宇宙人みたいな素敵な子供達を
長女は6年間引きこもり、だった。意を決して、病院に行こうと誘いだした母に、病院なんて行きたくない、診断なんて受けたくない、病名をつけてそれを普通じゃないとして生きるのは、嫌だと言った。病名は人を生きづらくさせるだけだと。私は病気じゃない、普通だと言った。普通になりたいだけだ、と言った。
長男は今、中学に普通にいけていない。集団生活がとても苦手。長女と違って彼は、病院で色々みてもらいことに抵抗がない。死ぬか生きるかの瀬戸際の時は、やはり医療機関と繋ぐことが必要になると、母は気がついて、詳しいことを書くことは避けますが、病院で診察を受けた。
どんな子も特殊な人だと隔離しないで。ほんと特別じゃない。学校に行けないことも、家にいることも。
きっと大丈夫!
色々な経験をして、きっと大丈夫、と今はいえる。はっきりと。
人は人を助けられない。人は人を変えられないことを、何度も何度も悟るのだ。ただ、自然に軽く。自分で考えて自分で悟る。自分の中心を大事にする、深呼吸をして見つめる大切さ。依存しない。母も子供達も別々の人生を生きている。
大切なことは
生きることを面白がれること。
自分の想いを伝える少しの勇気を持つこと。
それが伝えたいこと。
ただね、子供のためだと、近づいてきて、アドバイスしてくる大人はエゴのひとが多いから、だから、ちょっとでも違和感があったり、聞きたくないことは、聞かなくていい。必要なアドバイスは、時がたてば自然とはいってくるものだから。
そうそう
新しい公教育に望むこと
今、教育のことが色々議論に上がるけれど、中学の授業とか、オンライン配信とか普通にやって欲しいと、切実に母は想っている。YouTubeライブとか録画とかでやってほしい。そしてリアルもオンラインも普通に、出席も評価もなにもかも、同じにしてくれたら、どんなに選択肢が広がるだろうと。どんなに可能性が広がるだろうと。公立では難しいのかな。
みんな違ってみんないい
宇宙人みたいな素敵な子供達を、特別だと、声高に叫んで隔離しないで。正しくあることを求め過ぎないで。みんな違ってみんな自然だ。光を信じること。母の想いを少しだけ吐き出させて。
未来の子供達に繋いでいく何か。いま。