#言の葉いとをかし。「伝わるように」書くってこと。
「エッセイとは。」
「随筆とは。」
そんなことを考えながらGoogleして見つけた記事。
(2ページからは有料会員のみでした涙)
受験生向けの、「随筆文をどう読み解くか」についての記事のようです。1ページ目にアンダーライン付きで書かれた文に、膝をたたきました。
「筆者が何についてどう感じたか、考えたかをつかむ」
このことは受験生が受験問題を解くためだけでなく、読み手すべてに言えること。なぜなら書き手は「ああ、これは受験生向けの文だから、わしが何についてどう感じたか考えたか、わかるように書いてやらんとなあ」なあんて書くわけありませんから。
読み手は、筆者が「何についてどう感じたか、考えたか」をつかみにくる。
ってことは、
書き手は、自身は「何についてどう感じたか、考えたか」を伝えなくてはいけない。
「伝えないといけない」ってのは、語弊があるようだ。
「伝えたい」から書く。
でも、「伝える」と「伝わる」はちと違う。いや、だいぶ違う。
「伝える」ってのは、一方通行。
「伝わる」ってのは、両側通行。書き手と読み手が「でしょ?」「ですよねえ」で結ばれる。
「伝わる」文章を書かなくてはいけないんだなあ、これが。
また発信する媒体がWebとなると、紙と違って、これまた特有の術を要する。
Webライティング、いと恐るべし。でも、いとをかし。
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