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読書記録4.2 -移動中はスマホをしまおう-『7つのステップでスマホを手放す 退屈すれば脳はひらめく』マヌーシュ・ゾモロディ

こんにちは、だるまです。昨日はスクリーンタイムを利用して、自分のスマホ利用の現状を把握するところまでやりました。詳しくはこちら。

2日目は、次のステップ。早速本題です。

Day2 移動中はスマホをしまおう

要約:誰かと一緒にいるときは会話に集中しよう

まさに移動中に読んでくだっさている人がいたらごめんなさい。今日は特例ということで。

会話中どこにスマホを置いているか

誰かとごはんに行ったとき、休憩時間にお喋りしているとき、肌身離さずスマホを持っていませんか?

かくいうだるまも、写真を撮るために机の上にスマホを伏せて置いていました。たまにスマホをいじったりもしていました。

しかし本書によると、
スマホが目に入らないところで会話した人は、相手により強く共感し、その会話は上質だそうです。(上質の定義はよくわかりません。スマホがあった場合に比べ、ということです。)

会話<メール?

近頃の学生は会話よりメールを好むそう。理由は「リアルタイムだと、言おうとすることをコントロールできないから」。

LINEなどの返信は間隔があきますよね。
自分が「完璧」だと思う文章を考えて送ることができます。ましてやSlackには編集機能がついていて、送信後でも「完璧」と思うまで直すことができます。

しかし、コントロールできないから自由があるからこそ、会話は不思議な展開になったり、「間」を感じることができると思います。
会話がなくなった世界に創造性が生まれるのか、疑問です。

まとめ

ここで本書がいいたいのは、メールがダメ・会話はマルということではないです。

「誰かと一緒の時でさえ、そこにいない他の人とメールをする習慣が問題」

だと警鐘を鳴らしているのです。

スマホはまるで4歳のこどもの様です。TPOをわきまえずに通知をしてきます。たとえ、誰かと会話しているときでも。

親が子供にルールを教えるように、私達もスマホにルールを教えられます。スマホに注意を奪われることは、個人の意思で改善できるのです。

スマホの通知に煩わされず、ボーっとする自分の時間を設ける。それが大切だと述べられています。

そのためマインドフルネス瞑想は有効手段です。瞑想を経験されたことのある方は、体への意識が高まるのを知っているでしょう。この訓練を応用すれば、スマホに対してよりマインドフルになれるはずです。

「目的意識をもった」使い方をすることが、スマホを手放すゴールだと言えます。

気が散る原因は、デバイスや人間やモノではなく、心の内の意識にあるのです。


実践 健全なスマホライフのために

では意識的なスマホ利用のためにまず何をしたらよいのでしょう?

ひとつに、利用時間のコントロールがあげられます。4つのステップで、Day1で観察した自分のスマホ利用を制御していきます。

Step1 重要でないアプリの通知をオフにする

スマホは4歳のこどもですから、初期設定のままだと数々の通知がきます。天気予報やメルマガ、Twitterのいいねなど、9割くらいの通知をオフにするとすっかり静かになります。

Step2 重要な通知は必ず受信できるようにしておく

緊急時に誰と連絡を取れるようにしておきたいか考えます。

LINEで人ごとに着信音を変更できるか分かりませんが、電話やメールなどは重要人物だけ特別な着信音にするとよいそうです。

Step3 ファントム・ガジェット・シンドローム(PGS)に対抗

PGSとはスマホが鳴っていない時も鳴っているように感じる現象のこと。

だるまも以前TVで初めて知りました。そんなことあるの?と思うかもしれませんが、心当たりはありますか?スマホをカバンにいれることで、境界線を引くことができます。

Step4 呼吸を忘れない

今、呼吸してますか?息を止めていたら深呼吸。

・・・

メールやLINEをしているときに一時的に呼吸が止まったり、浅くなることがあるようです。無意識に緊張しストレスを生じさせている。

だるまは別の本で呼吸の大切さを知り、毎日1限の後と3限の後に瞑想のリマインダー設定をしています。これだけは音の鳴る通知です。

Lesson2

実践を終えたところで2日目のレッスン。

移動中はスマホをしまおう

です。

電車内を見渡すと、スマホの行列。前のシートに腰かけた7人が全員スマホを見ていたことがあり、壮観でした。

今日からあなたは観察する側になりましょう。

やることはシンプルです。移動中はスマホを目に入らないところにしまっておくだけ。

目的地に着くまでは決して見ないように、天気予報は出発前に、目的地までの地図は頭に入れるかなにかしましょう。

ステップアップできる方は、普段通勤などで歩く道で今まで気づかずにいたことを5つ見つけてみるとよいそうです。

これは、だるまも実践しています。これまた別の本で「色」を探すという方法を知り、「今日は赤」と決めたら道にある赤いものを探す。意識が外に向くことを実感出来ると思います。

おわりに

2日目にして、かなり難題を突き付けられたと感じるかもしれません。

実はだるまは昨日、移動中はスマホを見ないチャレンジをしましたが、3回ほど見てしまいました。でも、意識したことによって車内の様子や車外の風景を観察でき、意味はあるなと感じています。

少しずつ、自由に、退屈に。

続きです。

それではまた明日。

かしこ




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