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【何ができるの?】Pythonでだれでも簡単に株価データ分析!

2023年1月下旬に、『Pythonでできる! 株価データ分析』が刊行されました。

この記事では、株価分析にPythonプログラミングを活用するとどんなことができるのかについて、本書の担当編集者がざっくりお伝えしたいと思います。

◆過去の関連記事はこちら

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株取引をしていて、
・もっとデータに基づいた株価分析をしたい
・自分が決めた取引ルールに問題がないか検証したい
と思うことはないでしょうか?
チャートを眺め、線を引くだけだと、本当にこの取引でよいのか不安になりませんか?

「データに基づいて定量的に株価分析をしよう!」と思っても、手計算はもちろん、Excelでも作業が膨大になります。一方で、プログラムを自作して分析するのは、普段からプログラミングをバリバリやっている経験者でもないかぎり、なかなかハードルが高そうです。

……でも実はそれ、Pythonなら意外と簡単にできるんです!

Pythonは、データ分析の分野で最も活躍しているプログラム言語です。ライブラリとよばれる、Excelの関数のような機能を集めたパッケージが用意されていて、これを使うと短いコードで高度な処理が簡単にできます。株価分析専用のライブラリも充実していて、だれでも簡単に株価を分析することができるのです。

たとえば、

import pandas_datareader.data as pdr
 
pdr.DataReader("銘柄コード.JP ", "stooq")

と入力すれば株価データを取得・表示できます。


また、

import pandas_datareader.data as pdr
 
df = pdr.DataReader("銘柄コード.JP", "stooq").sort_index()
df["Close"].plot()

と入力すればチャートを表示できます。


ほかにも、テクニカル指標の表示、

売買ポイントの算出と表示、

シミュレーションによる売買ルールの検証、

……なども簡単にできます。

プログラミングというと、いろいろと準備が必要そうで面倒に感じるかもしれませんが、そんなことはありません!
Google Colaboratoryというサービスを利用すれば、ブラウザひとつで、だれでも簡単に、いますぐPythonのプログラミングを始めることができます。

Pythonを使えば、自分好みの指標を組み合わせて分析でき、自分だけの売買ルールをつくり、その性能のテストまでできるのです。

とはいえ、実際に分析をしようとすると、取得した株価データの整理や、表示するチャートの期間を指定など、ユーザーが自分で考えて実行しないといけない部分は多々あります。ある程度、プログラミングの知識や慣れも必要です。
また、テクニカル分析の基本も理解していないと、誤った分析につながってしまいます。

「じゃあ、実際にどうやったらいいの?」
「何から勉強したらいいの?」

そう思った方には……

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

公表発売中!『Pythonでできる! 株価データ分析』

WINGSプロジェクト 片渕 彼富(著)
山田 祥寛(監修)

データの収集から売買ルールのシミュレーションまで。
Pythonひとつで株価データの本格的な分析ができる!

◆株価分析の流れがひととおりわかる!◆
株価分析の流れに沿って、Pythonでどう実行するのかをていねいに解説します。
・株価データの収集
・チャートの表示
・指標を使った分析
・売買ルールのテスト
 
◆実践的な分析手法を網羅!◆
代表的なテクニカル指標を使った分析手法を解説します。
・移動平均線
・MACD
・ボリンジャーバンド
・RSI
・ストキャスティクス
 
◆PCさえあればいますぐ試せる!◆
Google Colaboratoryという、ブラウザ上でPythonを動かすサービスを利用するので、ソフトのインストールなど、めんどうな環境設定はいりません。
Google Colaboratoryの始め方から一つひとつ説明し、サンプルプログラムも完備。
すぐに実行でき、プログラムを動かしながら学べます。

なお、本書の内容は、ITエンジニア向けメディア「@IT(アットマーク・アイティ)」での連載記事『「Python」×「株価データ」で学ぶデータ分析のいろは』を加筆修正したものです。
興味を持たれた方はこちらもご覧ください!



 


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