネットサービスの運用ノウハウを掲載する「アプリマーケティング研究所」は、ニッチなテーマながら月間10万人近くの読者をあつめる人気の専門メディア。代表の鶴谷智洋さんが基本1人で取材から記事公開まで担当しています。 特徴的なのは「バズることが目的達成につながるわけではない」と考え、コアファンを重視する戦略をとっていること。当初、広告モデルではじめたサイトはいま、熱心な読者からの直接課金によって支えられているそうです。 アプリマーケティング研究所が直接課金モデルを

「なんで有料でnoteを書いてるんですか?」筆まめなベーシスト・SOPHIA 黒柳能生さんに聞いてみた。

1995年にメジャーデビュー。数々の名曲を残し、2013年から活動を休止していたロックバンド「SOPHIA」が昨年秋、9年ぶりの活動再開を果たしました。長くつづく人気の理由は、楽曲の良さ、バンドのパフォーマンスなどさまざまありますが、この記事ではベーシストの黒柳能生さんに注目。 黒柳さんは昔から文章を書くのが得意。ずっと個人サイトで書き続けてきましたが、最近はnoteを開設して日常の様子をつづったり、有料記事を販売したりしています。先日はなんと企業協賛のコンテストで見事受賞

ブランドが「コミュニティ」を運営する理由とは? WRAY代表・谷内侑希子さんに聞いてみた。

起業家の谷内侑希子さんが、外資系証券会社やコンサルティング会社勤務を経て、2020年に立ち上げたブランド「WRAY」。女性向けのセルフケア商品を開発・販売するブランドでありながら、2023年からnoteをつかってコミュニティ「LIFT with WRAY」の運営に乗り出しました。 興味深いのは、あえて月額料金と入会に審査ありというハードルを設けたところ。女性向けブランドが、SNSでもなく、流行りの動画配信でもなく、いまコミュニティをはじめた理由とは。WRAY代表取締役の谷内

「だれにも見られたくないから8000円で」ピン芸人・サツマカワRPGが有料で日記を書く理由

R-1グランプリで2022年・2023年とファイナリストに。実力派のピン芸人として活動するサツマカワRPGさんは、一風変わったスタイルで自身のnoteを運営しています。 そのやり方とは、毎月1日に1本だけ8000円の有料記事を公開し、その後は1ヶ月かけて同じ記事にどんどん追記・更新していくというもの。 日々の活動の様子から、考えていることや悩んでいること、ときには仕事の愚痴まで赤裸々に書きつらねていく。思いつくままにスマホで書かれる日記は1日に何度も更新され、月が変わるこ

「読者に対して真摯であること」 経済ジャーナリスト・後藤達也さんに聞いた、2万人が直接課金する個人メディアのつくり方

経済ジャーナリストの後藤達也さんは2022年4月、日本経済新聞社を退職してフリーランスになると同時にnoteを開設しました。 noteでは「経済をわかりやすく、おもしろく」発信する月額メンバーシップを運営。約半年で毎月2万人以上が購読するサブスクメディアに成長しています。 40歳を過ぎて退職を決めた理由から、個人メディアのつくりかたまで。ネットで継続的に発信するためのコツを後藤達也さんに聞きました。 会社を辞めた時は本当にどうなるかわからなかったーー独立してフリーのジャ

「正直、助かっています」電気グルーヴ・ピエール瀧さんに聞く、noteで有料記事を書く理由

テクノユニット「電気グルーヴ」のメンバーであり、俳優、声優などマルチな活躍で知られるピエール瀧さんは、2020年からnoteをはじめています。 noteでは「23時に23区をほっつき歩く」という内容の有料記事のシリーズを執筆。これはもともと書籍化を視野にスタートしており、2022年10月に『ピエール瀧の23区23時』として刊行されました。 無料記事にとどまらないnoteの活用法、そして本の出版とnote連載の理想の関係について、 ピエール瀧さんに聞きました。 使ってみた

毎日1000文字を書く芸人 ロザン菅さんに聞いた「なんで有料でnoteを書いてるんですか?」

人気お笑いコンビ「ロザン」のボケ担当・菅広文さんは、noteで「ロザン菅の1000字」という有料記事シリーズを執筆しています。 驚くべきはその頻度と量。なんとこれまで約1年半にわたり、毎日約1000文字のコラムを書き続けています。それらをまとめたものは新刊『京大中年』として発売されました。 高学歴コンビとしても知られているロザンの菅さんが考える、継続するためのコツや、芸人が文章を書くことの意味とはーー。noteの意外な使い方についても聞きました。 毎日1000字、書くこ