森づくりフォーラム

市民参加型の森づくり活動を推進・サポートしているNPO法人です。 代表は哲学者の内山節…

森づくりフォーラム

市民参加型の森づくり活動を推進・サポートしているNPO法人です。 代表は哲学者の内山節です。「森とともに暮らす社会の実現」をめざしています。 https://www.moridukuri.jp/

マガジン

  • フォレスト21さがみの森

    国有林をフィールドに、新しい森林のあり方を提案する「モデルフォレスト」を目指した森づくりを進めています。フィールドでの取り組みや現在の状況を紹介します。 参加希望の方はこちらからどうぞ。 https://www.moridukuri.jp/about/field.html

  • 森紀聞

    森や地域についてのエッセイです。 筆者は『日本の森を支える人たち』中沢和彦さん

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    「続・森は誰のもの?~森林コモンズを活かす明日へ~ 森林と市民を結ぶ全国の集い2023」全プログラムアーカイブ(動画・発表者スライド資料)

    2023年6月10日(土)6月11日(日)に行われた、森林と市民を結ぶ全国の集い2023「続・森は誰のもの?~森林コモンズを活かす明日へ~」の全プログラムアーカイブ動画(閲覧のみ)と、発表者登壇資料PDF(閲覧・DL可)のセットです。★アーカイブ動画の視聴URLは、ご購入後にご案内いたします。プログラム・出演者の詳細は下記URLをご参照ください。https://moridukuri.jp/forumnews/commons2023detail<アーカイブ内容>講演その①:斎藤 幸平さん「人新世における森林コモンズの可能性」講演その②:内山 節さん「日本の多様な森のあり方と森林コモンズ」【分科会1:わたしたちの森林コモンズを語り合おう!】話題提供千葉 和さん(NPO法人遠野エコネット 代表理事)中越 信和さん(NPO法人ひろしま人と樹の会 理事長)    平賀 裕子さん(伊那市ミドリナ委員会 副委員長)コーディネーター大石 淳平さん(認定NPO法人時ノ寿の森クラブ 事務局長)【分科会2:所有と利用から考えてみよう!森林コモンズのこれまでとこれから】話題提供國岡 将平さん(合同会社MANABIYA 代表社員/鳥取県智頭町地域林政アドバイザー)五十嵐 敬喜さん(弁護士/法政大学名誉教授)森田 秀之さん(地域プロジェクトマネージャー/株式会社マナビノタネ)コーディネーター赤池 円さん(私の森.jp編集長)【分科会3:歴史・文化から探ってみよう!森林コモンズのこれまでとこれから】話題提供渡辺 尚志さん(一橋大学名誉教授/松戸市博物館館長)聞き手小野 なぎささん(一般社団法人 森と未来 代表理事)水谷 伸吉さん(一般社団法人 モア・トゥリーズ 事務局長)矢島 万理さん(公益社団法人 国土緑化推進機構)【クロージングセッション:森林コモンズを活かす・ 守っていくための具体的なアクションとは?】コメンテーター内山 節さんコーディネーター鹿住 貴之さん(認定NPO法人JUON(樹恩) NETWORK事務局長)    パネラー坂本 有希さん(フェアウッド・パートナーズ /一般財団法人 地球・人間環境フォーラム)國岡 将平さん矢島 万理さん※分科会1~3およびクロージングプログラムアーカイブには、各発表者のPDF資料がございます。※分科会1アーカイブ動画については、当日配信に乱れが生じたため、一部の音声に欠けが生じております。■「森林と市民を結ぶ全国の集い」について森づくりに関わる市民や関係者が一堂に会し、活動推進に当たって情報交換を行うとともに、 そのネットワーク化を図ることを目的に、1996年から毎年開催しています。これまでの開催記録:https://www.moridukuri.jp/moridukuri/tsudoi.html★参考■前回の「森林と市民を結ぶ全国の集い2022」について・森は誰のもの?~森林コモンズを考える~  2022年5月18日(水)~6月4日実施・プログラム詳細URL:https://www.moridukuri.jp/forumnews/commons2022detail・実施レポートURL:https://onl.sc/BB9vc3d
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    特集号 No.4「脳・身体と森との関りから考えるウェルビーイング」稲本正・落合俊也 ~森から人へ 人から森へ~

    ============================================<森づくりフォーラム特集号 第4弾>本誌は、森づくりフォーラムが運営する森林社会学研究会の連続講座「森から人へ 人から森へ」特別回『脳・身体と森との関わりから考えるウェルビーイング -稲本正×落合俊也 対談-』(2020年12月18日)の講演記録です。============================================-----<構成>-------------------------------------------------------○はじめに ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥2~3P○脳と森から学ぶ日本の未来―共生進化を考える‥4~28P  ー 稲本 正 (オークヴィレッジ株式会社会長・東京農業大学客員教授)○すべては森から‥‥ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥29~51P ー 落合俊也 (株式会社森林・環境建築研究所 代表取締役)○対談「共生とウェルビーイング」‥‥‥‥‥‥51~66P------------------------------------------------------------------------私たちがこれから森林・自然と関わりながら、自身のウェルビーイングを形づくっていくためにはどうすればよいでしょうか。オークヴィレッジの創始者・稲本正さんと、環境共生住宅を提唱する建築家・落合俊也さんに、それぞれの見地とアプローチから提案していただき、対談を交えながら、共に考えることを目的の一つとして本講座を実施しました。稲本さんは『脳と森から学ぶ日本の未来』という本を、落合さんは『すべては森から―住まいとウェルビーイングの新・基準』という本を2020年に発刊されています。それぞれ、森林と人の身体的な関わりを基点として、「よく生きる」「幸福」といった概念を社会的にも個人的にも考えていく為の本です。二人の著書に共通する「森林とウェルビーイング」を本講座のメインテーマとして据えています。お二人のご講演後の対談も収録しておりますので、ぜひご拝読いただければと思います。(森づくりフォーラム事務局長・宮本 至)
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    特集号 No.3「森と獣と人」田口洋美・石﨑英治 ~森から人へ 人から森へ~

    ============================================<森づくりフォーラム特集号 第3弾>本誌は、2015年より継続開催している、森林社会学研究会連続講座「森から人へ 人から森へ」第10回「シシ荒れから見た森林」(2017年12月実施)第14回「鹿と猪はこう食す!知りたい森と獣害のこと」(2019年4月実施)の講演記録です。============================================-----<構成>-------------------------------------------------------○はじめに ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥2~3P○シシ荒れから見た森林 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥4~27P  ー 田口 洋美 (狩猟文化研究所 代表・東北芸術工科大学芸術学部 歴史遺産学科 教授)○鹿と猪はこう食す!知りたい森と獣害のこと ‥28~51P ー 石﨑 英治(株式会社クイージ 代表取締役・株式会社おおち山くじら 代表取締役)------------------------------------------------------------------------『森はひとつだけの考え方では とらえきれない存在である。 所有者の森でありながら、 その森は多様な社会的役割を果たし、 しかも森はすべての人のものだという 一面ももっている。 そもそも自然の領分を人間が 分割所有しているのだから、 所有権だけでは割り切れない 課題が生じるのである。 そしてだからこそ多様な主体が 森と関わり、 多様な森の価値を高めながら 所有者たちをも支えていくことが 必要になる。 この展開の中に「森づくりフォーラム」がある。』 内山 節
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    「続・森は誰のもの?~森林コモンズを活かす明日へ~ 森林と市民を結ぶ全国の集い2023」全プログラムアーカイブ(動画・発表者スライド資料)

    2023年6月10日(土)6月11日(日)に行われた、森林と市民を結ぶ全国の集い2023「続・森は誰のもの?~森林コモンズを活かす明日へ~」の全プログラムアーカイブ動画(閲覧のみ)と、発表者登壇資料PDF(閲覧・DL可)のセットです。★アーカイブ動画の視聴URLは、ご購入後にご案内いたします。プログラム・出演者の詳細は下記URLをご参照ください。https://moridukuri.jp/forumnews/commons2023detail<アーカイブ内容>講演その①:斎藤 幸平さん「人新世における森林コモンズの可能性」講演その②:内山 節さん「日本の多様な森のあり方と森林コモンズ」【分科会1:わたしたちの森林コモンズを語り合おう!】話題提供千葉 和さん(NPO法人遠野エコネット 代表理事)中越 信和さん(NPO法人ひろしま人と樹の会 理事長)    平賀 裕子さん(伊那市ミドリナ委員会 副委員長)コーディネーター大石 淳平さん(認定NPO法人時ノ寿の森クラブ 事務局長)【分科会2:所有と利用から考えてみよう!森林コモンズのこれまでとこれから】話題提供國岡 将平さん(合同会社MANABIYA 代表社員/鳥取県智頭町地域林政アドバイザー)五十嵐 敬喜さん(弁護士/法政大学名誉教授)森田 秀之さん(地域プロジェクトマネージャー/株式会社マナビノタネ)コーディネーター赤池 円さん(私の森.jp編集長)【分科会3:歴史・文化から探ってみよう!森林コモンズのこれまでとこれから】話題提供渡辺 尚志さん(一橋大学名誉教授/松戸市博物館館長)聞き手小野 なぎささん(一般社団法人 森と未来 代表理事)水谷 伸吉さん(一般社団法人 モア・トゥリーズ 事務局長)矢島 万理さん(公益社団法人 国土緑化推進機構)【クロージングセッション:森林コモンズを活かす・ 守っていくための具体的なアクションとは?】コメンテーター内山 節さんコーディネーター鹿住 貴之さん(認定NPO法人JUON(樹恩) NETWORK事務局長)    パネラー坂本 有希さん(フェアウッド・パートナーズ /一般財団法人 地球・人間環境フォーラム)國岡 将平さん矢島 万理さん※分科会1~3およびクロージングプログラムアーカイブには、各発表者のPDF資料がございます。※分科会1アーカイブ動画については、当日配信に乱れが生じたため、一部の音声に欠けが生じております。■「森林と市民を結ぶ全国の集い」について森づくりに関わる市民や関係者が一堂に会し、活動推進に当たって情報交換を行うとともに、 そのネットワーク化を図ることを目的に、1996年から毎年開催しています。これまでの開催記録:https://www.moridukuri.jp/moridukuri/tsudoi.html★参考■前回の「森林と市民を結ぶ全国の集い2022」について・森は誰のもの?~森林コモンズを考える~  2022年5月18日(水)~6月4日実施・プログラム詳細URL:https://www.moridukuri.jp/forumnews/commons2022detail・実施レポートURL:https://onl.sc/BB9vc3d
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    特集号 No.4「脳・身体と森との関りから考えるウェルビーイング」稲本正・落合俊也 ~森から人へ 人から森へ~

    ============================================<森づくりフォーラム特集号 第4弾>本誌は、森づくりフォーラムが運営する森林社会学研究会の連続講座「森から人へ 人から森へ」特別回『脳・身体と森との関わりから考えるウェルビーイング -稲本正×落合俊也 対談-』(2020年12月18日)の講演記録です。============================================-----<構成>-------------------------------------------------------○はじめに ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥2~3P○脳と森から学ぶ日本の未来―共生進化を考える‥4~28P  ー 稲本 正 (オークヴィレッジ株式会社会長・東京農業大学客員教授)○すべては森から‥‥ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥29~51P ー 落合俊也 (株式会社森林・環境建築研究所 代表取締役)○対談「共生とウェルビーイング」‥‥‥‥‥‥51~66P------------------------------------------------------------------------私たちがこれから森林・自然と関わりながら、自身のウェルビーイングを形づくっていくためにはどうすればよいでしょうか。オークヴィレッジの創始者・稲本正さんと、環境共生住宅を提唱する建築家・落合俊也さんに、それぞれの見地とアプローチから提案していただき、対談を交えながら、共に考えることを目的の一つとして本講座を実施しました。稲本さんは『脳と森から学ぶ日本の未来』という本を、落合さんは『すべては森から―住まいとウェルビーイングの新・基準』という本を2020年に発刊されています。それぞれ、森林と人の身体的な関わりを基点として、「よく生きる」「幸福」といった概念を社会的にも個人的にも考えていく為の本です。二人の著書に共通する「森林とウェルビーイング」を本講座のメインテーマとして据えています。お二人のご講演後の対談も収録しておりますので、ぜひご拝読いただければと思います。(森づくりフォーラム事務局長・宮本 至)
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    特集号 No.3「森と獣と人」田口洋美・石﨑英治 ~森から人へ 人から森へ~

    ============================================<森づくりフォーラム特集号 第3弾>本誌は、2015年より継続開催している、森林社会学研究会連続講座「森から人へ 人から森へ」第10回「シシ荒れから見た森林」(2017年12月実施)第14回「鹿と猪はこう食す!知りたい森と獣害のこと」(2019年4月実施)の講演記録です。============================================-----<構成>-------------------------------------------------------○はじめに ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥2~3P○シシ荒れから見た森林 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥4~27P  ー 田口 洋美 (狩猟文化研究所 代表・東北芸術工科大学芸術学部 歴史遺産学科 教授)○鹿と猪はこう食す!知りたい森と獣害のこと ‥28~51P ー 石﨑 英治(株式会社クイージ 代表取締役・株式会社おおち山くじら 代表取締役)------------------------------------------------------------------------『森はひとつだけの考え方では とらえきれない存在である。 所有者の森でありながら、 その森は多様な社会的役割を果たし、 しかも森はすべての人のものだという 一面ももっている。 そもそも自然の領分を人間が 分割所有しているのだから、 所有権だけでは割り切れない 課題が生じるのである。 そしてだからこそ多様な主体が 森と関わり、 多様な森の価値を高めながら 所有者たちをも支えていくことが 必要になる。 この展開の中に「森づくりフォーラム」がある。』 内山 節
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最近の記事

VOICE(2)フォレスト21”さがみの森”-植林祭の頃 ●中井正博

 私が「森林ボランティア」の世界に足を踏み入れるようになったのは、平成9年春の林野庁人事異動がきっかけでした。林野庁に勤め17年、もっぱら国有林野事業や民有林行政に携わってきましたが、直接の担当部署に異動。緑の募金法が施行された直後で、平成7年の阪神・淡路大震災を契機にあらゆる分野で「ボランティア」の力が世の中に認められるようになった頃です。「全国の集い」もこの頃に始まっています。  もちろん、それ以前に、森づくりフォーラムをはじめ先人達の取組があったのですが、その中でも「

    • VOICE(1)森をめぐる市民参加のかたち ●内山節

       日本の森を守り、よりよい森をつくりだしていく市民参加の活動がはじまってから、半世紀近くが経過した。私はこの活動は着実に広がっていったと思っている。なぜなら今日の日本には、狭い意味での森林ボランティアの活動に限定されない、森を視野におさめたさまざまな活動が存在しているからである。  たとえばそれは「森のようちえん」にも現れているような、森林教育的な動きだったりする。あるいはそれは、山村から都市郊外にまで広がる地域づくりの活動で、そのなかに地域の森の維持、管理が内包されていた

      • 仙洞寺山の歴史

         ■ 烽火台(のろしだい)  フォレスト21”さがみの森"は神奈川県相模原市緑区青山にある、仙洞寺山国有林内にあります。仙洞寺山という名前は、山麓にある仙洞寺という寺の名前から付けられたといわれています。仙洞寺は曹洞宗の寺で、1430年の開山とされています。現在、お寺は仙洞寺山の東の麓にありますが、昭和40年代までは山の中腹にありました。  仙洞寺山には、遺構や文献が残っているわけではありませんが、位置や展望といった地理的条件と、近くに「火海峠(ひうみとうげ)」という地名

        • 市民参加の森 -フォレスト21"さがみの森"-で育んできたこと ●中沢和彦

          ■ 新しき時代へ  『新しき時代へ』。ちょっと大げさなタイトルのTV番組がありました。1997年に製作されたものです。  番組は、スタートしたばかりのさがみの森を紹介しています。地拵え、植樹、放置されていた丸太を簡易製材機で挽き、細い幹枝は薪にまとめます。そうした作業に取り組む多くの笑顔が映っています。  ハンドマイクで参加者に語り掛けているのは、当時の「森づくりフォーラム」代表の園田安男さんです。園田さんは東京都日出町に活動拠点のある市民団体「花咲き村」で福祉や森林づ

        VOICE(2)フォレスト21”さがみの森”-植林祭の頃 ●中井正博

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        • フォレスト21さがみの森
          7本
        • 森紀聞
          3本

        記事

          白磁の森『森紀聞』第3回

          韓国・国立山林博物館と樹木園 2001年6月に韓国を訪ねたことがある。もう、11年前になっている。 観光旅行だったのだけれど、せっかくだから、 とソウルから北へ40kmほどにある国立山林博物館と 樹木園(京畿道抱川市)を数人で訪ねた。 樹木園を訪ねるには5日前の予約が必要だった。 ウェブで調べると、それは今も同じだ。 また、山林保護のために一日5000人のみ入場と なっていることも変わりないようだ。 10年前の私たちは、ソウルから来たボランティア・女性案内者と 観光ガイド

          白磁の森『森紀聞』第3回

          桜運動会(秋田県美郷町) 『森紀聞』第2回

           おだやか 今年の桜は、しばらく前に津軽海峡を渡ったようだ。 記憶に残っている桜がある。 5年前の春、秋田県仙北郡美郷町の千屋小学校を訪ねた。 美郷町は、奥羽山脈のすそ野、大仙市の南に位置している。 と、記しても、「大仙」も「美郷」も、頭の中の地図は「・・?」 のままだろうか。角館の下で大曲から右に行ったあたり、 と記すと私にはイメージしやすい。 けれど、角館は仙北市だし、大曲は大仙市ということになっている。 ともあれ、美郷町は、千畑町・六郷町・仙南村が合併して生まれた

          桜運動会(秋田県美郷町) 『森紀聞』第2回

          皆伐地からのスタート~市民による森づくりのこれまで~(1997年~2019年のフォレスト21"さがみの森"活動史)

          最初は雑然とした皆伐地 1997年1月、市民団体が森づくりを始める現地検討会ということで、仙洞寺山の皆伐跡地の見学会が実施されました。下の写真が当時の皆伐跡地で、ここから現在の「さがみの森」となりました。  尾根を歩くと見晴らしがよく、新宿方面までよく見えました。皆伐地の面積は4.5haで、南側の小山頂の標高は531m(林班区分図による)、西側と中央、東側に尾根があり、西側と中央の間には深い谷が刻まれていました。現場は雑然とした冬枯れの景色が広がっていて、林床には細い枝ばか

          皆伐地からのスタート~市民による森づくりのこれまで~(1997年~2019年のフォレスト21"さがみの森"活動史)

          「美人」の松之山(新潟県十日町市) 『森紀聞』第1回

          日本列島は森の島々だ、と思う。 車窓からは「同じよう」、に見える森も、近寄ってみれば、歩いてみれば、 その表情の豊かさに驚かされる。 北から南、海岸から高山、街から山里、ふるさとの森、あこがれの森、 うるわしの森、不思議の森、見上げる森、たたずむ森・・・。 さまざまな風景に、いきものに、音に、人に、森で出会える。 スッとして ある年の5月はじめ、20数年ぶりで松之山を訪ねた。 残雪のブナ林は固くて滑りやすい。慎重に歩いていくと、撒いたように茶色 が広がっている。芽鱗(が

          「美人」の松之山(新潟県十日町市) 『森紀聞』第1回

          【フィールドの成り立ち】フォレスト21”さがみの森”

           1995年、「国民参加の森林づくり運動」をさらに推進することを目的に、「緑の募金」が法制化されました。そのことを記念し、緑の募金運用の実施団体である(公社)国土緑化推進機構は、緑の募金による国民参加の森林づくりのシンボル事業として、関東森林管理局東京神奈川森林管理署が所有する仙洞寺山国有林の一部、4.5haを活用して「緑のボランティアの森」記念造成事業を実施することとなりました。フォレスト21"さがみの森"のはじまりです。  現在は森づくりフォーラムと東京神奈川森林管理署

          【フィールドの成り立ち】フォレスト21”さがみの森”

          【アクセス】フォレスト21"さがみの森" 都心から日帰りで通える!

           フォレスト21”さがみの森”は、東京都から50㎞圏内の神奈川県相模原市緑区青山にあります。高尾山などと並んで、都心からでも十分日帰りで通える森です。 ■アクセス・電車でお越しの場合 活動日は、午前8:30に橋本駅南口前で集合します。集合場所から現地までは ボランティアスタッフの車・レンタカーに同乗して移動します。 ・車でお越しの場合 ■フィールド所在地について フィールドは丹沢山林の北端、仙洞寺山(標高583m)の中腹にあります。北向きの2つの沢をはさんで東向き~北北

          【アクセス】フォレスト21"さがみの森" 都心から日帰りで通える!

          【フォレスト21"さがみの森"とは?】市民参加型の森づくりフィールド

          フォレスト21「さがみの森」は、神奈川県相模原市内にある仙洞寺山国有林をフィールドに、新しい森林のあり方を提案する「モデルフォレスト」を目指した市民参加型の森づくりを行なっています。 コンセプトキーワードは『多様性』と『継続性』です。 月2回実施している定例活動には子どもから大人まで、 どなたでも参加できます! 豊かな森の中で、林業体験や自然観察などを楽しめます。 作業用具完備、指導者もいますので、 初心者のご参加も大歓迎です! お問い合わせ・お申し込みはこちら活動日と

          【フォレスト21"さがみの森"とは?】市民参加型の森づくりフィールド

          森づくりフォーラムについて

          私たちは1990年代に東京の森林・林業関係者、行政、市民らが、 集い、任意団体としてスタートしました。 戦後以降、エネルギー利用や産業構造の変化に伴い、中山間地域の過疎化が進み、森の守り手の減少は今も続いています。 林業従事者の数は全労働従事者の0.1%にも満たない状況です。 日本の国土を占める森林の割合=森林率は68.5%(FAO,2015年)。 これから持続的に日本の豊かな森をつくり、守り、活かしていくためには、 関係者だけでなく、市民も協働でアクションを広げていく必

          森づくりフォーラムについて