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私に「デザインのいろは」を叩きこんだ師匠たちと、はじめてのグラフィックデザイン。


▷ はじめに

ご覧いただきありがとうございます!森 みさと と申します^^

グラフィックデザインとイラストを仕事にしております。


▼主な作品はこちらにまとめています。よかったらのぞいてみてください*
(気に入ったらフォロー&コメントいただけるととても嬉しいです!)

私については「自己紹介」をご覧いただけますと幸いです☆彡

同じことで悩んでいる誰かが、これを読んで少しでも気持ちが軽くなれたらいいな…と思い、
今までの経験から得た私なりの答えを綴らせていただきますね^^


今日は私にデザインのいろはを叩きこんだ2人の師匠についてと、グラフィックデザインデビュー戦について書いていきたいと思います!


▷ すべては個性的な師匠たちから

私に染み込んだデザインのいろはは、前の職場のデザイン事務所での経験がすべてです。
別のデザイン事務所(少しの期間だけ)や、今の職場など、
グラフィックデザインに関わる職場は3つしか経験できていませんので、
大きい組織で働いている方などにとっては「何言ってんだこいつ」とか思われてしまうかもしれません…
それを踏まえて読み進めてくださいませ…!

自己紹介記事でも書いたように、
私は2015年(当時23歳)にグラフィックとWEBを扱っているデザイン事務所に入りました。
当時の私の師匠は2人いて、2人とも大きい組織出身のバリバリのデザイナーでした。

師匠①(ボス)は、おそらく人を惹きつける魅力があり、自信に溢れるデザイナーでしたが、自他共に認める人に教えるのが苦手な人でした。笑
ですが、私のデザインのいろはの7割はこの方から学んだものです。
師匠②は本当に器用で何でもできる人で、絵も上手いしデザインもかっちょいい~!て感じでした。
この方の言葉に救われたことも沢山あります。ただ、とても変わった人でした。

ここに入った頃の私のスペックは、
・社会人3年目
・イラレフォトショはそれなりに使える(特にフォトショ)
・ポートフォリオは、前職で作成した合成やプライベートで作成したフライヤー、学生時代の作品など
・絵は描ける
という状態でした。


▷ はじめての”ちゃんとしたグラフィックデザイン"

新入りは、”師匠が考えたデザインラフを元にデータに起こす”とか
オペレーターみたいなところからのスタートかと漠然と想像していたのですが、
デザインラフを考えるところから任せられました。
そうなんです。私にとっては任せて「もらえた!」じゃなくて、任せ「られた…」だったんですね。
そんな、わかんないよ~>< プレッシャーやばいよ~>< という感じでした...笑
といっても、チェーン店の飲食店の店内POPなので、楽しんでできるようなお仕事だったんですよね^^
でもペーペーのペーな私にとっては大変だったんです。。

あとから知りましたが、
師匠たちは、自分たちが大きい組織に属して新入りだった頃、
雑用(切り抜きや資料集めなど)ばかりでつまらなかったから、
その思いはさせたくなかったようです。。

さすがにざっくりとした要素は指示いただけたので、
それを元に下記の流れで、初めての”ちゃんとしたグラフィックデザイン”が始まりました。
①会社にあるデザイン本や、ネットで、参考になるイメージをかき集める。
②POPのレイアウトに置き換えて、手書きのラフを描く。
③参考イメージと手書きラフを並べて、師匠たちに確認いただく。(最低でも3パターン)
④方向性のすり合わせができたら、いざPCで作成スタート!
⑤出来上がったら確認いただいて、実際に師匠がPCで修正してくださるのを後ろで見学。

(新入り期間が終了したらもちろん手を動かすのは自分になります!)

私の場合、②は数をこなすまでは苦手でしたが、
この③~④の、頭の中でやっと固めれたイメージをPCで形にしていく作業がすごく好きです。
よ~し、やるぞ~!となります。笑
ただ新入りのころは、「後ろで画面を見られている気がする…。ダサい、遅いって思われてそう…。集中できない。。」って冷や汗かいてました。笑
事実、そういう気持ちで見られてるんですが(笑)、そこまで気にしなくていいのに萎縮しちゃうんですよね。
そして萎縮すると余計できなくなるという悪循環。
リラックスしているといいアイディアが浮かぶというのを聞いたことがありますがほんとそう思います!

⑤では、知らない機能やショートカット、デザインの知識などにあふれていて感動しました!笑
キーボードこんなに使うんだとか、早すぎて魔法みたいって思いましたね。
同時に、私はなぜか基本中の基本を知っていなかったり、変な使い方とかしていたことが判明し、
「もっとできるやつかと思った・・・」とげんなりされたときもありました。。
今では笑えますが当時は超ショック受けてましたね。笑


▷ 世の中のものを見る

師匠①からは、とにかく、「世の中のものを見なさい」と言われていました。
新入りの段階での頭の中は、引き出しがまだまだ少ないから、自分の頭の中で考えても何もいいものは生まれない。
世の中のかっこいいもの、素敵なものを参考にしなさい。と教え込まれてきました。

当時より引き出しは多くなったと思いますが、今でもこのやり方は継続しています。
アイディア出しの段階で、ろくにインプットせず自分の頭の中だけで考えたものだと、
それなりに形にはなっても、どこか垢抜けないんですね。。まだまだ修行がたりません^^


今日は、POPデザインを用いて私が習得したデザインの流れをご紹介しましたが、まっさらな状態から作り出すものなら、これが基本的な流れかなと思います。

他の会社ではどんな流れでデザインが出来上がるのかとても興味ぶかいです・・・!

これからも、いろんな「デザインのいろは」を書いていきたいなと思います^^
最後まで読んでいただきありがとうございました☆彡

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