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#26 仕事以外でもOK!強みはどんどんアピール 『社会人1年目の働き方』

こんにちは、森本千賀子です。本日も『後悔しない社会人1年目の働き方』より、新社会人の心得から、必ず成果・成長に結びつく働き方、効力がある働き方、勝つためのルールなどをお伝えしてまいります!

■「自分ブランド構築」は業務に関係なくてもOK

#25でお伝えした「自分ブランドの構築」のためには、まず社内をリサーチ。すでに「第一人者的存在」がいる分野は避け、まだ誰も手をつけていない領域を狙うといいでしょう。また、「この業界の情報に強い」といったビジネス的なことでなくても、「自分ブランド」の確立は可能です。

私の部下だった、ある新人の例をご紹介しましょう。彼は営業成績は目立たなかったものの、部署の打ち上げや歓送迎会などで流すメモリアル映像やメッセージ映像の制作で際立った才能を発揮していました。画像や動画を巧みに編集し、絶妙なタイミングでBGMを挿入し……、その出来栄えを誰もが絶賛。その評判が広がり、他部署からもイベントの映像制作の依頼が来るようになったのです。

会社での業務に直接関係のない能力ではありましたが、結果的に彼は社内で広く認知され、あちこちから重宝される人材となり、社内ネットワークを築くに至りました。

■「おしゃべりが好きな人」には積極的にアピール

このように「自分ブランド」を広げていくためには、自分の得意なことをどんどん発信していきましょう。なるべく多くの人に知っておいてもらえば、ふとした機会に「そういえば、彼(彼女)は○○が得意らしいよ」「△△にくわしいといえば、彼(彼女)だよ」などと、自分がいないところで評判が伝わっていきます。

特に、社内に広いネットワークを持っている人、おしゃべりが好きな人には積極的にアピールしておくといいでしょう。あなたの強みを、あなたに代わってあちこちで宣伝してくれるかもしれません。

これから入社を控え社会人一年目として希望に燃えている、もしくはどんなふうに頑張っていけばいいか不安に思っている人、新人としてこの一年を過ごしたもののまだまだ力不足を感じている人。そんな若手ビジネスマンに向けて「後悔しない社会人1年目の働き方」についてお伝えしています。

また、社会人1年目の方だけでなく、若手ビジネスマンの育成、指導をされている 上司・先輩世代の方にもヒントになればと思っております。

『後悔しない社会人1年目の働き方』
仕事場でのルール、「社会」のオキテ、気配りの作法、モチベーションの保ち方、挫折した時の復活の仕方などについて、自身の経験や後輩指導の経験はもとより、企業トップ・人事担当の視点も持つ森本千賀子ならではの考え方・アイデアを伝授します。


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