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『改めて、Web3ってなに?の哲学を考える』~Google AIまかせのWeb3ニュース 2022.3.25【学習】

今日は「改めて、Web3ってなに?の哲学を考える」に注目!
・イーサリアムの未来は、理想から乖離しても明るい
 Web1の時に見た夢をWeb3でも再び
・人類のウェルビーイングにはWeb3が必要だ[WIRED]
・Web2.0ってなんだったの?Web3との違いは?
・ソラナ、アバランチ、L1はテレコムバブルから何を学ぶ?
 大切なのはやっぱりサービス

後半
・メタバース進化論、ねむさんインタビュー
 必要なのは「覚悟」。なぜなら「必ず来る」から
・産業用デジタルツインのニュースが急に増えすぎ!
・Decentraland Metaverse Fashion Week
・シン・秋葉原に文化放送A&Gが!
・Zoom「顔を動物アバターにする機能」の設定方法


おつかれさまです。モリプトタツヤです。

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■トップニュース

↑最近よく聞くようになったWeb3の現実の話。

Web1の時のワクワクがWeb2の前期まではあった
けれどWeb2後期のGAFA独占や囲い込み発想、
価値を生まないことが明らかなWeb広告など
に占有されたことに幻滅期が今。
それがWeb3の非中央集権化への「回帰」で
またWeb1の時の理想を取り戻すのか!?と
ワクワクしているのが数か月前。

今はWeb3の現実に少しやられている時期。
チープで不便だし理想より投資マネーが集まるから
Web3やNFTを標榜する、本当は無価値だと知りつつ
展開されるプロジェクト。

結局GAFAみたいな大資本に牛耳られるのかも
とWeb3の行く末を心配しながら、
それでもいろんなサービスが現実を前に進める。

今はそんな時期。


↑WIRED VOL.44 Web3特集の記事のひとつ。

ウェルビーイングの主要なファクターは6つほどあるとされていて、そこで重要となるのが、自分の仕事に意義ややりがいを感じているかどうか、仕事に対してモチベーションを感じているかどうかです。

↑仕事は内発的な動機に基づいて取り組む
とウェルビーイングが高まるよね、
Web3のDAOやオーナーシップエコノミーは
内発的動機で仕事をすることを容易にする仕組み
を実現しようとしている、

というところまでは同意で
それは理想的だと思いつつ、
「仕組み」としては機能を持っているけれど
実用するにはやはり生活を担保する報酬が必要で
内発的な動機で関わる仕事だけで食える状態
が即ちウェルビーイングMAXなわけで、
「ウェルビーイングにWeb3が必要」という
必要条件にまでは昇華できないぞ、
というのが率直な感想。

トークンエコノミーでは
資本家と経営者と労働者が同一化する
ので
個人事業主やオーナー社長の集団に近い
ように感じています。

Web3はフリーランスにはチャンスが増える
と思いますが、
フリーランスになれば理不尽な仕事とおさらば
できるわけでもなく、
内発的な動機だけで生活費を賄えている人は僅か
だと思います。

Web3のプロジェクト単位でジョブワークする
中でも軋轢や理不尽はきっと多く発生するし、
Web3だからバラ色ってことはないはず。

より自由な働き方が広まるといいね、とは思う
けれど
DAOは進化が必要でCryptoは洗練が必要です。


Web2.0の本質はユーザー参加率の劇的な向上

人が増えれば増えるほど、
情報の質が低下していった

Web2.0企業はユーザーにデータをもらう企業
企業側の傲慢といったものも見えている。
GAFAの4社で東証全部足すより時価総額が高い

Web2.0はユーザーの参加率の向上、
そして情報を集める仕組みの向上によって、
サービスのコアの部分が「ユーザーになった」

Web3は、貢献者全員への分配を前提にした
構造になっている
「Googleの検索の質がいいのは、
私達のデータを使っているからだ、
だから検索を使っているユーザーの50%が
Googleの資産の権利を持つ」みたいな世界観

Web3は「技術的にこういうことできるよね」
という話が先行している。
Webの景色の変化のなさと、
Web3関連で動いているお金の額が連動していない
から、なかなかとらえきれない

働き方とか、プロジェクトの管理の方法とかから
ガラリと変えてしまうし、
下手したら国とは何か、お金とは何か?
というところの観点すら変えてしまうパワーがある

一方で、可能性が無限大すぎて
議論のおもしろさが盛り上がるけど、
手元にあるサービスはまだまだ地道な前進が必要
という状態。


言うならば、自らのテレコム事業の株を新規に公開し、その株を使って自社ネットワーク上のインターネットアプリに資金を提供するようなものである。短期的には伸びるかもしれないが、根本的な前進における、適切かつ持続可能で良識ある均衡ではないだろう。

さらに忘れてならないのは、最も価値のあるインターネット企業は、通信機器メーカーのシスコのような企業ではなく、グーグルやフェイスブックのようにメディアを提供したり、アマゾンのようにコマースを提供する企業であり、彼らはウェブ1とウェブ2の価値を支える中核的存在である。

↑とても重要な指摘。
チェーンとトークンが乱立し、
それぞれの自己資金でDAppsを作ってもらう
だけではWeb3は進展しないと。

Web3の成否やブレイクスルーはやっぱり
有用なサービスが生まれるかどうかで決まる。


パブリックチェーンを使った有用なサービスを
GAFAが提供したらそれはWeb3なのでしょうか?

GAFAがDAO化を宣言することはあり得ない
と思いますが、
AmazonがNFTマーケットプレイスを始めるとか
Kindle本をNFTで提供するとか
暗号資産決済を導入するとか
は有り得る話です。
ユーザーは相当数便利に使うと思います。

今でも中央集権的なブロックチェーンサービスは
たくさんあります。というより大半はそうです。

パブリックチェーンで、暗号資産で、
トークンとDeFiで、
だけど中央集権的なサービスの提供と管理。
そういうものがもっと増えると思います。

ネット広告はWeb3で大きく変わるはず。
個人データのオーナーシップが個人に戻され、
広告+無料提供という形式も減る。

受益者・ユーザーが直接コンテンツオーナーに
対価を支払うダイレクトエコノミーが広がる。
ECのD2C化やSNSの投げ銭もその流れ。
音楽や書籍もサブスク型とは別に
買い切り型が再び登場すると予想します。
サブスク的に聴けるけど手元にも持つ。
ファンのお布施としての購入のような。

ファンの直接課金はWeb3型のサービスで、
広告主の間接課金で無料はWeb2型のサービス
という使い分け・両立がWeb3に向かう流れで
全部がWeb3に置き換わるんじゃないはず。

その中でWeb3らしい有力サービスが立ち上がる
ことがWeb3の理念の魅力や正しさの証明です。


■NFT関連

NFTに懐疑的な人々が嫌いがちな数百万ドル(数億円)もする「サルのJPEG」メーカーYuga Labsは、Andreessen Horowitzから40億ドル(約4836億円)の評価額で4億5000万ドル(約544億円)の資金調達をしたと米国時間3月23日に発表した。

↑桁違い。
a16zが投資しているなら、とは思うけど
なにを実現してくるのか全然わからない。
今のところマネーゲームしか見えない。


■メタバース・VR/AR関連

↑長文のインタビュー記事、
じっくり噛み締めながら最後まで読むと
とても味わい深い内容です。

ねむさんは「覚悟」と表現し、
編集の石井さんは「乗っかって盛り上げていく」
と表現しています。

とあるひとつのVRサービスがメタバース、ではなく
「なりたい自分になる」ためにさまざまな制約から
自由になったデジタルワールドの総称がメタバース。

まだ技術が追い付いていないけれど、
いつかきっと技術自体は実現される。
そして望むかどうかに関わらず大きな流れは
メタバースの実現に向かっている。
そのような流れを認めると見える世界線がある。

去年、世間の雰囲気としてやっとキャッシュレスが
現金を駆逐するレベルで認められた印象です。
あとはおじいおばあのお年玉とラーメン屋だけ!!!
今年は神社の賽銭もお金がデジタル化される予感。

好きか嫌いか、認めるか抗うか、来るか来ないか、
がもう議論されないレベルでキャッシュレス化が
常識になったのがやっと今。

メタバースがそのレベルになるのはあと10年かかる
かもしれないけれど、きっとそちらに向かって
大きな流れは動いていると感じます。

なのでいつ「覚悟」するか、
いつ「流れに乗る」か。
メタバースはそのレベルの概念だと思ってます。

↑とはいえ今すぐに実用化できるのは
デジタルツイン。

人材が限定される+危険など緊急性が高い現場
にはデジタルツインの相性がいいですね。

先日ご紹介した竹中工務店のビル建設時の設計図面の
デジタルツイン化も、ワンミス数千万や事故が人命に
関わるなど重要な現場ではデジタルツインの必要性が
認知されやすいはずです。

ただデジタルツインを作る側にもある程度現場の知識
が必要になるので、参入障壁が高いジャンルです。

↑ものすごく専門性が高い「製造業」の記事
工場設計やラインの効率アップに携わる方向け

変種変量変流生産は、いつどこにボトルネックが発生するかが予見しにくく、稼働率を少し上げただけでどこかに仕掛品の渋滞が発生し、納期遅れの原因にもなります。

リアルタイムで現在の工場の「流れ」を完全に写し取るデジタルツイン、そしてAIによる「流れの画像認識」などを活用すれば、広域の流れのリアルタイム把握、1時間後の流れのシミュレーション予測、流れの即時修正などが可能となり、稼働率を上げても渋滞が発生しなくなります。

↑デジタルツインの言葉の定義を丁寧に説明
した記事です。

例えば自動車の外装・内装のデザインには
かなり以前から用いられてきました。

初期は3D CADでデザインモックアップとしてのみ
でしたが、精度が増すにつれてパーツ分解設計、
強度計算、風洞での空力シミュレーションなど
「見た目」以外の確認にも使えるように。

人の流れなどのデータを重ねれば、街づくりや防災地図の作製などに生かせる。

のように、3D VRデータだけでなくその上に
他のシミュレーションデータを重ねたり
実際に動作させてみることができるのが
今のデジタルツインの進化だと思います。

先の旭化成の水素製造プラントも、故障や事故を
シミュレーション再現できれば遠隔で指示をする
ベテラン技術者もより状況を的確に認識して対処
できるようになるかもしれません。
いや遠隔から直接ロボットで対処しちゃうかも。

逆にこのシミュレーション技術の応用で、
メタバースの中で風雨を再現したり
NPCがリアルに街にいる状態を作る
なんてこともできるかも。

「リアルデジタルツイン」と呼ぶ解析技術によってボールねじの新しい内部構造を設計。加えて、これを具現化する専用加工機や高精度な測定技術によって本技術を開発した。ボールに加わる荷重バランスを最適化して、ボールにかかる最大荷重を下げることで寿命が延びるという(図3)。

↑産業用デジタルツインは
記事の分類を分けたほうがいいかな・・・
記事本数が最近急に増えてきたし。

↑この週末に開催!

ライブ配信後のメタバース空間での交流。またまた「バーチャル渋谷」が未来を先どり?

仮想ライブ空間「SHOWROOM」での高画質オンラインライブと、都市連動型メタバース「バーチャル渋谷」でのファンミーティングがセットになった有料ライブイベント「JAM JAM powered by smash.」が、3月26日(土)と27日(日)に開催されます。

↑Decentraland Metaverse Fashion Week
の記事ではこれが一番充実。

↑アイデンティティが憑依した状態なら
ファッションショーの意味が伝わるはず。
そうでなければアバターとNFTの展示会。
同じものを見ても伝わり方が大きく違いそう。

↑大手ブランドがたくさん参加しているので
ニュースも華やか!

↑本日11時オープン!
https://jrakiba.vketcloud.com/VAW/

公式メディアパートナーとして「文化放送」A&G(アニメ・ゲーム)ゾーンと連携
アニメ・ゲーム・声優ファンから熱狂的支持を集めるラジオ局「文化放送」のA&Gゾーンと連携したコラボレーション企画です。VAW内に文化放送ブースを展開するほか、A&G番組のパーソナリティやスタッフ、リスナーが、VAWの特徴である「オフ会ルーム」を使用したVR交流を行う予定です。

↑おぉ文化放送!

↑東京芸術大学がデジタルツイン作った!
さすがの超ハイクオリティ!
読み込みがかなり重いですが必見。

メタバースとは何か?それは『仮想空間のこと』。

↑めちゃくちゃ狭義だな。

↑さすがUbisot。地球規模のデジタルツインでも
火星移住メタバースでも自由自在かもしれん。

↑発表直後からかなーり使われてる!
設定手順記事はありがたい。

↑大勢の動物が会議してる様子って
ものすごくSFっぽい。
ODD TAXIの世界観みたい↓


■NFTゲーム・GameFi・P2E関連


■国際動向

↑タイ、暗号資産に厳しい・・・

↑より詳しい記事。
投資対象としては税制緩和しましたが
決済手段として普及すると法定通貨が
機能しなくなることを心配している模様。
NFTのようなデジタルアイテムの決済にも
使えないように読めます。

↑直感的に「敵国」が生まれると感じてる。


■ウクライナ情勢


■事件・事故


■チェーン・コイン関連

↑これまで何本かこの話題の記事がありましたが
これが一番納得感が高かったです。
3ページ目が結論まとめ。


■資金調達


■取引所関連


■投資関連

↑囲い込み、なのかなぁ。


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