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ハッピーハングオーバー2021【新宿 テルマー湯編】

新しい年が始まり、三ヶ日の行動がその年を占うと誰かが言っていた。
三年前にこの言葉を知ってから、それなりにこの三日間の行動は気を使ってきた。無駄に過ごすことがないように、幸せを感じられることを何かするように。
今年はコロナ禍というのもあり、実家からも帰省自粛要請がきたため、東京の自宅でフルに過ごすことになった。
大晦日の夜は、我が家の地下に入っている深夜食堂にて、ドラマの如く常連さんと年を越し朝まで飲んで、物すごい頭痛とともに新年スタート。う、うん、なかなか幸先よいぞ。
元旦は実質夜からスタートで、またも我が家の地下に入っているフレンチレストランにて、迎酒とフルコース。最高の食材と天才シェフの腕前によって、二日酔いを忘れる至福の時を過ごす。新年最初の日に、お腹いっぱい幸せいっぱいになれるとは、今年は豊かな食文化が約束されていそうな好スタートではないか。

その後、エレベーターで上に上がればもう我が家というスポイルドな環境に去年引っ越してきたというのは、2020年ナイスプレー大賞だったと、自分で自分を褒めてあげたい。

さて、我が家での二次会においては、去年私がスコットランドのマル島で買ってきたスコッチウィスキーのトバモリー12年をついに開けちゃいました。村上春樹の僕らの言葉がウィスキーであったならに感化されたわけでは決してなく、これを知る前からスコットランドもスコッチも大好きなのだけれも、もし私達の言葉がウィスキーであるとすれば、トバモリーは私の辞書においては間違いなく、『あけましておめでとう』という訳であろう。(意味不明)

ああ、懐かしのトバモリーの街…
いつかこの旅の記録もnoteに残したい。


さて2日連続飲みすぎた翌日、箱根駅伝もさておき、遅ればせながら、神様にご挨拶。
おみくじは、今年を占うというよりは神様からのメッセージだと捉えているが、今年の神様はなかなか粋な言葉をかけてくれる。

コロナ禍以降、明日はドラマチックな何か起きるんじゃないかと夢見て寝ては、何も変わらな退屈な毎日を過ごしていると思ってしまっていたけれど、今を一生懸命生きることが、次の幸運に繋がっていくのだ。
神様はいいこと言いよる。
しかし優しい神様も、待ち人はさわりあり、来られませんと断言しているのはどうしたらよいものか。

さて、今夜こそ静かにフロガー活動をと思っていたものの、また地下のバーに顔を出し、常連さんと朝まで飲み明かしてしまった。
2021年はなんだか食と酒がテーマになる予感がしてきたぞ。

翌日夕方近くに目が覚めたときには、かれこれ3日間起きてる時はほぼ飲んでいたことがたたり、2021年最大の二日酔い状態だった。

三ヶ日、最終日…向かう先は風呂とサウナしかない。お正月からやっている東京のお風呂屋さんを探したところ、新宿のテルマー湯があったので向かうことにした。

考える事は皆同じなのか、テルマー湯には沢山の人が来ていた。館内はコロナ対策もしっかりしていて、風呂以外はマスク必須。
都内最大級と言われる施設なのも納得のお風呂やサウナバリエーションだ。

テルマー湯HPより。

中性電解水風呂というのは初めて聞いたが、今の時期コロナ対策で、電解水を消毒に使ったりするのを思い出すと効果はわかりやすい。
そこに裸で丸ごとつっこんで、身体ごと除菌してしまう画期的なお風呂なのだ!
新宿の人混みで菌をもらっていたら困るので、まずはこのお風呂から始めてみることにした。
ぬるめなので炭酸泉風呂に入っているような感覚を覚える。これで私の身体の中にいる邪悪な菌たちはみんな殺されたに違いない。

テルマー湯の目玉としては、神代の湯と呼ばれる天然温泉。わざわざ中伊豆から毎日運搬されている貴重なお湯である。
さすが汲みたてホヤホヤの温泉、気持ち良さは格別。42度といい感じに熱くて、二日酔いで浮腫んだ体にぴったりのお湯だった。

テルマー湯HPより。神代の湯。

お風呂であったまったあとは、ロウリュサウナで整えるのみ。フロガーを名乗っていても、サウナで得られる快感に病みつきになり、時にサウナーの一面を見せることがある。
特にこんな二日酔いの日は特に。
汗で三日間のアルコール分を全て抜いて、水風呂で締める。サウナに入ると時に自分は豚肉かなにかで、料理されていることを想像しては、煮て蒸して冷水で締めるなんて美味しそうな調理法とか思ってしまう。

テルマー湯HPより。熱々のロウリュサウナ。

しっかりと整えた頃には、今年はいつものように何か新年の目標があるわけじゃないが、きっ食と酒と湯が私の私生活の中心にありそうな予感がした。もはやライフワークとなるかも。
テルマー湯を後にする頃には二日酔いのことも忘れ、すっかりお腹が空いてきていた。

飲んだ翌日は、カレーを食べるのが何となくいい気がしている。ウコンが入っているという単純な理由だけど。
昔いいとものスタッフをしていた友人が、タモさんの愛したカレーとして教えてくれたモンスナックへ立ち寄ってみた。

モンスナック
03-3352-3052
東京都新宿区新宿3-17-7 紀伊国屋ビル B1F
https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13012067/
食べログより

ビーフカレーは昔から変わらず、美味しかった。お酒が抜けた体に、サラサラーっと流れていくような食感。あー幸せ。
最高の風呂飯はやはりカレーライスだと思う。

今年のお正月は、久しぶりに海外にもいかず、長年東京に住んでから初めてフルで東京で過ごすお正月となった。何の劇的な展開もないけれど、幸せに向かっている予感だけはする。三ヶ日が1年を占うとすれば、未だかつてない平穏で幸せな2021年になる気がしてならない。

テルマー湯
https://thermae-yu.jp/
新宿区歌舞伎町1-1-2
入館料 2405円+休日料金880円 
  ※設備が充実している分お高め
源泉 ないが天然温泉を毎日輸送
サウナ ロウリュとスチームあり
アメニティ 充実
ドライヤー それはもう沢山
コロナ対策 ばっちり
ポイント お風呂の種類が充実
客層 歌舞伎町の女王たちも多い

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