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働き方改革の第一歩は、必要性を認識すること

働き方改革がいろいろ騒がれていますが

リモートワークを取り入れることで働き方改革なのでしょうか?

残業を減らして定時に帰ることが働き方改革なのでしょうか?

私は、いずれも本質とは少しずれているかと思っています。

今回は私の考える働き方改革の本質的な部分について書いていきたいと思います。

チーム全員が必要性を考えること

働き方改革の本質的な部分は何なのか?

この問いにはいろんな答えがあると思うのですが

私は

自分が大切にするものを実現するために、働き方を変える活動

と捉えています。

冒頭にも書きましたが、すでに働き方改革を行なっている会社は

リモートワークを取り入れていたり

コミュニケーションツールの導入や

Microsoftなんかでは週休3日を取り入れたりなどが進んでいます。

その例をみて、

じゃあうちもリモートワークを取り入れて働き方改革だ!

というのは私は違うと思います。

人によってはリモートワークは集中できないし、コミュニケーション取りづらくなるのが嫌だ、という人もいるでしょう。

チャットツールを導入しても、「結局利便性が感じられない」とか「メールも使うのだから片方に統一したい」などの意見を持つ人もいるでしょう。

つまり、人によって必要性を感じる部分は異なる、ということをまず理解する必要があると思っています。

人それぞれ感じ方は違う、ということを理解した上で

メンバーはどういう働き方を望んでいるのだろうか?

というところを、各自が自分自身で考えて

その考えをみんなで共有することが大切です。

その話し合いの中で

じゃあ、こういう対策をやっていこうか

などの議論があり、それが結果としてリモートワークなのか

残業規制なのか、週休3日の制度などの導入につながってくるのだと思います。

ただ単にツールや制度だけ、バーンと導入したところで

うまくいってメンバーから高評価を得ることもあるかと思います。

私はリモートワークやフレックス、ジョブローテーションやチャットツールなどは活用していきたい派なので、そのツール自体を否定はしません。

ただ、個人個人が本当にそれ必要なんだっけ?

今の組織の働き方の問題点ってそこなんだっけ?

というところを考えない限り

本質的な部分は変わらないと思います。

なので、働き方改革を進めるにあたって

まず第一歩となるのは

自分自身で今の働き方の問題点と、自分自身どのようになりたくて

どのような働き方をしていきたいのか、自分の価値観を認識するところからスタートなのではないでしょうか。


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