首都圏の子どもたちを茨城に! 森と未来の学校とは
お久しぶりです!
最初の投稿からだいぶ期間が空いてしまいました。
去年の夏に、「森と未来の学校」キックオフ(下見)の様子をレポートしたこちらのnote。これからあっという間に1年が過ぎようとしています。
この下見以降、私たちの活動について発信がほとんどできていませんでした。実は、4校もの学校団体が茨城に遊びに来てくれたんです。
この日から動きまくって1年、ついてきた結果や、これからについて、こちらのnoteでも発信をしていきたいと思います!
その前に……
そもそも私たち「森と未来の学校」について、ちゃんとした紹介をしていませんでした。
このnoteでは、「森と未来の学校とは何なのか」、「何を目指しているのか」について、ご紹介したいと思います。
「森と未来の学校」とは
私たち「森と未来の学校」は、茨城県を拠点に活動する旅行会社や教育関係者、その他有志の人間で結成した、一般社団法人です。
私たち森と未来の学校は、茨城県での教育旅行を通して「子どもたちの学び・体験のアップデート」、「茨城県の社会問題を解決」することを目指しています。
子どもたちが生きていく社会
ものすごいスピードで変化している現代社会。私たちの生き方や働き方も、目まぐるしく変化しています。
今の子どもたちが大人になって生きていく社会はどうでしょうか?
今ある仕事の50%はAIに置き換わるという予測が出ています。
おそらく、今はまだ存在しない新しい仕事が生まれているでしょう。
そんな社会を生き抜く力を養うために求められているのが探究力です。
探究学習については、学習指導要領にも記載されています。
探究する力とは、ざっくりとですが下記のような能力です。
変化の多い社会であっても、自分の力で問題を見つけ、解決し、生き抜いていく力。
私たちは「旅」を通して、この探究学習を提供したいと考えています。
その舞台として茨城を提案します!
探究の目的地としての茨城
皆さん、「学校の旅行」と聞いて思い出すのは何でしょうか?
京都、奈良、北海道、沖縄…
定番の目的地が思い浮かぶと思います。
そこでなぜ、茨城で教育旅行なのか。
茨城県には、「探究」の材料がたくさんあるからです。
茨城に実際に遊びに来てもらい、体験・触れ合ってもらい、興味・関心を持った対象で問いを立て、探究の材料にしてもらいたい。
そんな茨城での学びの仕組みを作っていきたいと思っています。
もう一つ目指していること
私たちが拠点を置かせて頂いている「茨城」に対しても、目指していることがあります。
それは、教育旅行を通じた茨城の社会問題の解決です。
なかなか大きな夢だとは思いますが、本気で茨城を人生の選択肢に入れてもらうことを目指しています。
日本各地で、人口減少が問題となっていますが、茨城も首都圏への人口移動が顕著です。
私たちの旅を通して、ひとりでも茨城に関わる人が増えてくれること。
それが、拠点を置かせて頂いている茨城の未来にとって、大きな力になるのではないかと考えています。
首都圏の子どもたちに
こうした目的のもと、私たちの教育旅行は首都圏の子どもたちをターゲットにしています。
コロナ禍は旅に対して大打撃でしたが、茨城にとってはチャンスでもありました。
遠すぎる場所だと、何かあったときに保護者の方が駆けつけることができません。
その為、「距離=リスク」になってしまい、コロナ禍では校外学習の実施を断念する様子が多く見かけられました。
茨城は首都圏から約1時間程度でアクセスできます。
その為、何かあったときにすぐに保護者の方が駆けつけることができます。
こうした、首都圏から近い距離の要素は、コロナ禍には強みとなり、また深い探究学習を目指す上でも、大きな利点となると考えています。
レポート・発信していきます!
長くなってしまいましたが、私たちの想い・目指すところについてご紹介させて頂きました。
今年、首都圏から4つの学校団体が茨城に教育旅行に来てくれています。
その様子はこちらのnoteでもレポートを掲載していきたいと思います!
実際に首都圏から茨城に来ていただく中で、課題や問題点もたくさん見えてきてました。
更に茨城での教育旅行を盛り上げていくために、これからどんどんアップデートしていきたいと思います。
また、森と未来の学校のHPも作成することになりました!
少しでも茨城での教育旅行を知ってもらえるように、働きかけていきます!