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肌に負担をかけずに新しい化粧品を試す方法

新しい化粧品を使ってみたら、自分の肌に合わなかった、かぶれてしまったという経験ありませんか?

より美しくなりたくて、新しい化粧品を試すのに、それが肌の負担となり逆効果になると、とても残念な気持ちになりますよね。

私は敏感肌のため、新しく試したい化粧品があるときは、全成分を確認し、二の腕でパッチテストをしています。

にもかかわらず、昨年ある美容液を使用したら肌がかぶれてしまい、炎症を発症。皮膚科にも通い、完全によくなるまでに半年近くかかり…

慎重に新しい化粧品を試したはずなのに、なぜそんなことになってしまったのか、今後新しい化粧品を使用する時はどんなことに気をつければいいのか、新たに学ぶことがたくさんありました。

かぶれるのは一瞬ですが、肌が回復するのには時間がかかります。

そんなことにならないために、肌の性質と私の実体験を踏まえ、肌への負担を最小限にして、新しい化粧品を試すには、以下の3つのポイントを押さえることが大切だと思っています。


肌に負担をかけずに新しい化粧品を試すための3つのポイント

1:月経サイクルの中で肌の調子のよい時期に試す。
2:一気に試さない。アイテムを一つずつ1週間試す。
3:紫外線のあたる場所でパッチテストをする。


ここから先は、上記の3つのポイントについて、詳しくみていきます。


1:月経サイクルの中で肌の調子のよい時期に試す

私たち女性の肌は、女性ホルモンの影響を受けるため、月経サイクルの中で、肌の調子がよい時期と悪い時期があります。

お肌の調子がよい時期は、月経後から排卵前になります。
この時期は、女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が優位になり、身体の調子が最もよい時期で、お肌の調子もよい時期になります。

エストロゲンは、女性らしさをつくるためのホルモンで、エストロゲンが存在している間、皮膚は厚みや弾力性があり、お肌の調子がよくなります。

新しい化粧品を試すのなら、お肌の状態が安定する月経後から排卵前の時期が、肌に負担が少なく、おすすめです。

反対に、生理前や生理中はお肌が敏感になりやすいので、人によっては、いつも使っているスキンケアでもしみたり、赤くなることもあるので、新しい化粧品を試すのは、避けた方がいいでしょう。



2:一気に試さない。一つずつ1週間試す

新しい化粧品を試す時、サンプルをもらったり、お試しセットを購入したりする機会も多いと思います。

お試しセットの場合、洗顔料、化粧水、美容液、クリームなど、フルラインがセットになっています。それら全ての化粧品を同時に使いたくなってしまいますが、それが肌にとっては大きな負担となります。

スキンケアのフルラインを一気に変えると、肌にとって環境の変化が大きく、それが負担となってしまいます。

お肌にとって、環境の変化というのは、大きなストレスになるのです。

季節の変わり目に肌が荒れやすかったり、揺らぎやすいのも、環境の変化が大きいからです。


また、複数の化粧品を一度に試すと、肌に異常があった場合、使った化粧品のうちどれが肌に合わなかったのかがわからない、という難点があります。

肌に負担をかけないためには、肌環境を一気にガラッと変えない、変えるとしたら少しずつ変えて、徐々に慣らしていくことが大事です。

具体的には、まずは一つの化粧品を1週間使い、問題がなければ次の化粧品をまた1週間試す、これを繰り返します。

たとえば、化粧水を1週間使用して問題がなかったら、次は美容液を1週間試し、問題がなかったら、次はクリームを一週間使用する、といったように。
もちろん、かぶれや赤みなど、異常があった場合は、すぐに使用を中止します。

アイテムを一つずつ、一週間試し、問題がなければ、次のアイテムを使う。

この手順をしっかり踏まえることで、お肌への負担を減らすとともに、どの化粧品が自分には合わないのかを見極めることができます。



ポイント3:紫外線のあたる場所でパッチテストをする

新しい化粧品を使う際、敏感肌の方であれば、自分でパッチテストをすることもあると思います。

敏感肌の私は、新しい化粧品を使う時は、パッチテストをします。昨年、新しい美容液を試した時も、パッチテストはもちろん行いました。
その結果、問題がなかったので使い始めたら、なんと顔全体がかぶれてしまいました。

なぜ、そんなことになってしまったのか。

それは、二の腕でパッチテストをしただけだったからです。
二の腕というのは、通常紫外線がほとんどあたりません。
ですから、二の腕のパッチテストでは、化粧品を塗った状態で日光を浴びた時に、かぶれないかどうかのチェックができないのです。


化粧品で皮膚がかぶれないかどうかを判断する場合は、大きく分けて次の2つのケースを考慮する必要があると考えています。

1. 化粧品の成分自体が原因で炎症が起きる
2. 化粧品を塗った状態で紫外線にあたると炎症が起きる


私の場合、二の腕のパッチテストで1をクリアし、油断して顔全体に美容液を塗ってしまったら、見事に2に該当し、皮膚炎になってしまいました。

そのため、二の腕のパッチテストで問題がなかったら、次は、紫外線のあたる場所でパッチテストをすると、より安心です。

手首の内側や、顔のある一箇所だけに500円玉大で化粧品をつけてパッチテストするのが、おすすめです。

そして、外出する際などに、あえてその場所に紫外線があたるようにし、問題がないか確認するといいですね。

そうすることで、たとえ化粧品が合わず、かぶれたとしても、被害を最小限に抑えることができます。



今回お伝えした3つのポイントを押さえれば、肌へ必要以上の負担をかけずに、新しい化粧品を試すことができます。

敏感肌の方はもちろん、肌が強いから私は大丈夫と思っている方でも、新しい化粧品を使う時は、かぶれないにしても、自分の肌に合わない可能性はあります。

今回の内容を参考にして、出来るだけ肌へ負担をかけずに、新しい化粧品を試していただけたらと思います。




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